概要
止まっていた二人の時間を再び動かし始めたのは、一通の手紙だった。
ある日、バイトから帰宅した少女は、自宅の前に倒れている少年を見つける。
少年は記憶喪失だった。持っていたのは、薄汚れて読めなくなってしまった一枚の手紙だけ。
なぜ、記憶をなくしたのか。なぜ、どうして、ここにいるのか。
見えない自分を知りたいと願う少年に、少女は手を貸すことを決める。
そしてそれは、やがて二人を取り巻く数年前の悲劇の謎を、徐々に紐解いてゆくことになる。
少年の過去とは? 少女の願いは?
理解を深めてゆく二人の影で、絶望の淵はゆっくりと口を開け始め……。
もしも、手紙よりも言葉よりも簡単に、そして確実に、想いを伝える手段があったなら──。
『カクヨムWeb小説コンテスト』参加作品です。
少年は記憶喪失だった。持っていたのは、薄汚れて読めなくなってしまった一枚の手紙だけ。
なぜ、記憶をなくしたのか。なぜ、どうして、ここにいるのか。
見えない自分を知りたいと願う少年に、少女は手を貸すことを決める。
そしてそれは、やがて二人を取り巻く数年前の悲劇の謎を、徐々に紐解いてゆくことになる。
少年の過去とは? 少女の願いは?
理解を深めてゆく二人の影で、絶望の淵はゆっくりと口を開け始め……。
もしも、手紙よりも言葉よりも簡単に、そして確実に、想いを伝える手段があったなら──。
『カクヨムWeb小説コンテスト』参加作品です。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?