概要
住む住人達が必ず自殺を敢行する『アパルトメントヘヴン』。
『アパルトメントヘヴン』の大家、兼住人の糞じじいタカハシを中心に、バンバン住人が自殺する、各自の青春時代や生きる事に対する葛藤も見事に表現した感動自殺巨編。
最後にタカハシ伯父も自殺します。
最後にタカハシ伯父も自殺します。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!タカハシのクソ爺ィィッ――！！
自殺。人類が誇るべき文化である。
切腹。日本の生み出した自殺の最高のカタチ。
タカハシ老人が経営するアパルトメントヘヴンは住人の自殺が絶えない。その陰には、「自殺倶楽部」なるカルト的伝説をも奇書の存在があった。
今日もアパルトメントヘヴンで住人が自殺する……。
自殺志願者の死から始まり、その検視、解体が生々しい筆致によって描かれる。その先には自殺の素晴らしさ、後ろめたさ、神秘性が語られ、読者の価値観を大いに揺さぶることだろう。
本物の宇宙人である宇宙書店と、その最愛のクソ爺・タカハシが手を組み、自殺に秘められた真実を紡ぎ出す一大自殺エンタテインメント。