「いえ純文学です」を含む小説

夢半ばで敗れた「俺」と、その対極にいる「お前」。 「俺」は「お前」に対して、積もり積もった感情をぶちまける。 ―――――――――――― ※カクヨムコンテスト10【短編】応募作…

その項目にチェックを入れ忘れてしまったせいで、「私はロボットである」ということになってしまったようだ。きっかけは多分、一昨日の夜…

紛らわしいですが、秋日影少女と連なっています。 （順番で行くと、『赤い涙はさようなら』から『秋日影少女』に続く感じです） 20歳のとき、太宰治賞で二次まで残りましたが、あの頃よ…

私は私の最期の景色までしっかりと私が望んだようなものであったと思う。 私は元来、恒星によって煌めく宇宙という事物に羨望なのかもわからない多大な好奇心を抱いていた。 そして私の最期…

2011年10月15日、少女を拾った 2011年11月25日、日記を付け始めた 不特定多数の閲覧できる日記に本名を使うわけにも行かないため、見た目の似ていたゲームのキャラクターか…

　高校に入る頃には、由美は心理学や哲学に興味が移行していた。 　文章や散文詩、気が向けば絵画も自分の好きなように描いていたが、自分の好きなもので生活したいほどの強い要求は見いだせ…

男廓、朝雲町。 表通りに揺れる提燈が一等派手に照らすは町一番の大見世『白藤屋』。 白藤の咲き乱れる朱塗り格子の向こう、座するは極彩を纏った男たち。 怪しい町に構えた怪しい店の、楼…

気付けば真っ白な壁に囲まれた病室で寝ていたぼくは、はっきりとしない意識のなか、唐突にやってきたある少女と対面する。ぼくはその少女のことを知らなかったけれど、ぼくはその少女に、まる…

未だ言にあらず――それは、未だ言葉としてなかった物事に宛がわれた言葉の未《いま》だ。 それを『未言』という概念で産み出していったのが、未言屋店主です。 その未言屋店主の思い描い…

つまらぬ田舎からの帰り、プラットホームで母と汽車をまつ…。

私は書いた。クリスマスに幸せな人々が、愛を存分に感じる様子を。私は、本当のことを、書いたのだ。

４期目突入！♡ タイトルを超簡素化しました♡ 楽杏アリスのひとりつぶやきの フォースシーズンです♡ 時事ネタ・おバカなネタが混ざり合う♡ 初めての方も常連さんの方も アリスの生き…

　ここは、さまざまな種族が生存する世界。 　主人公であるベルメルシア家の御令嬢アメジストの種族は、人族（ひとぞく）。 　自分の信念を曲げない正しき道を歩む彼女は、とても慈悲深く、…

狂うように好きな気持ちを受け止めてくれる人が、好きな人だったらどんなに嬉しいだろう。ずっと隣にいてくれたら、どんなことでも乗り越えられる。これからも二人で歩んでいけるよね？

大体1話あたり2分で読める短編集です。 一部世界観がつながった作品がありますが、どこから読んでも問題ないです。 おすすめの短編は★がついています！

星の名を賜った獣共は、人々の願いを叶えるために人間の住む世界へと降り立っていく。銀河鉄道列車ミーティアに乗って現れた彼らは、時に契約者たる人間に賛同し、時に反論し、人であった頃の…

病弱な主人公が雪に誘われる、静かなお話です。