第8話

「相手はまずドラゴンゴブリンだ!!

a級ダンジョンまでならボスになれるぞ」

「ウリャー」

「何やってる!!血を早く循環させろ!!死ぬぞ」

「わかっているよ」

(落ち着け俺、いつものように体を回せ!!)

「TEYAーーーーーーーー」

(オーやるね~)

「殺ったか」

「惜しいね。でも今回はここまで」

「e」

       ザン



「第1関門はとっぱじゃな」

「そうですね」

「そうじゃな次の技を教えるか」

「待ってよ、親父」

「なんじゃ」

「こいつには「血」を使って欲しくない」

「なんじゃと、何故だ」

「こいつには家は相応しくない。新時代の子だ」

「そうか、お前が決めたのならばそれで良い」

「ありがとう。父さん」

「なんじゃい!?ここぞという時に『父さん』

てズルいじゃろ」

「ん?あれ俺はダンジョンでゴブリンと戦って」

「そうよ。ゴブリンと戦って死にかけていたから助けたのよ」

「え、でも気を失う前はまだ戦えていたはずじゃ」

「その通りよ。でもねこのまま戦っていたら朝求あなたは死んでいたわ。だから私が気を失わせた」

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