カクヨムコンテストについて
先日、第9回カクヨムコンテストの読者選考の発表がありました。通過した方、おめでとうございます。残念ながら落ちてしまった方、諦めないでください。カクヨムでは他のコンテストもあります。
さて、今回はカクヨムコンテストにフォーカスを当てます。他のコンテストは事前準備が難しいためです。ただ、一部のコンテストには応用可能です。
よくスマホゲームでメンテナンスが終わると、「メンテナンスが終わったな?」「メンテナンスが明けるとどうなる」「知らないのか? またメンテナンスが始まる」というネットミームが出回ります。これは面白おかしく表現したものですが、これはカクヨムコンテストにも言えます。
確かにカクヨムコンテストの読者選考は終わりましたが、そこで終わりではありません。本当に書籍化を目指すなら、今から次回のカクヨムコンテストに向けて準備すべきです。ライバルに差をつけるチャンスです。では、具体的にどうするか。
その1。当たり前ですが構想を練る。
その2。創作論またはエッセイを書いて導線を確保する。これは繰返しになりますが、大事なことです。小説以外のものを書くことで自身の勉強にもなりますし、新たなファンを増やすチャンスでもあります。創作論を書いたならば、その作品のフォロワーが作者のフォロワー獲得にもつながります。また、アルファポリスなどのweb小説サイトにも作品を投稿することで導線を確保するという方法もあります。他にもXを通して導線を確保するするのもいいでしょう。
その3。ひたすら読書する。ここでいう読書はカクヨムの作品で話はなく、紙の書籍です。図書館で借りるのが一番でしょう。お金がかかりません。書籍を読むことで今まで得られなかった知識・考え方を吸収できます。特におすすめは哲学や新書です。哲学と聞くと難しそう、と感じるかもしれません。別に原作を読む必要はありません。新書なら噛み砕いて説明してくれますので、そちらをおすすめします。
また、特定の分野の新書を4、5冊読みましょう。そうすれば、その分野の知識は一定の水準に達します。おすすめは宇宙、生命の歴史などの理系分野です。書き手の方は多くが文系出身だと思います。理系の本を読むことで文理どちらも一定の水準に達します。カクヨムのSFの多くはVRMMO系です。その中で読書の知識を活かして根拠に基づいた作品を書けば、一定の評価がされるのでは? というのが持論です。
かなりざっくりとしていますが、まとめるなら「カクヨムコン9で落ちても気にするな。次回に向けて今からスタートダッシュをしよう」です。落胆するのも分かりますが、下を向いてばかりではどうしようもありません。読者選考を通過した人が安心している間に差をつけましょう。
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