第27話

そろそろ下に行くか

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「父さん、早く朝ご飯の準備をして」

「は、はぃー」

「おはようございます。お母様、お父様」

「あら、おはよう。でも父さんには様はいらないからね」

「わ、わかりました」

「で、父さんは準備出来た?」

「もう少しです」

「お母さん、お父さんへの扱いもうちょっと」

「駄目よ!!」

「なんで?」

「何故ってこれと同じ事が2回あったからよ。例えば、こんなことわざがあるでしょ。

『仏の顔も三度まで』と、そういうことよ」

「ふ~ん。お父さん”Guilty”」

「えぇー」

「いいから準備は?」

「もう終わりました、、、」

「では父さん抜きで食べましょ」

「な、なんで」

「なんでって、使用人が同じ机で食べられると思って」


ガクン

(お父さんは膝から崩れ落ちた)

「では食べましょ」


『いただきます』

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ


「兄ー来るの早いね」

「まぁーな。で親父は、、、」

「親父てだれかしら?もしかして、使用人の事かしら」

「うん、、、その使用人の事」

「使用人なら家事をやっているわよ」

「へぇー。じゃあいただきます」


もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ


「ごちそうさま/でした」

「お粗末さまでした」


もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

もぐもぐもぐ

「ごちそうさま」

「お粗末さまでした」



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