概要
イノセント -それは、罪のない様子。汚れを知らないさま。無辜。無垢。-
その狩りは突如として始まった。野火が枯れ山を一気に焼き尽くすかのような勢いで。しかし、引火すれば、則ち、それはこの世の終わりでもある。
短編の名手と謳われた青山翠雲氏がジャスト1000文字でぶっ放つ、一気読み必須のストーリー。
あなたは、1分間息をせずに、本作を読み通せるか!?それが、生きるか死ぬかの分かれ道となる。
すでにサイレンは鳴らした。あとは黙って読まれたし!イノセントワールドを潜り抜け、命あらばまた会おう!
短編の名手と謳われた青山翠雲氏がジャスト1000文字でぶっ放つ、一気読み必須のストーリー。
あなたは、1分間息をせずに、本作を読み通せるか!?それが、生きるか死ぬかの分かれ道となる。
すでにサイレンは鳴らした。あとは黙って読まれたし!イノセントワールドを潜り抜け、命あらばまた会おう!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!彼はseek燕 スー。私はデタラメ・シークエン スー
この物語は、ごく普通のサラリーマンである「私」が、自身の持つ
「超絶にクサいオナラ」
「完璧な無音でのスカしテク」
という二つの特技を武器に、
過酷なオフィス社会を生き抜く様を描いた、
一種のサバイバルノベルだ。
傍から見ると、彼は非常に厄介な人物である。
しかし、彼本人の行動原理。
彼は、燕のごとくオフィスという
広大な空間を彷徨い続け、
定住地をseek(探す)しようとする!
社会的な居場所を確保しようとする!
これは、必死の生存戦略なのだ!
その根底にあるのは、
他者から理解されない才能や、
社会から疎外される恐怖といった、
普遍的な人間の感情なのだろう。
しかし、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!いろんな意味で、とんでもなく濃い1000文字小説
カクヨム文芸界の異端児、青山翠雲さんの最新作は、今大流行りの1分小説でした。
が、これ、1000字しかないのに、主人公が放出する匂いのエキスのごとく、濃いのなんのって。絶対1分じゃ読めません。翠雲さんが、「息を止めて一気に読みなさい」と書いておられたので、やってみましたが、冒頭で早くも挫折しましたw
短い作品ですのでストーリーをご紹介するとネタバレが怖いのでやめておきますが、とても楽しい作品でした。主人公の秘密の放屁にかける情熱やプライドが、かえって自分の首を絞め、最後はスメルランドとも言うべき一体に島流しになってしまう、その末路が哀れを誘いました。
しかし、ラストシーンの救いの…続きを読む