小さな成功体験で自信を持つ
みなさん、書籍化を目指すにあたってカクヨムで活動されているわけですが(小説家になろう等で活動されている方もいるかもしれませんが)、自作がランキング上位に入ったことはありますか? 異世界ファンタジーではかなり、いや不可能に近いレベルです。なぜなら、上位作品は星が多く、他の読者からある程度の面白さが担保されているからです。すると、新規読者も安心して読めます。そして、ランキング上位に居座る、この成功のループが適用されます。
みなさんはこれらの作品と自作を比べて、「自作の書籍化は無理なのでは?」と考えたことがあるでしょう。他者との比較、これは絶対にやめましょう。自己嫌悪に陥り、負のループにハマります。
では、どうすれば自作に自信を持てるのか。創作論を書きましょう。「いきなり何言っているんだ?」という疑問があるかと思います。ですが、ちゃんと理由もあります。
カクヨムにておいてマイナージャンルはミステリーとホラーだと書きましたが、もう一つマイナーなジャンルがあります。それが創作論です。このエピソードを書いている時点で、本作は創作論ランキングで10位です。書き始めた時は創作論で上位を目指すことは考えていなかったので、意外な結果でした。
このように、創作論であれば上位に入り込む余地があります。上位に入り込めば「自分は創作論で上手くいったんだ、本業の小説でもうまくいくに違いない」と自信が生まれます。また、創作論を書くことで自分の小説の書き方を整理するきっかけにもなります。
最近、読了した本に『一生折れない自信の作り方』があります。やはりここでも小さな成功体験を蓄積することで自信につながり、ポジティブになる、ということが書いてありました。
私は軽度のうつ病でかつネガティブ思考ですが、会社の保健師にこういう指導を受けました。
「毎日、小さなことでも良いからできたことを一言メモにしなさい」と。これは前述の話と一緒で小さな成功体験からポジティブ思考を目指す方法論です。
ですから、皆さんも小さな成功体験を積み重ねましょう。別に最初は「早起きして朝から執筆できた」くらいでも良いのです。そこから少しづつ前進し「創作論で上位に入った」など成功体験が大きくなります。
内容をまとめるとこうです。「上位作品と比較して自作を卑下しないこと。自信を持つには創作論から始めるのが良い」。
今回は創作論からは少し外れ、精神論に近いものとなりました。ですが、自信を持つことは重要だと考えます。今回はこの辺で。
追記
創作論を書くことのメリットについて補足します。創作論は書き手が一番欲しい情報なので、必然的にPVが増えます。すると「自分の創作論は間違っていない」という自信に繋がります。また、PVが増えるということは、もらえるリワードが増えます。一挙両得だということを念頭に置いてください。
そして、中身がしっかりしていれば星やフォロワーが増えます。必ずではありませんが、創作論をフォローした方は、作家もフォローする場合があります。そうすれば、小説を書いたときに読んでもらえる確率が上がります。創作論を書くことで自作への導線となることを意識しましょう。
さらに追記
2024年3月9日現在、自主企画で創作論を集めています。この企画に参加すれば自分の創作論を読んでもらえる確率が少しは上がります。
ただ、同じ自主企画に参加している者同士の評価ではランキングに反映されませんので、読み合いの強制は無意味です。絶対にやめましょう。
また、創作論はマメに更新することを推奨します。自主企画では更新がされた順に上に表示されます。より読んでもらえる確率が上がります。注意点として、創作論を意識しすぎて本業の小説を書くことをおろそかにしないようにしましょう。
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