概要
前題『原作終了後。ギャルゲーの悪役に転生した俺が壊れかけている原作主人公、ヒロインを救済する話』
気がつくと、俺は、学生時代に夢中になったギャルゲー『君と紡ぐ三年間』の世界にいた。
悪役キャラ『篠宮蓮』として。
生で原作見れんじゃんと意気込んだ
俺は“篠宮蓮”としてのロールプレイを徹底し、
嫌われ役を続け、ヒロインたちの恋を後押しする。
ゲームの知識を駆使して選択肢を最適化し、
無事に水瀬ルートを「クリア」した……はずだった。
1章
しかし、物語が終わった後の世界では、シナリオにない“世界”が待っていた。
浪人生活に苦しむ佐伯、無理をして支える水瀬、
2章
もしかして、ここは俺が知ってるギャルゲーの世界じゃないのでは?と疑問を持つ篠宮。
彼は、一つの思い当たる選択肢が脳裏をよぎ