長編を書きたい方へ

 今回は「長編を書きたい!」という方向けの話です。



 結論からいいます。長編は書こうと思って書くものではなく、勝手に長編に(文字数が10万文字を越える)なるものです。残酷ですが、現実です。



 もう少し分かりやすくしましょう。例えばミステリーを書きたい方は「このトリックはいける!」と思って小説を書き始めるかと思います。しかし、ミステリーは1つのトリックでは、到底長編にはなりません。10万文字にしようとすると、話がだれて読者が離れます。


 もし、カクヨムコンテスト10に向けて執筆しようとしても(このエピソード執筆時点では、カクヨムコンテスト9の結果は出ていませんが)無理やり長編にするのではなく、自然と長編になるように心がけましょう。


 ミステリーであれば、複数のトリックを組み合わせれば10万文字を越えるかと思います。やはり、出し惜しみはダメです。


 もし、最終話までのプロットが完成し、10万文字を越えるなら、近況ノートなどで「今回の作品は完結保証です」と書きましょう。読者はエタる可能性がある作品は読みません。事前に完結保証をすれば、読者は増えるかもしれません。



 ここまで、少し厳しいことを書きました。ですが、今回の話を活かせば、自然と長編が書けるかもしれません。なにごともトライ&エラーです。長編になるかは置いておき、まずは自分が好きなように書きましょう。


 短いですが今回はこの辺で。

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【4500PV感謝】ラノベ作家になるための創作論〜数値で見るラノベの厳しい現実〜 雨宮 徹 @AmemiyaTooru1993

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