カクヨムを星★の数から分析する
「せっかく小説を書いたのに星がつかない……」ということは誰でもあることです。私も先日投稿した作品に星がつかず自信喪失しています……。そんなとき、「じゃあ星0の作品の割合ってどれくらい?」と気になったので、今回は星の数からカクヨムを分析します。
※2024年3月19日時点のデータです。
執筆時点で全部で約44.8万作品あります。では、星が0の割合はというと約35%です。
星0 44.8万中15.4万 約35%
星1以上 44.8万中29.3万 約65%
この数字をどうとらえるかは個人次第です。そもそも、この記事を書いている瞬間にも新作が投稿されて星0の作品が増え、一方で星が1つでもつく作品が増えています。一つの参考値としてください。まあ、誤差の範囲でしょう。
では、星1以上の作品の分布は? と気になったので調べてみました。下記のとおりです。
星1000~ 約3,000作 約1%
星100〜999 約17,000作 約5.8%
星10~99 約114,000作 約38.9%
星1~9 約159,000作 約54.2%
――――――――――
合計 29.3万作 100%
やっぱり星1000はすごいな、というのが感想です。あまりにも異次元すぎるので、もう一つの基準で見てみましょう。星100以上、つまり三桁以上の割合は約6.8%です。ここも大きな壁になっていそうです。そこで、ジャンルごとに星100以上の作品がどれだけあるか見てみましょう。星の数=面白さではないですが、一つの参考にはなるでしょう。星が多い順にしています。
異世界ファンタジー 6803
ラブコメ 3872
恋愛 2417
現代ファンタジー 2307
現代ドラマ 1361
SF 915
ホラー 596
エッセイ 538
歴史 506
詩・その他 442
ミステリー 264
創作論 150
異世界ファンタジーがぶっちりです。カクヨムの読者の求めるものと合致しているのが大きそうです。また、現代ドラマより下は星三桁となっており、一つの境でしょう。
ここまで星の数を通して分析してきたわけですが、最初の話である「星0で悲しい」という人に向けて言うならば、連載中の場合は星がつくのはまれです。最初の数話が面白ければつく可能性がありますが、普通は完結してから評価するはずです。そのまま書き続ければ評価されて星がつく……はず。短編でかつ完結済みの場合、星がつかないのは中身に問題があるか、タイトル・キャッチコピーで読者を惹きつけられていないかです。PV自体が低い場合はタイトルなどを変えれば星がつく確率が高くなる……はず。
ここまで星について書いてきたわけですが、星の数=面白さではありません。身内評価もあるからです。また、星はあくまでも書き手の承認欲求を満たす一つの要素でしかありません。星がつかなくても、自身で満足できる内容ならそれでいいのです。星の数に振り回されないようにしましょう。
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