咆える小犬と臆病大兎

一五八センチという低い身長がコンプレックスの高一の少年、犬飼咆助（いぬかいほうすけ）
彼は小柄な後輩の少女、猫沢珠美（ねこざわたまみ）に恋をしていた。
そんなある日、図書委員の宇崎未亜（うざきみあ）の手伝いを頼まれるが、彼女は咆助の苦手な高身長の少女。その体格に似合わない小心者で、通称「臆病大兎（ラビット）」と呼ばれている。
そんな中、咆助は珠美に彼氏がいることを知ってしまう。
失恋に落ち込んでしまった咆助は未亜に励まされる。
そして、咆助は未亜のことが好きになってしまい……