第4話

 美香を見守る学校生活は、四月を過ぎ、五月の中旬に差し掛かっていた。かれこれ、一か月ほど、この生活が続いていた。

 その間、特に彼女の病状が悪化することはなく、なにも変哲のない日々を過ごしていた。

 僕の些細な変化として、毎週土曜日の午前中に定期健診に行くようになった。

 彼女と病院で会わないように斉山先生にお願いして、午前中にしてもらっていた。斉山先生も午後に健診があるため都合がいいと言ってくれた。

 父さんには、土曜日の定期健診のことを毎週友達と勉強をしていると適当な嘘をついた。父さんは、関心もなさそうに「そうか」と一言だけ言った。

 その時の父さんは、いつもより冷たく感じた。

 少しだけ変化した僕の生活と何も変わらない彼女の生活は、今日も続いていくはずだった。

 だが、学生には、避けて通ることのできない行事が迫っていた。

「月末には、中間テストがあるから、今日から部活動が全面的に休みになるぞ」」ホームルームで僕らのクラスの担任が、大人の男性らしい低めの声で伝えた。

 部活動に所属している生徒からは、部活ができない不満の声や休みになる喜びの声などが、銘々に声が上がる。

「テストのための休みなんだから、ちゃんと勉強しろよ」

『はーい』気のない返事が方々から飛び交う。

「お前ら暑くなって気が抜けてるんじゃないか。窓際の席のやつ窓を開けとけ」

 呆れ気味にそう言って、日直に挨拶をさせた担任は教室を出て行った。

 窓際の席に座っている僕は、窓を半分ほど開けた。

 流れ込んでくる風は、外気とあまり変わらず、暖かく感じた。

 例年よりも暑い五月は、ゴールデンウィークが開けたばかりの僕たちには、やる気を奪っていくには十分だった。

 担任が教室を出てから、クラスがざわつき始める。それぞれにテスト勉強をどうするか、部活が無くなったから遊びに行くかなど話し合っている。

 遊びに行く話をしているクラスメイトが多く、テスト勉強の話をしているのは、ごく少数に見えた。

 かくいう僕自身もあまりテスト勉強をする気には、なれなかった。

 僕の成績は、よくもなく、悪くもない平均ちょい上くらいの赤点を取らない点数を維持していた。なんとも目立つことのない中途半端な点数が、実に僕らしいと思っていた。ただ、それ以上、点数を伸ばす気はなかった。

 勉強は、将来に目指すものが決まっている人がやるものだと考えていた。何かに一生懸命になることができない僕は、漠然と日々を費やすだけで、それが数年後でも変わっているとは思えなかった。

 だからクラスがざわつく中、僕は一人、一時限目の国語の教科書を机に用意して、眠り姫を読み始めた。

眠り姫は、一か月で半分ほど読み進めていた。

物語は、著者でもある主人公が眠りにつき、幼馴染の男の子へと視点が切り替わった。男の子から主人公に対する気持ちが、切なく、苦しく描かれていた。

眠り姫症候群は、大切に想う人のキスによって目が覚める。だからこそ男の子は悩んでいた。自分が大切に想っている人が、自分とは、別の人を大切に想っていることなんてよくある話だ。言葉をいくら並べたところで人の心を推し量ることなんて出来ない。だから、推し量れないことは、気にせず、自分の気持ちを優先して想いを伝えて、人の心を推し量る。それが、例え本当の気持ちじゃなくても少しずつ本当になっていくこともある。

でも、眠り姫症候群は、それを許さない。

心を推し量ろうと想いを伝えても届かない。

届かない思いは、自分の心の中に溜まっていき、やがて鈍くて重たい黒い影を心に落とす。

それは、自分の気持ちが受け入れられないかも知れない不安や恐怖。

だから、男の子は、主人公にキスをすることを恐れていた。もし、キスをして彼女が目覚めなかったら、彼女に大切に想われていないことを自分自身で証明してしまうから。

そこで、ふと思った。美香は眠り姫症候群を発症したら、どうするのだろう。

美香は、もし学校で発症した時の対処として、見守ってほしいと言っていた。その後は?。発症したら、美香を大切に想い、美香が大切に想っている人のキスによってじゃないと目を覚さない。そんな相手がいないことを、初めて彼女の会話をした日に教えてもらっている。

ということは、美香はそのまま……。

僕の席とは、反対側の右斜め前、黒板が側の扉に近い席にいる美香を見る。

友達とテストについて話しているのか。彼女の席の周りには、二人ほど女子生徒がいた。

楽しそうに笑いながら、話をしている彼女は、僕が見ていることには気づかない。

もし、彼女が眠り姫症候群を発症したら、僕はどうするのだろう…。

美香の前の扉が開いて、国語の教師が入ってきた。

「席に着け、授業、始めるぞ」

 美香の席に集まっていた女子生徒たちが、それぞれの席に戻っていく。美香は、戻っていく友達を見送る。そこで、後ろを振り返った美香と目が合った。

 彼女は、僕が見ていることに気づいて、微笑んだ。

 僕は、咄嗟に彼女から目を逸らした。

 頬を撫でる春風が、さっきよりもほんの少しだけ涼しく感じた気がした。


 一時限目から四時限目の授業は、テスト対策だけの退屈な授業だった。板書ばかりの授業が、春の心地よい気温と相まって、眠くなってしまう程だった。進学校ではない普通科の高校だが、中間テストの範囲は広く浅いので勉強量が必然と多いのが、この学校のテストの厄介なところだった。それでも授業を理解していれば、中間テストはそこまで苦労はしない。テスト対策も潤沢にやってくれている。

 そんな午前中の授業を終え、昼休みになっていた。

 日頃、お昼は購買でパンを買う僕は、いつもと変わらず、たまごサンドと適当な菓子パン、ペットボトルの緑茶を買って、これもいつもと変わらず、第二理科準備室で食べていた。

 一年生の秋頃から自分の教室で食べるのが嫌になり、屋上に続く階段の踊り場で食べていたが、そこを理科の先生に見つかった。可哀想に思ったのか、あまり使われていない第二理科準備室の昼休みだけ貸してくれるようになった。

 理科準備室という名前がついているが、備品のほとんどは、第一科準備室にあるので、予備の備品と机と椅子しかない簡素な空間になっている。僕の通う高校は、各学年の教室や職員室のある校舎と理科室や化学室などの専門的な授業で用いる教室がある校舎と別れている。生徒たちは、便宜上、クラスのある校舎を第一校舎、理科室などの専門的な教室のある校舎を第二校舎と呼んでいた。どちらとも三階建ての校舎で二つの校舎を二階にある渡り廊下がつないでおり、第一校舎と第二校舎の間には、中庭が広がっていた。第二理科室は、第二校舎の三階の西端にあり、滅多に人が来ない。誰もいなくて静かな空間が気に入っていたから、昼休み以外にも使えるようにお願いをしているが、もちろん許可が降りることはなかった。

 学校内で一人になれる秘密基地のような空間があるだけありがたいことなので、それ以上は、高望みなのはわかっていたし、あまりお願いしすぎると昼休みの利用すら禁じられるので、最近は、お願いすることもやめた。

 スマホを眺めながら、二つ目のたまごサンドに手を伸ばそうとした時に、教室の扉がガラガラと大きな音を立てて開いた。僕が使い始めるまで、誰も使っていなかった扉は建て付けが悪くなっていて、大きな音を立てて開く。ちなみに通い慣れている僕は、静かに開け閉めするコツを理科の先生から教えてもらっている。

 だから、僕の秘密基地に現れた侵入者は、この第二理科準備室に初めて訪れる者か最近になって通い始めた彼女しかいない。

「相変わらず、うるさいね。この扉」

 やはり、後者だった。

 美香を見守る約束をした翌日から、昼休みは時々、一緒に過ごすようになった。毎日ではないのは、友達とも一緒にご飯は食べたいとのことだった。僕もその方が、都合がいいので、そうしてもらっていた。

「少し持ち上げながら動かした方がいいよ」

「ほんとだ!」

 開けた時は、比べ物にならないほど静かに扉は閉まった。

 何がそんなに嬉しいのか、美香は、喜びを噛みしめた顔で、僕の座る席と机を挟んで向かい側に座った。

「また、パンばかり食べてるの。体に悪いよ」

 持参してきた弁当を広げながら、母親みたいなことを言ってくる。

 美香の弁当は、毎朝、母親が作っているようで、主菜の肉や魚だけでなく、彩りよく野菜なども入っていた。女の子の弁当なんて他に見たことはないが、女の子の弁当がどんなものかと問われた十中八九、イメージする弁当の内容だった。

「体に悪くても別にいいよ。腹に収まれば何でもいいし」

「頑固だな。はい。これあげる」

 美香は、自分の弁当からブロッコリーを一つ、箸で持ち上げるとそのまま僕の口元まで、持ってきた。

 美香の行動に戸惑ってしまって、一瞬、顔を背けてしまった。

 ブロッコリーの先で、その反応を楽しむように、いたずらっぽい目を見せる美香の顔が見えた。

「いらないよ」

 彼女から視線を外して、二つ目のたまごサンドを口に運び、食べ始める。

「つれないなー」

 僕の口元から離れたブロッコリーを彼女は食べる。

「うん。おいしい」

 大げさなリアクションをしながら、やたらと味を強調してくる。

美香は、時々、僕にいたずらをしかけてくることがあった。その一つ一つに乗っかる義理もないので、僕は無視して、たまごサンドを食べてお茶を一口呷った。

 その後、菓子パンも食べきった僕は、暇を持て余していた。眠り姫は、教室にある鞄の中に置いてきてしまったし、人と一緒に居る時にスマホを使うのもなんだか失礼だなと思ってしまう。だから、窓の外をなんとなく眺めることにした。ただ、雲が流れていくだけで、なんの面白みもなかった。

「なに見てるの?」

 弁当を食べきった彼女が、窓の外を見ながら、尋ねてきた。

「なにも。雲が流れていくのをただ見てた」

 窓から視線を外して答える。

「そっか。私は、雲、見るの好きだよ。色んな形があって、その一つ一つが、その時にしか見ることができない景色だから好き」

 そんなこと考えたこともなかった。僕にとって雲は、ただの雲で好きも嫌いも存在はしていなかった。それが一般的な感覚だと思っていた。でも彼女は、そこに価値を見出している。

彼女の見ている世界と僕が見ている世界は、決定的に違うのかもしれない。

「ほら見て、あの雲。猫みたいじゃない」

 もう一度、窓の外に視線を戻して、美香が指差す雲を見てみる。

 やっぱり、僕には、ただの雲にしか見えない。

「ただの雲だね」そう答えるしかできない。

「まぁ。見え方は、人それぞれだよね」

 窓から視線を外した美香は、弁当箱を鞄に片付けながら、そう答える。

 僕は、彼女が猫と言った雲の形が、流れて変わっていく様をただ眺めていた。

 

 僕と彼女の昼休みは、いつも淡々と過ぎていく。特に話すこともなく、お互いの時間を意味もなく共有するだけ。普段なら、僕は小説を読んでいることが多いが、教室に忘れてきてしまったので、時間を持て余していた。

美香も普段ならば、スマホをいじったりして、時間をつぶしてから、昼休みの十分前に教室に戻っていくが、今日はスマホもいじらず、何か言いたそうに自分の鞄と机を交互に見ながら、タイミングを伺っていた。

 美香にしては、珍しく何かをためらっているように見えた。

「どうしたの?」

 声を掛けられた美香は、鞄を見ながらピタッと止まった。

 そのままうーんと唸ったと思うと鞄の中から、おもむろに数学の問題集を取り出した。教科書を机の上に置くと黙ってページを開いていく。何ページか捲って、該当のページを見つけたのか僕にそのページを見せてくる。

「ここ教えてもらいたいんだけど……」

それは、中間テストのテスト範囲のページだった。三時限目の数学の授業で振り返っていた内容のはずだ。

「今日の授業でやったよね」呆れ気味に答える。

 そう言えば、四月に行われた小テストも彼女の点数は、さんざんだったこと思い出した。

「いや~。授業はちゃんと聞いてたんだけど……。途中からちんぷんかんぷんでした!だから、教えて!」

 なぜか強気で誇らしげな彼女の方が、僕にとっては、ちんぷんかんぷんだ。

 美香の教科書を手に取って、内容を確認する。この問題なら教えられそうだった。時間も持て余していたし、ちょうどいい。

「教えてくれるの?」

 二重瞼のクリッとした瞳を上目遣いにして、申し訳なそうに僕を見てくる。

「いいよ。暇だしね」

「ほんとに!ありがとう」

 美香は、喜びながら、鞄から筆箱とノートを取り出した。そこからシャーペンを二本、用意して一本を僕に渡した。それを受け取って、美香が見やすいように教科書を彼女の方へと向ける。

「この問題は、こっちの公式を使えば、解けるからそこからやろうか」

「なるほど…。お願いします」

 美香のペースに合わせて、教えていたら、二十分ほど時間が経過していた。美香が完全に理解するまで、教えきることが出来なかった。僕が予想していたよりも彼女に教えるのは、骨が折れそうだった。

「一旦、ここまでにしようか。もう昼休みも終わるから」

 昼休みが終わる五分前になっていた。

「うう。分かった…。ごめんね理解できなくて」

 落ち込みながら、教科書と筆箱を片付けていく。

「あまり時間がなかったから仕方ないよ。残りは、放課後にやろうか」

 中途半端なままは、気持ちが悪いし最後までしっかりと教えてあげようと思った。

「ありがとう!すごく助かるよ」

「まぁ。乗り掛かった船だしね」

 教えることは、あと少しだからそんなに時間も掛からないだろう。彼女の理解力次第だが…。

「そしたら、ついでに教えてもらいたいんだけど」

 教科書と筆箱を鞄にしまいながら、こちらを見ずに伺うような声で聞いてくる。他に一つや二つ教えるのは、問題ないと思う。自分の勉強をするつもりはないから、時間はそれなりに掛けることもできる。

「別に構わないけど。どの問題が分からない?」

「えっと数学の問題じゃなくて…。国語と社会と理科と英語……」

 語尾がどんどん萎んでいく。美香は、鞄と睨めっこして、僕の方を見ようとしない。

 全教科じゃねぇか。心の中でツッコミを入れる。

 予想外のことに戸惑って、声を出せずにいると美香は、いそいそと鞄を持って、無言で扉の前まで移動していた。

「じゃあ。そういうことでよろしくね!放課後、教室で待ってるから~」

 開け方のコツを教えたのに、ガラガラと大きな音を立てて、扉を開けた美香は、逃げるように第二理科準備室を後にした。

 一人取り残された第二理科準備室に昼休みの終わりを告げるチャイムの音が鳴り響いた。


 五時限目も六時限目の移動教室で、午後の授業は慌ただしく過ぎて行き、あっという間に放課後になってしまった。

 全教科の面倒を見るなんて、たまったもんじゃないから放課後の予定を断ろうと思って、教室間の移動のタイミングで声を掛けようと機を伺っていたが、美香の周りには、常にクラスメイトの女子がいて、文句の一つも言える隙が無かった。

 一方的な約束を守る義理は、全くないが昼休みに教えていた数学の問題が中途半端なのがやはり気持ち悪くて、それだけ教えたら帰るつもりでいた。

 初めて、話した時と同じように美香は、僕の座席の正面に座っている。僕の机の上に広げた問題集を指差しながら

「えっと。ここの問題なんだけど」

 美香が広げた問題集には、数字がひとつも書いていなかった。そこに書いてあるのは、アルファベットだけ、その中の一つの問題を彼女は、指差していた。

「ちょっと待って。なんで、英語の問題集を出してんの。昼休みにやった数学の続きは?」

 英語の問題集をやろうとしている美香を制止して、本来の目的に軌道修正しようと試みた。

「え、一番、自信がない英語から先にやろうかなって。数学は、英語が終わった後で。その次は、国語かな」

 美香は、勉強する教科の順番を指折り数えていった。

 美香が計画する勉強の順番を数え終わり、で、ここの問題なんだけど。と英語の問題集に視線を落とした彼女をもう一度、制止する。

「ちょっと待って。本気で全教科やるつもり?」

 問題集から僕へと視線を移した美香は、

「今日だけじゃないよ。一日で全教科やるわけないじゃん」

 そう言って、美香は笑った。

「そういうことじゃなくて。全教科、教えることを僕は、承諾してないんだけど」

 的外れなことを言っている彼女に昼休みの一方的な約束の断りを入れる。

「えぇ。いいじゃん。少しくらい教えてくれても。減るもんじゃないし」

 駄々をこねる子供のように美香は言う。

「僕の勉強する時間が減るだろ」

 本当は、そんなものはない。

「でも、高来君、テスト勉強する気ないでしょ?」

 そう言われて、ドキリとする。いつものいたずらっぽい瞳が僕に向けられた。

「高来君が私を見てくれているように、私も高来君を見てるんだよ」

 その言葉に胸の奥が、じんわりと熱くなるのを感じた。

「それに高来君に勉強する気が無くても、テストはやってくるよ。だから、テスト勉強をするじゃなくて、私に勉強を教えるにすればいいよ。教えた方が身に着くとも言うから、勉強の代わりにもなるでしょ。テスト勉強が嫌なら、これでWin-Winでしょ」

 良い案が思いついたかのように彼女は、言っているがとんでもない屁理屈だ。それに決してWin-Winではない。どう考えても彼女の一人勝ち。

 でも

「別に僕は、勉強が嫌いだから、勉強をしたくない訳じゃないんだけど」

 彼女のわがまま、お願いに振り回せるのは、不思議と嫌だとは思わない。

「分かったよ。僕も成績がすごく言いわけじゃないから、全部を教えきることはできないと思うけど。それでもよかったら」

 正直、諦めも半分くらいあるが、それは胸の内に閉まっておく。

「全然、大丈夫!赤点さえ取らなければOKだから」

 美香は、指でOKサインを作って、溌剌に答えた。

「どうして赤点?」思った以上に志が低くて思わず尋ねてしまった。

「一教科でも赤点があると再テストで合格点を取るまで、部活への参加禁止って顧問の先生に言われちゃって、夏の大会が近いから、レギュラーになるために、たくさん練習したいし、なんとしても赤点は回避したいんだ」

 やる気に満ち溢れた瞳に気圧されそうになる。

 なにかに一生懸命、熱中している瞳だ。

僕が持つことはない熱。

僕が持てない熱を持っていることが羨ましく思う。

「そっか。それは頑張らないと」

 この言葉に彼女と同じ熱は、籠っていない。ひどくシンプルな言葉の羅列だけ。

「うん!頑張るよ」

 それでも美香は、笑顔で僕の言葉を受け取った。

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