概要
妃を目指す姫君×その護衛の平安風ファンタジー
「はるか西の国では、男が女の指に輪をはめて、永遠の愛を誓うんだ。ずっと一緒にいられるように」
その願いは、自分だけの夢だった。
大公家の父と、妾の母の間に生まれ蔑まれてきた桜の救いは、幼馴染の橘だった。
しかし橘もまた桜を蔑む者の一人となり、桜の元から去っていった。
皇后候補の四人の姫の一人に選ばれた桜は、もう誰にも蔑まれない皇后になることを決める。
そして本格的に始まる皇后を決める花の儀で、桜の近衛に選ばれたのは自分を蔑み嫌った初恋の相手・橘だった。
仕えてくれる橘に、葛藤しながらも再び心惹かれる桜。
しかし彼は、桜が皇后になることを願っている。
だからこの恋は、一生叶うことがない。
そんな桜を、陥れようと動き出す影がいた。
千年前の言い伝えと交差する現在で、それでも確
その願いは、自分だけの夢だった。
大公家の父と、妾の母の間に生まれ蔑まれてきた桜の救いは、幼馴染の橘だった。
しかし橘もまた桜を蔑む者の一人となり、桜の元から去っていった。
皇后候補の四人の姫の一人に選ばれた桜は、もう誰にも蔑まれない皇后になることを決める。
そして本格的に始まる皇后を決める花の儀で、桜の近衛に選ばれたのは自分を蔑み嫌った初恋の相手・橘だった。
仕えてくれる橘に、葛藤しながらも再び心惹かれる桜。
しかし彼は、桜が皇后になることを願っている。
だからこの恋は、一生叶うことがない。
そんな桜を、陥れようと動き出す影がいた。
千年前の言い伝えと交差する現在で、それでも確
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