概要
誘うは 、酷薄な天使か慈悲ある悪魔か
「初めまして! ねぇキミ、とっても疲れているみたいだね。ああ、そこにいるキミだよ。もしかして、今の暮らしにウンザリしてるのかな? 心の中に暖めた願い事とかがあるんでしょ――良いよ! ぜーんぶボクに教えてよ。キミの願い、ひとつ残らず文字通り叶えてあげるから!」
他人に言えぬ密かな願望を抱えた男女の前に、その青年は現れる。七つの丸いアクセサリーで首元を飾り、様々な変名を使いながら――
名状しがたき笑みとカナリアのごとき甘言を操り迷える若者の悩みを引き出すこの青年は、果たして酷薄極まりない天使か慈悲深き悪魔なのか。
※一話完結の連作なので、どこから読んでくださっても構いません。
文字数が長いものは、上下の二部構成になる場合がございます。
一部残酷描写・性的行為をほのめかす描写がございます。
他人に言えぬ密かな願望を抱えた男女の前に、その青年は現れる。七つの丸いアクセサリーで首元を飾り、様々な変名を使いながら――
名状しがたき笑みとカナリアのごとき甘言を操り迷える若者の悩みを引き出すこの青年は、果たして酷薄極まりない天使か慈悲深き悪魔なのか。
※一話完結の連作なので、どこから読んでくださっても構いません。
文字数が長いものは、上下の二部構成になる場合がございます。
一部残酷描写・性的行為をほのめかす描写がございます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★ Good!普通。とにもかくにも普通(作者の頭おかしくないの意)。※参加賞
【この作者、頭おかしい大賞】――※常識人・新人闇落ち前素人お断り
参加No.10『キミの願い、叶えてあげる!』
作者 斑猫 様
評価:常識人
―主催者メモー
【ジャンル】SF(少し不思議)
作家さんは地力あり。文章破綻もなく構成も手堅い。
闇落ちはしていない。絶望の欠片は見えない。
〈詳細〉
普通でした。(※追記:作者の頭が。作品がではない)
不条理劇、叙述トリックetc。そこに病みはありません。
つまり、この作者頭おかしくありませんでした。
それどころか真面目でした。作品が物語の体を成していました。
私の勝手なイメージですが、ちょっとまどろっこしい星新一というところでしょうか。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!読者諸兄に警告する‼
私はこれまでに幾つかの作品をレビューして来た。
その方法は、作品を〘酒〙に例えて文体や作風を表現すると云うものであったのだが、今回はとてもではないがその余裕がない。
又、今回のこのレビューは『キミの願い、叶えてあげる!』を、直接紹介するものではない事にも是非とも御了承頂きたい。
それと云うのも、作者である『斑猫』氏の身に何かしらの危機が迫っているかも知れないからである。
その理由は『斑猫』氏の作風の変遷に戸惑いを覚えて来たからだ。
私事で恐縮だが、私は『クトゥルー(クトゥルフ)神話』 ※以下〘神話〙と表記する場合あり※ のファンであり、私自身も神話作品を執筆している。…続きを読む