第26話
「え、でもそれは、、、」
「大丈夫です、兄は度胸の「ど」もないですから」
「妹としてそれはどうなの」
「複雑ではありますが、この一点に関しては絶大な信用がありますから」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ほゎー、寝ちゃったかー。スマホ、スマホはどこに」
〝ぷにぷに、ぷにぷに〟
(何だこれは?)
「えぇーな、なんでユウが俺の布団に居るんだよ!?」
「兄、変態」
「ちょっと待ってージョー違うんだよこれは」
「な、何やっているのよアサ」
「こ、これは違うんだよ」
「なにが」
「二人ともーからかうのは、もう辞めて朝ご飯食べに来なさーい」
『はーい』
「兄も早く食べに来てね」
「わかった、、、」
いったい俺が寝たあとに何が起こったんだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時は遡り、ユウがアサと一緒の布団で寝ろと言われた直後に
「あらあら、醜い姿を見せてしまってごめんなさいね」
「大丈夫です」
「一ついいかしら?」
「いいですよ」
「ぶっちゃけ、息子の事好き?」
「、、、うーん」
「大丈夫よ。嫌いて言っても取って食ったりはしないから」
「わかりました。私はまだ好きかどうかはわからないです。ですがピンチになった私を助けて地上に連れて行ってくれた時はキュンとしました」
「兄、そんなことまで、、」
「あらあら流石お父さんの血を引いているだけはあるわね」
「お母さんどうして?」
「助宇には言っていなかったわね。そうだねお父さんと私の出会いはほぼ同じだからよ」
「じゃあ私もあなたの事を第二のお母さんだと思っていいですか?」
「全然いいわよ」
(うわぁここまで発言が一緒だと引くわー。でも私を3人目の子供が出来たのは入れしいわ)
そこから1時間かけて仲を深めていきました
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます