隣の席のサキュバスさんはヤンデレ気質だとしても可愛い

どういうわけか高校から急に友達のできなくなった俺──日野森薫は、左隣の席で一人静かに本を読む絶世の銀髪女子──聖城百合に淡い恋心を抱いていた。

そんなある日、俺は知ってしまう。密かに思いを寄せていた彼女はなんと、男の精を糧に生きるサキュバスだったということを。

ただ、当の本人はそんな境遇でありながらも、実は純愛を夢見ているようで、それに感銘を受けた俺は、彼女の夢を叶えてみせると心に誓う。

ところが、聖城との関係が良好になっていく一方で、なんかその時になって右隣の席に座っていたアイツの様子が、段々おかしくなり始めて……？

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大好きな人のそばに居続けるために、死に物狂いで尽力する……そんな愛と憎悪と、理性と本能とで揺らぐ、ちょっぴりダークな三角関係ラブストーリー。

※ヤン…続きを読む