拝読していると、終始言いしれぬ不安が忍び寄ってきます。小さなダメージをチクチクと積み重ねられ、一つ一つは痛くないが、振り返ってみると蓄積したダメージが大山になっているといった感じです。部屋で一人で拝読していると、背後が気になりますが、ぜひとも薄暗い部屋でそうした「正体不明の不安感」を楽しまれることをおすすめいたします。
タイトルにもありますように『怪異』というのを忘れさせないような文章であり、読めば読むほど不気味さが感じ取れました。物語はまだ冒頭ですが、クオリティが高いです。ぜひ皆様も読んでみてはいかがでしょうか?
五感に訴えてくる恐怖の描写は実におぞましくそれゆえに目をそらせない魅力を感じてしまいますホラーが好きな人なら間違いなく楽しめる作品です
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