概要
青山翠雲が辞世の句として、カクヨムの世界に住まうすべての人にアホリズムの中にアフォリズム(箴言警句)を放つ!
「写生派」一時代を築いた作家が哀と愛しみと少しばかりの可笑しみもを背負いながら彷徨し、徐々に本来の筆力を取り戻し、打算力に支配された世界を救うために戦う感動巨編ストーリー。
閉店時間迫る!駆け込むなら今だ!筆者を思いとどまらせることは果たしてできるのか!?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!お前はもう読んでいる!
青山翠雲氏の芥シリーズ最終作。(ほんとに最終かどうかは疑わしい)
是非 Ⅰ から読んで頂きたい大作である。
Ⅰ〜Ⅳまでは、世界的時事を盛り込んだSFファンタジーだが、このⅤは一味違うテイストになっている。
すなわち、その時事的要素は、このカクヨム におけるハートや星獲得に関するさまざまな問題点を鋭く指摘して、それを面白おかしく批判する構図=カク戦争になっている。
もちろん、青山翠雲さんの作品だから射◯はデフォルトであるが、今回の主人公は、セイシローとユリア。ん?どこかで聞いたことがある名前だって?それは気のせいです。
その二人が繰り出す技の名前にも注目してほしい。そして散りばめられた…続きを読む - ★★★ Excellent!!!これが『青山翠雲』です
人は何故、創作をするのでしょうか。
その答えは人によって異なるのではあるのでしょうけれど、身の内から湧き出る意欲に突き動かされて、という人は多いのではないでしょうか。
しかし、創作欲によって書き始めたは良いものの、他者からの評価が気になってしまって右往左往した経験のある方も、また、多い事でしょう。
本作もそんな創作者の心をテーマとしている作品……のはずなのですが、やはりそこは『青山翠雲』氏。
明後日の方向からのアプローチといい、妙に格調高い前振りからの本編の内容といい、「この人にしか書けない」世界観を構築しています。
本作はシリーズ5作目。
シリーズを通して読んでみると、作者が書きたいもの…続きを読む - ★★★ Excellent!!!カク戦争勃発! 悪辣な異世界ファンタジーに立ち向かう文芸勢!
ううむ、すごい、これはすごい。たまげました。
カクヨムのカルトヒーロー、青山翠雲さんの最新作。芥シリーズ完結編。フィナーレに相応しく、素晴らしい作品ですよ。ちょっと長めですが、第3話が特にお勧めですね。
物語は、終末世界で勃発したカク戦争で、そこに迷い込んでしまった青山翠雲氏が、なんでか都合よく記憶をなくし、例によってグラマー美女といい仲になって、異世界勢に立ち向かう文芸の旗を振り、総本山に乗り込むお話です。「北斗の拳」のパロディになっていますね。
よくまあ、こんな、ギャグのエキスだけ抽出したようなテンションMAXの文章を何千字も書けるものです。汲めど尽きせぬセンスの源泉をお持…続きを読む