まずはテンプレからはじめよう
今回はタイトルそのものが結論です。まずはテンプレに沿って小説を書きましょう。「おいおい、単純な異世界ファンタジーは避けろ。他のジャンルと掛け合わせろと言っていたじゃないか!」という反論があろうかと思います。まあ、慌てずに最後まで読んでください。
みなさん、ピカソはご存知ですよね? 「泣く女」など独特な作風で有名です。では、彼は最初からその作風だったかというと、少し違います。画家はまずはデッサンから始めるでしょう。基本ができていなければ、独自の作風を作ることは無理でしょう。ピカソも例外ではありません。
これは小説家にも同じことが言えます。基本がなっていなければ、応用は無理です。
茶道などには「守・破・離」という概念があります。
「守」は師匠の教えを守ること、つまり小説で言えばテンプレを書くことと言えると思います。
次に「破」ですが、これは師匠の教えをベースにしつつ、自分なりの型を目指すことです。
最後に「離」。自分なりの型が出来上がったら独立することです。
ここまで読めば、ある程度の方はなぜテンプレから始めるべきか、分かったかと思います。テンプレなくしてオリジナルなし、です。カクヨム内でヒットするかは別として、まずはテンプレに沿って書いてみましょう。この際、ヒットしなくても悲観しないことが重要です。前のエピソードでも書きましたが、自信をなくした瞬間、負のループに陥ります。
ひとまずテンプレを書け、と言いましたが別に小説にこだわる必要はありません。プロットレベルで良いのです。むしろ、その方が時間の節約になります。ただ、この場合はプロットと小説は違うものであることを念頭に置いてください。プロットが上手くても、小説として文章化することは話が別です。
今回のまとめとしては「いきなりオリジナリティを出さずに、まずは基本に忠実に」となります。今回は短いですがこの辺で。
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