おすすめする穴場ジャンル
みなさんは「カクヨムで上位ランカーになって、編集者の目に留まり書籍化を目指したい」という方もいると思います。そうではなく「お小遣い程度にリワードがもらえればいいや」という人もいるかと思います。どちらの方にも共通する話として「どのジャンルを書けばヒットするか」があるかと思います。今回はそんな話です。
結論から言いますと、おすすめするジャンルはミステリー、ホラーです。これはこの創作論で何回か書きましたが、特に短編ミステリー(もしくは短編ミステリー集)をおすすめします。目立つという意味では創作論もおすすめです。
SFを穴場ジャンルに思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、スペースオペラ、ロボットなどの純然たるSFで勝負するのは分が悪いです。まあ、私はロボットが好きなのでSFジャンルで書きますが。なぜSFは穴場ではないかというと、VRMMOが猛威を振るっているからです。
少し遠回りしますが、週間ランキングが異世界ファンタジーで占められていることはみなさんご存じかと思います。これらは作者自身が世界観を構築できるので、歴史ものなどとは違い制約がありません。そんな中でチート、ハーレムなどのストーリーを書くわけですが、このジャンルでランキング、それも上位に入るのは困難です。特にカクヨムを始めたての方は。知名度がないといくら面白い作品を書いても埋もれてしまうからです。
そこでVRMMOの登場です。これらは一度ゲームの世界に入ってしまえば、作者の好きなように設定できます。異世界ファンタジーで上位に入れないと思った書き手が今まで穴場だったSFにVRMMOで進出してきました。これを問題と思うかは人それぞれかと思いますが、事実です。
さて、すでに述べたようにミステリーをおすすめしているわけですが、短編集にするのがベストです。短編だと瞬間的にランキングに入りますが、すぐに圏外になります。また、長編をおすすめしないのは謎と解答の両方をうまくつなげるのが難しいからです。短編集のおすすめ作品例としては米澤穂信先生の『氷菓』です。
短編集をすすめるのにも理由がありまして、そのうちの一つが自主企画を考慮してです。みなさんご存じかと思いますが自主企画は更新順に上から表示されます。一つの自主企画が終了して、他の自主企画に参加しても、単発ものは当然下に埋もれます。これを回避するためです。
まとめると、ミステリーとホラーがおすすめ。ミステリーなら短編集がよりおすすめ、といったところでしょうか。今回はこの辺で。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。