第13話

「自宅」に移動しました


「親父いるかー」

「兄、お帰り。今父さんはダンジョンに行っているよ。」

「いつ帰ってくるか聞いているか?」

ぶんぶん

(顔を横に振って否定するのかわいー)

「どうしたの?」

「いいや。なんでも無い」

「そう。ならいい」



「なんか今日は疲れたなー。ゲームでもするか!!」



お、メールが来ている


(神情報:コヤツは言い訳をしているが学校ではボッチだったんじゃ。だからメールが届く事は基本的には無い。だからメールには敏感なんじゃ。)


も、もしかしたら高校のやつらかな?


from ちょうさいえんてぃすと株式会社

to 田中朝求

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

突然のメール申し訳ございません。

田中朝求様は「いざ、最強への近道」の抽選に受かりました。

賞品の「DX強化パワード装置アタッチメント」を9月29日にお送り致します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

、、、そんなのやってたっけ?

まあ、いいか

『貰える物は貰っとけ』と爺さんが言っていたし、、、


トントン

「兄、ちょっといい?」

「いいよ」

「わかった。じゃあ入るよ」


ヒュー ガチャ


「で、用事は何かね?」

「さっきこんな物が届いたんだけど。兄、まだそういうのを卒業してなよ。妹として恥ずかしいからさ」

「いや、ちょっと待って、これはちが」

「はい、はい、言い訳、言い訳」

(どうやって名誉挽回をするか。このまま本当の事を言っても、余計に言い訳ぽくなるし、、、そうだ!!)

「これは実は交差点で助けたおばあちゃんが『孫にあげたものを親に返されてしまいどうするべきか迷ってるんじゃ』と言われたから、在庫処理のていで貰ったんだ」

「ふ~ん。わかった。じゃあーあげる」

「ありがと」

「じゃあ私は、下に行くから」



とりあえず開けるか


いざご開帳 

おぉなんてことでしょう

外箱はスー○ー戦隊とかのと同じような箱ですね。ちゃんとDX日○刀のように「鳴る」

「喋る」なのか

       いいですね~

で説明書は、、、

        無いだと

気を取り直して、、、腕に装着

「認証:田中朝求さま。これからシステムの説明を致します。」



要約すると、俺が使う事で、ボタンを押す事によって血がこの機械に吸われて強化装置が起動

起動した後は装甲が全身に現れる

能力:吸収た血を装甲内で増幅をする

   増幅した血は装甲外に出さない限り自由に使う事ができる


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る