概要
では、お主がこれから目指すのは魔術師ではなく魔導師じゃ。
ディールは魔術師の弟子。しかし弟子入りしてからの三年間、魔術の基本となる魔力の扱い方しか教えてもらっていない、呪文を知らない魔術師見習いだった。
二人いる兄弟子と違い、ディールにできるのは魔力を感じる魔力感知と自分の中にある魔力を操る魔力操作のみ。しかし修行の過程でディールは自分の中に不思議な図形が浮かび上がってくることに気づく。
そんなある日のこと、ディールは薬草を採りに森へと入り、不思議な場所に迷い込む。
そこは誰もいない図書館だった。その図書館で、ディールは一冊の魔導書と出会う。
キュアリスと名乗り、女性の虚像を浮かび上がらせるその魔導書はディールに言った。
「お主、魔法を覚えてみないか?」
これはある少年が、失われた〝魔法〟を覚え、やがて魔導師へと成長していく物語。
二人いる兄弟子と違い、ディールにできるのは魔力を感じる魔力感知と自分の中にある魔力を操る魔力操作のみ。しかし修行の過程でディールは自分の中に不思議な図形が浮かび上がってくることに気づく。
そんなある日のこと、ディールは薬草を採りに森へと入り、不思議な場所に迷い込む。
そこは誰もいない図書館だった。その図書館で、ディールは一冊の魔導書と出会う。
キュアリスと名乗り、女性の虚像を浮かび上がらせるその魔導書はディールに言った。
「お主、魔法を覚えてみないか?」
これはある少年が、失われた〝魔法〟を覚え、やがて魔導師へと成長していく物語。
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