概要
BL小説といったチャラチャラしたものではなくて。
とうとう50歳という大台に乗った涼二。今から30年ほど前、音大生だった頃にゲイ社会に跳びこんだことを思い出している。当時はLGBTなんて言葉はなく、社会の裏でひっそりとでも良いから幸せになりたいと思っていた。意を決してゲイバーでバイトを始めたことで色んな人との出会いと別れを繰り返し、社会の水面下に隠れた様々な問題に触れていく。今の自分の原点がそこにあったことを振り返りながら、これからの自分の生き方を改めて考えていくこととなる。
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