概要
少し話をしようか。あなたの心の闇に巣食う邪気を祓ってみせよう。
白川家は平安時代から、非皇族でありながら、朝廷で最も重要な役職である神祇伯に任じられ、王号の世襲を許されるほど絶大な権利を誇っていた。
しかし、白川家の長兄であった白川涼雨は、妹の小雨が宿した邪気(雨)を祓うために、白川流の邪法に手を出して、白川家を破門になってしまう。
そして、都から江戸に放逐された涼雨は、大きな事件に巻き込まれていくのだが…
※霊枢治療師シリーズ 第一部 白川涼雨「雨供養」は全三章の構成になっております。
(今回の物語は第一章です)
この物語の全構成は、第0部(伯雨編)、第一部(涼雨編)、第二部(時雨編)の三部構成になっており、全ての物語が時代を超えて繋がる壮大な物語です。
しかし、白川家の長兄であった白川涼雨は、妹の小雨が宿した邪気(雨)を祓うために、白川流の邪法に手を出して、白川家を破門になってしまう。
そして、都から江戸に放逐された涼雨は、大きな事件に巻き込まれていくのだが…
※霊枢治療師シリーズ 第一部 白川涼雨「雨供養」は全三章の構成になっております。
(今回の物語は第一章です)
この物語の全構成は、第0部(伯雨編)、第一部(涼雨編)、第二部(時雨編)の三部構成になっており、全ての物語が時代を超えて繋がる壮大な物語です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!時代を超えた救いの真髄
秘伝の技術を持つ鍼灸師が治療するのは患者の心。
江戸時代の転換期の雰囲気を感じながらも、そこには卓越した技術と、患者が抱える切実な重みがあり、鍼灸師の技の巧みさは、そのまま細やかな筆致によって克明に浮かび上がります。
そして鍼灸師もまた、重みのある背景を持っているから、読みながら深みを感じることになります。
陰陽の描写など物語には独特の薄暗い空気が漂い、どこか怪奇ものを予感させる緊張感もあるのが心地いい。
救うべきものは何か…
心は身体の中にあるからこそ、その心を通じて本当の意味での救いをもたらそうとしている。
読みながらそのような印象を受けました。
時代小説でありながら、この物…続きを読む - ★★★ Excellent!!!江戸の町で評判の白川先生は
白川先生って、お針の先生のことだね。
いやさ、あの先生に針を打ってもらうと随分と楽になるんだよ。
それにさ、上方からお越しになったとかで、ちょっと品もよくてさぁ。
いい男なんだよ。ま、そんなもんだからさ。
またどっか具合が悪くなってくれりゃぁ、なんて、つまんない事まで浮かんじまう位さぁ。
噂によるとね。あの先生じゃなければ癒えない病ってもんがあるらしいんだよ。
どうやって手当なさってるんだろうねぇ。
近くの神主さんにきけば、白川ってお家は随分と立派な血筋なんだっていうんだよ。
そうと聞いたら、なんか大層なまじないかなんかかねぇ。
ここだけの話なんだけど、
ちょっと前にあった大火事のことだ…続きを読む