七、教授への応援コメント
教える立場になると、自らが教えられた時のことが反映されて……。
しかも、教えることが正しいことと認識されていると、なおさらきついですね。
そしてそれが歳三へと跳ね返って来て……。
この三人の生活に、いずれ起こるだろうなと思っていたコンフリクト。
三人にどんな変化をもたらすのやら。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
感情的な未熟、不制御が歳三に出たときにはただの癇癪で済まされますけど、お木綿に出るとモラハラ&DVになっちゃうんですよね、立場的に
それが悪意とか性根の問題ではなく、育成過程におけるトラウマが原因だと見抜いた歳三の聡明さは評価されるべきでしょうが、
元はと言えば俺が、となって強くは出られないため、対策を立てるでもなく現状維持
さて、どうなるかと言いますと……
乞うご期待 笑
ありがとうございます
二、弁えへの応援コメント
お久しぶりです。
ああ、この感じ。
いつもの(?)千歳だと思いました。
文体というか、作中世界の雰囲気も、変わらぬ味わいで、没入させていただきました。
しかし木綿さん、今までの隊士たちとちがって、女の子なんで、これまでとちがった風が、千歳と歳三に間に──家に、吹いてきそうな気がします^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
本当にお久しぶりです。変わらずに読んでいただき、ありがとうございます。
一度、執筆から離れてしまうと、作中世界観を呼び戻すのにこれほどの苦労があるのかと驚いております。
さて、新しく歳三宅に迎えられた木綿です。
千歳は、人によって態度を変えることって実はとても大事だよね、と学んでいくのですが、当然、一波乱が……。
この章では、人間関係が様々変化していきます。優しく見守ってくださると嬉しいです。
編集済
七、落雷への応援コメント
小鹿さん、こんばんは。
今回のお話も胸が締め付けられるような気持ちで読みました。
初恋の人とのあんな辛い別れ…お互いに思い合っているのに、離れなければいけないなんて…心が握りつぶされるような辛さですよね…
あのほっぺたへのキスも、切なくて、苦しくて、だからこそ余計に甘くて…もうどうしていいかわからない気持ちになりました。
五郎くんは小鹿さんの理想の学友像なんですよね⸝⸝⸝˘◡˘♡
怒っている時でさえこんなに理性を失わずにいられる五郎くんに尊敬の気持ちを持ちました。
どうなんだろう?五郎くんは千歳ちゃんをどう思っているんだろう?
深雪さんのことも気になるし!
これからも続きも楽しみにしてます🙌
(この前の近況報告の時のイラストは小鹿さんが描かれたのですか?もしそうだとしたら、すごく上手ですね!!文才もあり絵も描けるなんて…!すごい!👏👏👏真ん中の人が千歳ちゃんかな〜と思いました。あってますか?)
作者からの返信
つぐみさん、こんばんは
思春期真っ盛りな今回のお話、書いているこちらも胸が苦しくなりました。
彼らふたり、純粋な友情のピークは今回の夕立の直前なんだろうなと思いながら……。
五郎くんは理想の学友です。
物事を要素に分解、理解、再現することに長けている秀才タイプ。なので、自身の感情をも理解、抑制し、好ましいとされる行動を選択することができる、高校1年生相当の歳にして非常に理性的な人間でもあります。
(……改めて書くと、すごいなこの人って思いますわ。早生まれの千歳とは二歳差、一学年違いなのに)
まぁ、恋情は道徳規範を乗り越えさせる衝動性を孕んでいますから、これからが問題なんですけどね。
あと、この顔文字かわいいですね⸝⸝⸝˘◡˘♡うふふ
絵も褒めてくださって嬉しいです。
小さい頃から絵が好きで、このお話も元は漫画にしたかったんですが、その前段階としてプロットを小説に直していくうちに作文の楽しさを知り、
思いの外、自分の画力が向上しなかったこともあって、今は創作は小説だけになっています。
でもいずれ、このお話が完結したら、自分で絵表紙や挿絵を付けて本にしたいなって思ってます⸝⸝⸝˘◡˘
そして、つぐみさん大正解!
あの絵は、左から五郎、千歳、啓之助です。
(五郎は撫で肩で首が長め、上半身細め。千歳は肩幅があり、かつ痩せているので肩の細さがより目立つ。啓之助は骨格のはっきりした顔立ちに肉がよく付き、体格もしっかりしている……という設定なのですが、十分には描き分けられていないあたりに画力の足りなさをね、実感するんですよね)
ありがとうございました
編集済
一、聴胸器への応援コメント
小鹿さん、お久しぶりです。
おもかげのcharmeの連載がまた始まって、とてもうれしいです⸝⸝⸝˘◡˘♡
松本先生、すごくいい方ですね。
千歳ちゃんの事情もわかってくれてるし…大人の人で千歳ちゃんの気持ちを蔑ろにせずに、否定せずに、ちゃんと真剣に聞いてくれて…これからも千歳ちゃんがいろいろと相談することができたらいのにな…と思いました。
そういう人がいてくれたら、千歳ちゃんの不安や苦しみが少しは救われるんじゃないかな…って。
これからも「おもかげのcharme」を楽しみにしてます!
(時代ものだけど、各章が英語の入ったタイトルってすごく素敵だなぁと思います。英語ってその単語からいろんな意味を日本語で広げて考えられるな〜と思います。それから、小鹿さんの小説を書く時に気をつけていることのエッセイ、なるほど〜と思いました。私、本を読むのは大好きなのですが、小説は書いたことがなく、どうやって書いたらいいのかも全然わからなくて…でも、せっかくカクヨムに参加しているんだから、いつかは書いてみたいと思っていたんです。とても参考になりました!ありがとうございます。長々と失礼しました🙇♀️)
作者からの返信
お久しぶりです
再びお読みいただけて、こちらこそ本当に嬉しく思います
今回、第8章を公開するにあたって、第7章にもかなり手を入れてます
主に斯波先生とのお勉強シーンを丁寧に描き、突き出されたエピソードを第8章にて改めて書いているので、もしかしたら、このエピソード読んだ気がする……となるかもしれません
ひとつの英単語に様々な意味を持たせられるとは、まさにつぐみさんの仰るとおりだと思います!
タイトルの「Charme:シャルム」はフランス語で、英語の「charm:チャーム」の語源であり、魅力や呪文、また呪術的なお守りや魅了、魅力的な女性などの意味があります
歳三にとって、千歳に宿る面影は抗いがたい「Charme」であり、過去を思い出させる「Charme」でもあります
また千歳にとっても母の一番の形見は自身の顔ですから、やはり面影は「Charme」なのです
この物語は志都による「Charme」によって始まっています
つぐみさんも小説書いたら素敵だと思いますよ
(私のエッセイでは、作文法以上の参考にはならないと思いますが)
つぐみさんの優しい感性がどんな世界を描くのか楽しみです
十五、桔梗花への応援コメント
小鹿さん、おはようございます。
この前は私のコメントに丁寧にお返事をしてくださって、ありがとうございました!
啓之助くんは、自分も人に配慮しないけど人からの配慮も求めない
なるほど〜と思いました。
配慮を求められていないから気を使わないでいられるから、自分も自分の気持ちそのままでいられるから、一緒にいてもとても軽やかでいられるんだなぁ…と思いました。
リアルでは、なかなかそういう人はいないですもんね。
だから、最初は自分勝手に思えてだけど、どんどん好ましく思えてきたんだな、ととても腑に落ちました😊
最新話まで読み終えて、とってもおもしろかったです!!
紙の本として手元に、本棚に置いておきたいくらいです。
千歳ちゃんの進む道のりは、まだまだ険しく難しいものですが、千歳ちゃんらしさをちゃんと持ったまま、それを否定しないでいられるといいな…と思います。
また続きが読めるのを楽しみにしています!
作者からの返信
長い物語を見守ってくださり本当にありがとうございます
ひとつずつ付いていくハートが大変嬉しく、また心強かったです
千歳を抑圧するのは、歳三や当時の社会だけではなく、千歳自身もまた、自分の素直な欲求を認められないでいます
自分こそが、自分の一番の味方になれたら良いのですけれど、そんな自己肯定感はなかなか抱くことができませんね
続きの公開にはもう少しかかりそうです
つぐみさんのお言葉を励みとして頑張ります!
ありがとうございます!
十一、慰めへの応援コメント
千歳ちゃんに啓之助くんという友達がいてくれて、本当に良かった。
仙之介が本当は女の子だってことをちゃんと知りながらも、何も変わらず、ずっと本音で話せる友達のままでいてくれて…そういう人が一人でもいてくれたら、全然違いますよね。
(最初は啓之助くん、自分勝手!と思ってたけど 笑 今は、自分を良く見せようとか、そういうのがなくて、裏表のない正直で自分の心に素直なところが好きです😊)
千歳ちゃんは、今で言うところの性同一性障害…みたいな感じなのかな…?
好きな人も女の子なんですもんね。
今と違って、理解してもらえる人も少ないだろうし…自分の事を否定している姿に胸が痛くなりました。
現代なら、男女関係なく本人が望み、努力し、志せば政治にだって、勉学の道にだって進めるのに。
人にそれを否定されないし、もし否定されたとしてもそれを跳ね返す土壌だってありますよね…
残りの話数が少なくなってきて、思わず突然コメントしてしまいました。
五郎くん、啓之助くんと一緒に、生き生きと論じている仙之介くんである千歳ちゃんを見ているのが、とても好きです。
この先、どんな未来が待っているのか…見守っていきたいです!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
とっても嬉しいです
啓之助は、非常に自己中心的な価値観で生きており、他人への配慮に欠けるタイプなのですが 笑、しかし同時に、他人からの配慮も要求しない人なので、
千歳も、散々振り回され、尻を拭ってきた「貸し」の意識がある分、自身の我儘な部分を隠さずに付き合えるのだと思います
千歳の性自認は女性なのですが、男性性と女性性のグラデーションの中では、男性性に寄った思考・指向・感性が現れやすい少女として描いています
五郎は、武家育ちの秀才故に、至極「真っ当な」男女観や男性らしさを持っています
千歳は、五郎や歳三のより強い男性性を前にして、自身の女性性を自覚し、反対に、君菊や雪のように女性性の強い者を前にしては、自身の「道義ハズレな」男性性を再認識させられる、という感じでしょうか
二択しかない、そのどちらにも当てはまりきらない
はみ出した部分を削ったり、足りない部分を補充して、世に望まれる良い子に収まれたら楽なんですけれどねぇ
その点においても、ゴーイング・マイウェイな啓之助の存在は、千歳の救いになっているはずです
下を見たって、なんて酷い言いようをしても……
この先はなかなか大変なのですが、その分、千歳も少しずつ成長していく予定なので、どうぞよろしくお願いします!
五、感情への応援コメント
恋、という感情の概念って、いつぐらいからあったんでしょうね(゚ω゚) ←分からないことは小鹿さんに聞いてみようの精神
愛という言葉は仏教由来で、情愛はそれに人間的な感情が絡んで、恋はその手前ですよね。「恋すてふ 我が名はまだきホニャララ」の恋は、情愛というか性愛を前提とした感情だと私は読むのですが、万葉集はワカランのです。
この回を読んでそんな感想を持ちました。……感情のカテゴライズは止めた方が無難なのかもと思いつつのコメントです。
作者からの返信
人類が我々と同じような感情構造を持つようになったのは、歴史学の範疇である文字、この発生より遥か以前でしょうから、恋情の概念獲得がいつごろからかとのテーマは、葛西さんの方が向いていると思います! 丸投げします!
「恋」が指す心理的状態は、上古のころは恋情よりももう少し広く、土地や季節などを思い慕うこと、との意味でも用いられていました
中古以降、「恋情」の意が強くなりますが、その用例は主に歌に留まります
また、和歌と比べて、漢詩のテーマに恋愛が扱われることは、圧倒的に少ないです
和歌と恋情表現の親和性、源氏物語以降続く恋愛物語の隆盛、宣長の説く倭心……ここら辺をもう少し絡めて表現したかったところですが、難しいものです
私自身がしっかり理解できていませんね
感情へのカテゴライズ、ラベリングは、感情整理には欠かせない内省の手段ですけれど、カテゴライズすることを目的としては、まあ心理的には負担になりますものね
ありがとうございます!
編集済
三、予感への応援コメント
どういうタイミングで感想を書いているのかと云うと私にも分からんのです。
敬助さんが千歳の頭をポンポンしたあたり、これは敬助さんがこの後、千歳と仲良くなっていく展開かな?と思ってたら重傷を負って、該当の話のところに一言「イキロ!」とコメントしようとしたのは内緒です。
千歳の語られていない過去と、使命であれば人を斬ることに躊躇しない歳三さん、親子でなくてもこの辺り、なにか折り合いというか落としどころを見つけるのが解決の糸口になるんでしょうか。
それにしても千歳の感情の激しさはなかなかなものですね。こういう家族環境背負った子の物語って、弱気だったり引きこもり気味だったりする性格が与えられそうなものですが。
いっそ兵馬さんや歳三さんに憎悪の感情を向ければ楽なのだと思うんですが、憎みませんね、千歳は。
それよりも自分が認められたいと思う気持ちが強いから、認めて欲しいその相手を憎むこともできない、という自縄自縛な状態なんでしょうか。
兵馬さんからは愛情を感じていたから、親ではないとはっきり言われても憎むことができなかったのか、とこれは私の勝手な考察です。……だいたい勝手な考察ですけれど。
千歳の、自分の感情を言葉にしてコントロールできない幼さが、今後学問を通して変化していくところが見どころの一つかと思います。うん、「奇跡の人」という映画を思い出しました。
って、いや~、しかし京都は大変ですね!江戸、まだぜんぜん緊張感ないっすよ、当時!(゚ω゚) ←ちょうどその辺の資料調べながら書いている人
作者からの返信
バンドマンを目指す若者が東京へ上ったように、国政を憂いた志士たちは京都へ上ったわけですね
この、政治=京都みたいな公式、なかなか肌感覚で実感できないが故におもしろいところです
江戸が騒がしくなるのは、酒井さんとこによる藩邸焼き討ちあたりでしょうか
『奇跡の人』はあれですね、マヤちゃんたちが演じてたやつ……!
感情の言語化って、大人でも不得手な人多いですからね
千歳の場合、思考・疑問の言語化で訓練を積み、正解のない感情の言語化にも挑んでいく感じでしょうか
ここ上手く描写できたら良いのですが
感想はいつでも、思い立ったときに!
いつもありがとうございます
十一、形見への応援コメント
千歳さんが怖いよ……
猫、殺さんといてぇ……
というテリブルな行動に至る千歳の過去が気になってきます。歳三さんの頑なな拒絶も、どこかまだ語られていない理由がありそうで、この先の展開が気になってきます。
歳三さん、志都さんだけでなく兵馬先生に対してもかなり鬱屈しておりますよね。
……この物語、誰を応援したらよいものか、震えながら手作り登場人物リストを眺めております。
作者からの返信
千歳はわりと健気と評されますけど、かなり利己的な部分もありますし、衝動的でもありますね
感情の適切な発散法を理解していないので
歳三の態度は、プライドの高さ故でしょうか
三角関係って怖いですよね、ええ
(作者としては、この三人のいずれにも肩入れできんなぁと、若干引きつつ描いていますので、その結果たる千歳を応援したくなってしまいますね)
編集済
十、衝戟への応援コメント
…サイレントに済まそうと思ったのですが小鹿さんの近況ノートを見たので。千歳、ですね!了解です(゚ω゚)
血生臭くなってまいりましたが、芹沢先生は確か序の口、でしたか(うろ覚え 史実の場面の中に、すんなりと千歳が入り込んでいるのが上手だなあ、と思いました。
えっと小鹿さん、「千と千尋の神隠し」の結構熱心なファンとお見受けしましたよ?なんとなく千歳のイメージが千と重なるのです。名前だけでなくて赤毛のところとかも。批評の自主企画の時も「千と千尋~」、けっこう引き合いに出されていたのでその辺どうかなあ、と聞いてみたのです。
作者からの返信
史実とオリキャラ、どう絡ませるかは毎度の悩み処ですね
千と千尋はもちろん大好きです!
でも、名前に関しては、とても情けない理由がありまして……
設定を考え始めた当時、まだスマホを与えられていなかった私(15才)は、プロットを手書きしていたのですが、
区別が付いていなかったんですよね、【歳】と【蔵】の
音訓の違い、とでも思っていたのか、女名は「千歳」、男名は読み方を変えて「千蔵:せんぞう」と設定していました
その後、スマホを与えられて、メモ帳に打ち込んでみてビックリ!
違う漢字じゃないか、と 笑
色々意味を込めた「千歳」を変えることもできず、「せん」の音だけを残して、男名は「仙之介」としたわけです
(改めて書くと、本当に阿保ですねぇ……余談ながら、かの乙女ゲームの主人公とも、「千」被りしてるんですよ……リサーチ不足)
編集済
八、美しさへの応援コメント
仙(と呼ぶのがいいのか、それとも千歳の方が良いでしょうか?)が前科者の疑いというアレで良いでしょうか。物騒になって参りました(゚ω゚)
身の上を話すな、と歳三さんに言われていても芹沢さんに話してしまう辺り、まだ子どもの幼さがみえて可愛いです。
美しい人生、というと宮沢賢治の「よだかの星」とか「オツベルと象」とかの童話を教科書的に連想しますが、あれは可哀そうが勝るし、そもそも"人"生じゃないな?という適当な話は脇に蹴り飛ばしていいのです。
……総司さん、中山道を通って上京したんですかね?(゚ω゚) ←諏訪に詳しい人
作者からの返信
総司たち浪士組一行は、中仙道を上り、下諏訪にも宿泊しているようですね。その日は、新暦でいうとちょうど4月1日なので、桜も咲き始めたころでしょうか。桜餅を食べたに違いないと踏んでいます。
葛西さん、たしか諏訪大社の写真をノートに上げてらした気がしたのですが、見つけ出せませんでした。気のせいかしら。
主人公の呼び名は、どうぞお好きなように。……そう、健気に見えて、なかなか物騒な子なんですよ。
編集済
六、酔人への応援コメント
雅さんの柔らかく優しい雰囲気が素敵です (*´∀`*) 仙も彼女の優しさにほっとしているところ、ありますよね。
京都弁も雅さんの雰囲気そのままで良い!と思っているのですが、小鹿さんは京都弁ネイティブなのでしょうか?
これからお話に絡んでくるであろう人物が次々に登場して、けれど登場シーンがそれぞれ個性的なので分かりやすいのです。
・・・・・・あとは私の勉強次第ですわ(゚ω゚;)
ちょっと物語の冒頭で、いろいろお聞きしたり応援コメントが長くなっているのは、こちらの話を読ませていただく上で、何を軸にして読めばいいかな?という辺りを小鹿さんにインタビューしている感じなのです。
軸ができたら静かになりますが、時々もしょもしょとコメント書かせていただくと思うのです。
東京の博物館巡り、いいですね!公立だけでなく、私設や、展示会場での展覧会も是非チェックしてみて下さい!地域の資料館めぐりも是非(゚ω゚)
――――↓は感想とはちょっと外れるので読まれなくても結構です↓――――
新選組が"古典的教養"となったのには、第二次世界大戦後の東西冷戦が背景にあるのかなと思うのです(゚ω゚)
当時、日本は戦後の日米安保をめぐって国内が揺れていました。
60年安保そして70年安保と、10年毎の条約改正ごとに激しい反対運動が起きていたのは、なんとなく小鹿さんも聞いたことがありますかね。
1951年の初回の安保条約はまさしく、今、小鹿さんが書かれている小説と同年代の出来事ですね。ちょっと遅いかな。
極東アジアに位置する日本では、ロシアよりも中国のいわゆる中共思想とアメリカの自由経済主義のイデオロギーの衝突が起きていました。
日米安保に反対する国内の改革派は、明治維新に動乱をなぞらえて、自らを坂本竜馬や西郷隆盛ら維新の英雄に投影しました。
改革派には大学生を主体とした若者が多く賛同してその動力となりました。
当時の若者の間ではフォークソングが流行しましたが、武田鉄也が海援隊というグループで活躍していた時代です。
日本政府は江戸幕府で、まあ、倒幕ということですね。
その流れで、第二次世界大戦の戦争責任を政府に追及するアイコンに使用されたのが「新選組」だった、という面があります。
前途ある若者が政府の誤った政策によって命がけの抗争に巻き込まれ悲劇的な末路を迎える、そのストーリーを大戦の戦死者に当てはめ、
彼らの悲劇性を体制批判にもっていこうとした世情の流れがあったようです。個々人のキャラクター設定もこの時、行われているようです。
新選組を題材にした小説は、1950年代~1970年、特に安保抗争が激しかった1960年代に代表作となるものが多く出版されています。
それに追随するように検証する歴史本も出されて今日に至っているのですが、当時のイデオロギー色の強い歴史本は少々資料としては中立性に難があるのです。
・・・・・・歴史に中立性を求めるのが間違いと言われればそれまでですが。
ちなみに新徴組は、当時出版された日本史通史に「幕府の犬」と、えらいこと読者の価値観を固定化する表現ひと言で片づけられています。
アンコンシャスバイアスどころか、コンシャスバイアスだわ、こんなん。最後まで幕府を守ったのに。・・・・・・守ったから、ですが。
新徴組に関する情報統制は明治維新の時にもあったのですが、ここでトドメを刺され、歴史の表からその存在が消されました。
新徴組の"情報"の流れは、私が「冬青木の坂の上」を書くに当たって調査した部分ですね。
幕末維新期と安保反対の学生運動、この見立てには当時反体制側に多くいた知識人(インテリ層)がその教養を提供していた、という背景があります。
このようなイデオロギー色の強い時代背景があるので、少々、私は新選組への探求を意識してブロックしていた面がありますが、おそらく小鹿さんが書く新選組は、その様なイデオロギーとは無縁のところにあるかと思います。
なので、ふつうに読むのです。
そんな戦後東西冷戦のイデオロギーを背負っている新選組のお話を書いた小鹿さんが、今度、ハンガリーでの東西冷戦を題材に新たに物語を書くということに、この、こう、なんともいえない感慨も持っております。どんなお話になるのか、楽しみにしています。
・・・・・・もうほんと、毎度長くてほんとスミマセン。
作者からの返信
(非常に長いので、後半のリンク先は、お時間あるときにでも流し読みください。ほぼ独り言みたいなものですので、ホント、お気になさらず)
ひとまずは、京言葉への質問について。
(京都弁って言うと、叱られますの。ウチ市内出身やねん、とおっしゃる方に 笑。市内って、京都市内じゃなくて、洛中って意味らしいです。いやはや、京都〜って感じですわ)
えっとですね、私は大学以降に関西に来ているので、京都弁はネイティブではありません。
一応、同級生やバイト先の人たちが、京阪奈の言葉で話すので、関西弁表記は(細かい区分はともかく)耳に馴染みのある言い回しや活用形になるように注意しています。
あと、名詞を置き換えすぎないこととかも気を付けてますね。
さて、これを軸にして読め、とは、書き手からはとても言えないのですが、そうですね……私が物語を描き始めたときに、これだけは気を付けたいと思っていたことは、
「実在した人物を扱う以上、ご本人やご子孫の方々への敬意を忘れないこと」と、
それと並んで、
「登場人物、皆がそれぞれに考える個人である」
という描き方をすることです。
新撰組モノ(とここでは言及範囲を限定しますが、広汎には歴史モノ)を描くにあたっての難航ポイントの1つに、「史実エピソードを、どうストーリーに落とし込むか」が挙げられるかと思います。
これが落とし込めないと、歴史エピソードは物語進行上、消化しなくてはならないタスクとなり、
多くの場合、歴史の動かない日常パート(キャラクター小説部分)が長々と続き、突如、史実パートが挟まれて、また日常に戻る……の繰り返しとなってしまいます。
このストーリー構成では、史実パートで得られたはずの「経験」も、登場人物たちの「成長 or 変化」に繋げられません。そのため、ストーリー面では、誰が何をどうするために誰へと働きかけているのか、そんなことがよくわからなくなってしまうとか、キャラクター面では、死期に臨んで突然に性格が変わってしまうとか、
そんな物語展開上の「事故」が起きやすくなってしまうと考えています。
では、どのようにして、史実エピソードを物語に落とし込むか、ですが。
その方法とは、私にはやはり、キャラクター設定を作り込むことにあると思えるんです。
すなわち、史実エピソードを現象、登場人物たちの思考や行動を反応と考えた場合、その連鎖の理屈が理解できる必要があるはずです。
(できなかった場合、尊王攘夷や将軍への忠義は、ただのおまじないに成り下り、新撰組の描写は、思想もなく盲目的に将軍家を信奉した『幕府の犬』となってしまいます。それは、本当に悲しいことですね……)
私、十分量勉強しましたなんて、とてもとても言えませんけど、
理解しようと書物に向かい、やっぱわからんと書物を投げ出し、わかる範囲で考えて再び書物を読み直し、なんか理解できた気になるけれど、やっぱりできていない 笑……この繰り返しは、作中、主人公の思想の獲得とリンクさせています。
同じように、歳三に対する複雑な感情とか、後々出てくる友人たちへの思いとか、それらにも、「このエピソード故に、主人公は○○のことをこのように思う」と示せるようにしています(努力目標)。
ですから、この視点をもって見ていただくと、より楽しめますよ〜と敢えてサジェストするなら、
「お互いを知らずに生きてきたふたりが、関係性を築き上げていく過程」
「普通の女の子だった千歳が、いっぱし、幕末の世に染まっていく過程」
と打ち立てさせていただきますかね。
で、ここまでが、話の前提です。
(話の長い者同士が意見提示し合うと、本当話が長くなりますねぇ 笑)
よろしければ、お読みください。
https://kakuyomu.jp/users/kojika_charme/news/16816700427417223470
五、夢路への応援コメント
手探り気味で、仙と歳三さんが互いの距離を測っていて、双方自分の中に落とし所を探っている様子が伝わってきます。
彼らの心情を表す夕方の京都の風景、いいですね!
反抗期中の小鹿さんが書いた初期の仙も見てみたかった気がします。
大人になったら書けない(消してしまう)キャラクター設定は、思春期真っ最中の読者にこそ共感が得られるんじゃないかな?と。
桜餅はあれですね、東西で戦争が起きるタイプのあれですね。|ω☆)キュピーン
東京は「桜餅と道明寺」と呼び分けます。私はどっちも好きです。
それからおそらく人物関係の書き直しは必要ないのです。
時代物というジャンルの中で、「新選組」は既に二次創作のカテゴリーとして成立しているというのが私の認識です。
読み手も書き手も登場人物のキャラクター設定に暗黙の了解があって、その上でどう話が進んでいくのかを楽しんでいますよね。
新規参入者の方にこそ予備知識が必要とされるジャンルかと思いますので、私の方に勉強が必要なのです(´-ω-`)ダイジョウブ
・・・・・・全然サイレントじゃなくてすみません。ある日突然黙ります、きっと。
作者からの返信
新撰組は、一種の古典的教養というか、周知の素材であるという前提で扱われる場面が多いことは否めませんね
その意味では、本作の土方は「鬼の副長」ではありませんので、お約束からは外れるかもしれません
割と常識人で、保守的であり、優しいです
(だからこそ、折り合いを付けようとの葛藤が生まれるのかなぁと)
反抗期全開の主人公は、もう恥ずかしくて、嫌いな奴すぎて、直視できないんですよ
でも、それは私がまだ思春期から抜け出して程なかった証なのかなとも思いました
物語中盤に訪れる主人公の反抗期も、今見返すと、だいぶ冷静ですからね
いずれ、もう少し思春期が過去のこととなったころには、書けるようになるのかなぁ、なんて思ったりしました
桜餅は、うふふ……東西談義に花が咲きます
私、実はまだ長命寺餅を食べたことがないんですよ
桜の季節に関東に行かなければ食べられないみたいですね、あれ
来年こそは、春に上野に行くんだ……博物館巡り……
感想、ある日突然サイレントになられたら、寂しいですよぅ
いえ、またいずれでも!
ありがとうございます
編集済
四、小舟への応援コメント
仙之介こと仙の健気さというか、可愛らしさが良いですね。善哉ぐらいわんこ蕎麦並みに食べれば良いよ!
いきなり父親呼ばわりされた歳三さんの戸惑いも良く分かって、自分だったらほとぼり冷めるまでサハリンに5年ぐらい一人で逃亡するなあ、とダメな大人の感想を持ちました。
そしてあれですね、やっぱり新選組の名簿とか人物相関図が前提になりますかね、これは。どこかでダウンロードしてきます…・・・。ほんと、新選組に関して私の知識は白紙です…・・・。
以前、私は京都の某教育機関で働いていたことがあり、当時の景色を思い出しながら読ませてもらっています。その時はあまり歴史に関心が向いておらず、職場と住処の往復だけでした。今思えばもったいないことをしたものです(´・ω・`)
作者からの返信
お話を考え始めたころは、私も絶賛反抗期中だったので、主人公の性格が「なんで私を愛さないの⁉︎ 嫌い!」みたいな自己中全開で 笑、しかも、主人公可哀想みたいな描き方だったのですが、
だんだん大人になってくると、いやコレ、歳三は拒絶して当たり前なんじゃ? と思うようになってきました
私がこの立場なら、何としてでも関東に送り返して、義兄に隠蔽を願うだろうなぁと、こちらもダメな発想を持っております
人物相関などは知らなくても大丈夫なように描いていたつもりだったのですが、やはり白紙の状態で読まれる方には、わかりにくかったようですね……
整理と描き直しを検討します
京都は良い街ですよねぇ
街の上物は年を経て変わっていきますけれど、山川や大まかな道筋は余程変わりませんからね
地理のある人が読んで、違和感なく楽しめるように心がけて書いていますから、京都に縁ある葛西さんに読んでいただけて嬉しいです
二、昔日への応援コメント
こんにちは、な時間です。今は。
読み始めたのですが、私のカクヨムでの癖で、長いお話の場合は、その時、読んだところの最後に♡をつけて、次に読み進める時の目印にしています。
・・・・・・私の場合、無言♡が作者様のプレッシャーになることがあったりなかったり、小鹿さんなら大丈夫と思いつつも断り書きを入れさせていただきました。
新作を執筆中とのこと、おじゃまにならないよう、基本サイレントに読ませていただきます。
新選組について実は私はあまりというかほとんど知識がなく、最近の勉強でむしろ新徴組の方に知識がついてしまいました(゚ω゚)アカン
世の常識である新選組の知識、小鹿さんの作品なら考証もしっかりしているだろうと信頼しつつ読ませていただきますね!
・・・・・・既にサイレントじゃない(゚ω゚)アカン
作者からの返信
長い長いお話を開いていただいてありがとうございます!
序盤の3話は最近書き直したのですが、後は1〜2年前、小説を書き始めたころの文章なので、
心情&風景描写とか、台詞のやり取りとか、色々まあ拙い点が目立ちます
どうか緩い目でお読みください……!
江戸のお巡りさんこと新徴組といえば、お抱えは庄内の酒井さまですね
本作の主人公も同じく酒井の一族です(全く血縁にはありませんが 笑)
考証については、あの……気を付けてはいますけど、だいぶ危ういです、特に思想関連
このお話、最初期の構想は、高校上がったくらいに考えていたもので、
参考にした書籍名を残しておくどころか、調べた設定なのか自分で考えた設定なのかすらも、分かつことなくプロットを組んでおりましてね
とても「歴史小説」とは言えないのですが、「時代小説」としてなら、まあこちらも緩い目で見ていただければ、楽しんでいただけるかと思います 笑
ハートの付け方は、私も同じく、ここまで読んだよマークとして使っていますから、お気になさらず
ご感想も、思い立ったときはどうぞ、お寄せください!
編集済
四、自由への応援コメント
一気読みしてしまいました。
山南さんの死。私はカッシーに「総長とはいえ切腹申付もあるんだから、粋がるなよ」と威圧するため、と思っていたりします。
しかし、武士というか志士としての心情に重きを置いたこの流れも納得ですね。
カッシーは末路が末路なんで、とある漫画では竜馬暗殺の犯人の卑劣漢と描かれ、フルボッコという悲惨な目に遭わされたりしてますが、なるほど、この物語では好漢な感じに仕上がっておりますね。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
伊東は、私の文官贔屓が昂じ、好漢に書かれております
この方、ものすっごく危ない橋を渡って、結局は渡りきれなかったために、評価がよろしくありませんけれど、
残された歌集を読むと、心根の清かなることに胸を打たれます
編集済
四、遊山への応援コメント
五郎ちゃんイイ奴なんですけど、なんか裏があるのかなぁと思う私は汚れちまった大人です(笑)
啓之助は相変わらずマイペースというかわが道を行ってますね。
これだけ個性的な面々に囲まれた、千歳の個性は大丈夫なのか……「父」の対応はあんなんだし(笑)
あと、レビューを投稿させていただきました。ご笑納いただければ幸いです。修正等ありましたら、ご連絡いただければと思います。
面白かったです。
創作論の方も興味深く拝見しております。また、近況ノートの方の返信も見ました。私の「感覚」を解析されて、「なるほど」と自分のことながら感じ入った次第。
ではではノシ
作者からの返信
レビューありがとうございます!
興味を誘う書き方、なんとも心強いです
おかげさまで、新たな方々からハートいただきました
お礼申し上げます!!
さて、五郎くんですが、本当に良い子なんですよ
少女漫画だったら、確実にメインヒーローできる子です!
うちは少女漫画ではありませんので、ヒーローな感じにはしてあげられませんが
あ、あと三浦くんも良い子ではあります……笑
創作論の方で、よく見直せと書いているくせに、あはは……
誤字脱字の多いこと
いつもありがとうございます
三、不服への応援コメント
皮肉なことに、長州の方が武力攘夷しているというこのパラドックス……。
新撰組も、幕末の組織である以上、避けられない分派の動き。
そんなことしているうちに、カッシー(甲子太郎さん。私が勝手にそう呼んでいます)が来ちゃうしなぁ。
果たして、千歳はどうなってしまうのか。
総長も「運命」が迫っているし。
あと、前の話なんですが、千歳が性行為に対して忌避感を抱いているのは、自分が歳三と志都のそれの結果であり、それが兵馬に対する申し訳無さに繋がっているから、なんですかねえ……。
単純に三浦氏の「自慢」がウザいというのもあると思いますが^^;
面白かったです。
校正です。
>今、先祖をすれば負ける。
先祖→戦争 ですね。
ではではノシ
作者からの返信
カッシーとは良い呼び名ですね 笑
私、実は新撰組幹部隊士のなかでは、伊東甲子太郎が一、二を争って好きな人物なんですよ
登場はもう少し先になりますが、カッコいいカッシーを見ていただきたいです!
千歳の嫌悪感は、もちろん歳三への反感もあるんですが、
この時期の少年少女は、ある面で異性に対して潔癖になりますから、単純に自然な反応かなぁと
教室内で猥談に興じる運動部の男子を、本気で嫌がってる文化系女子なイメージです
先祖!
直しました!
いつもながら、ありがとうございます!
それから、誤字報告のコメントを修正後に編集してくださっていたらしく、
お心遣いに感謝です!!
編集済
十五、この先への応援コメント
才谷梅太郎さん、はっちゃけてますね(笑)
仇討ちや人斬りを忌避する彼の末路がアレかと思うと、哀しいですね。
ちなみに「竜馬がゆく」より、「お~い竜馬」や「修羅の刻」の竜馬の方が印象深い私です。
しかし千歳嬢はここから、洋学を志向していくんでしょうか……。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
キャラクター造形はけっこう逆算的に作るのが好きなので、
才谷さんは人斬り反対派としました
この人も、人を殺めなければ、もう少し違う最期になっていたかもしれませんからねぇ
『竜馬がゆく』は中一のころ、秋祭りの縁日で一冊五円にて揃えましたが、
あれ以来読んでいないので、お佐奈さまが不憫だったことと、キスをねだるお元ちゃんがかわいかったことくらいしか覚えていません……
(あ、たぶん無意識ながら、当作での明里のモデルです、お元ちゃん)
竜馬の少年っぽさがオジさま方には受けたのでしょうが、当時、リアル少年と共に過ごしていた身からすると、
竜馬がいい年しながら子どもっぽいうえに、浮気性に見えていました…… 笑
今読んだら、違う印象を持つんでしょうね
ありがとうございました
編集済
六、迷子への応援コメント
「世に棲む日日」とか読むと、こんだけやらかした長州が、翌年には功山寺挙兵で奇跡の大逆転という展開だったような……。
しかし京の人たちからすると、アイツらまた来んのかよ的な感じだったのでは。
かなりの覚悟で奉公に出た宮本屋。しかも、日々是忍耐的な感じだったのに……炎上。千歳嬢は何かもう、これでもかというぐらい、不幸な展開が襲ってきますね。今後どうなってしまうのか。
面白かったです。
永井尚志。
この人もなんか複雑な人生送っていますね。
この人も好きなんですけどね。釜次郎さんとか、割と好きなんで。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒さんも釜さんお好きなんですね!
私、(お察しいただけるように)文官好みでして、
なおかつ優秀な学者or技術職に親しみを抱くために、釜さん大好きなんですよ
永井さんの堅実なお働きも好きです
今思い出しましたが、志都の出身設定は、
永井さんが奥殿出身であること、奥殿藩が龍岡の地に五稜郭を築くことに起因していました
永井さんの他に好きな幕閣は、小栗上野介&川路聖謨の両名でして、
お三方見事に揃って外国奉行を経験しています 笑
この開明派贔屓を基に考えると、物語の行く末も予測立てられそうな気がしますね……
三、池田屋への応援コメント
逃げの小五郎だったとは……。
そして池田屋。
このあたりまでが、ある意味新撰組の華だったなぁ……。
沖田さんもキツイ展開が待っているし。
時代の主役から、敵役へと転換していく分水嶺だったのでは、と思うのです。
そんな中、千歳はどうなってしまうのか。
面白かったです。
作者からの返信
実は小五郎さんでした 笑
長州出身者では、長井雅楽さんと並んで好きな人物です
池田屋は新撰組の地歩を固める契機となった事件ですから、
物語的には、その後のストーリーが何を目標に進んでいるのか不鮮明になりがちなんですよね
屯所移転から御陵衛士分離までは、大きな事件もないですし
しかし! 千歳にとっては、重大事件が次々とおきるのです!
というわけで、乞うご期待
お付き合いよろしくお願いします
一、奉公への応援コメント
こ……この土佐弁、もしかして……しかも北辰一刀流を知っている……^^;
しかしまあ、綾女さん、五歳の女の子の小憎らしさを良く出ているなぁと、我が身を振り返りながら思ったりします。
油断すると、襲ってくるところが特に(笑)
千歳さんはこのままどうなるのやら……八重の桜みたいになれるといいのですが。
面白かったです。
作者からの返信
うふふ、はてさて
彼は誰でしょうか?
綾女さんに対して、千歳は悪口を含め心境を表す語彙が少ないので、クソガキとは言いませんが、
心中を適切に表現するなれば、まさにそう思っていたことでしょう
関係ないですけど、男の子って見えない敵と戦いますよね
あれって戦隊モノが流行る以前からの習性なんでしょうかねぇ
菊太郎さんも見えない敵と戦っている設定です
編集済
十二、不詳への応援コメント
サブちゃん……折角ライトサイドになったと思ったら、ダークサイド時代のツケがやってくるとは、また皮肉な。
隊内で白眼視されたりするところが、脱退の時のアレを予感させるやるせなさが醸し出てる感じがして、凄いと思いました。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
脱退時の……あ、某先生は今回関わり合いのない設定で書きました
あんまり、いつも馬越くん絡みの役に据えられてはかわいそうなので(話し方が鬱陶しいながら、わりと常識人設定です)
近況ノートにも書きましたけど、このツケの払わせ方は物語進行に必須だったわけじゃないんですよね
因果応報に収めなくては私が納得できなかったというだけです……
ありがとうございます
六、仮説への応援コメント
サブちゃん(馬越氏のこと)は何か厭らしいキャラで、それを描き切るところが凄いなぁと思います。いや、厭らしいということに対して、特に敵意等を感じているのではなく、読者にそう思わせるキャラを描く、というのが凄いなと思うのです。
千歳嬢が、いつか「陥落」してしまうのではないか、とハラハラさせるという効果もあり、物書きとしては垂涎のキャラです。
いち読者としては、「こんにゃろ!」と思わなくもないですが^^;
で、父子関係への気づき……はてさて、どうなることやら。
面白かったです。
さて、拙作「朝の信濃に、雷、走る。」への応援とお星さま、ありがとうございます。
はっきり言って、実は趣味に走っているので、あまり一般受けしないよな、と思ったので、御企画には出さないでおいた作品ですので、面映ゆいです。そもそもゾロ目字数で終わらせるという、ある意味、内容より、形式重視で書いていますし……。
また、拙作「河越夜戦」選考通過への賀詞、ありがとうございます。
この作品は長いので、どうかお暇なときに、お気が向きましたらお読み下さいませ。
ではではノシ
作者からの返信
馬越くんは、自意識過剰で自己中心的、思春期の煮凝りともいうべきキャラクターですから、
嫌な奴だと感じていただけて、しめしめと思っております!
でも、でもですね、彼は決して人格破綻者ではないんですよ
未熟ゆえに自己統制が効かないだけなんです……!
さて、ゾロ目企画とはそのような意味だったのですか
地黄八幡〜とペンラ振る気持ちで読ませていただきました
花倉の乱もそうですが、各自独立した作品ながらも、同一次元のお話として関連性を持つ短編は、
読みやすくて良いですね
あと、やはり、私は四谷軒さんの風景描写が好きだと思いました
ありがとうございました
十二、血脈への応援コメント
鴨殺しがまさかこんな描かれ方、というか、登場人物に影響を及ぼすことになるなんて、新鮮でした。
史実だとアレな鴨さんなんで、よく勧善懲悪というか、組を奪うためには仕方ないことと描かれていますので。
副長……箱館から若い隊士を脱出させていたりするので、そういう心情の持ち主と知っているだけに、山南さんの話は刺さるものなんだろうなぁと推察します。果たして今後、どう接していくのやら……。
面白かったです。
あと、拙作「朝の信濃に、雷、走る。」に応援をいただき、ありがとうございます。
校正です。
>初日に千歳が、志津が一昨年亡くなったと言ったのを思い出す。
志津→志都 ですね。
ではでは。
作者からの返信
芹沢先生は物語の都合上、すぐに死んでもらわないといけないキャラクターだっただけに、
言動全てが後の布石になるという大変忙しい&働き者なお方
千歳視点では、共に過ごした時間はわずかながら、後々まで心に残り続ける師匠です
そこに、人物評価に対する正負の振れ幅激しい芹沢鴨らしさを描けたかなと思っています
ていうか、人物の名前間違いって……
こそっと直してきます!
ありがとうございました
六、酔人への応援コメント
鴨さんがまだいるタイミングだったんですね。
この人、ちょっともう女性関係がアレなんで、千歳さんが心配になるんですけど、大丈夫なんでしょうか。
漢詩の挿入が「らしい」雰囲気を醸し出していて、うまいな、と思いました。
面白かったです。
作者からの返信
掛け軸にするような詩であるかはさておき、
芹沢先生はきっと李白お好きだと思ったんですよ
あと、陶淵明&白居易も
いずれも愛飲家(婉曲表現)として有名な詩人です
ちなみに李白は、
百年三萬六千日
一日須傾三百杯
百年あろうと日数にしては、たった三万六千日なのだから、
一日三百杯は飲まねばならんのぅ
という素晴らしいお言葉を残しています
いえ、私は嗜む程度ですよ 笑
編集済
四、小舟への応援コメント
山南さんの優しさが染みるシーンですね。末路を知っていると、余計に染みます。
それで某漫画だと悪即斬の斎藤さん。この人に「強い」って言われる総司ってどんだけ強いんやろ……と思わされます。
最後の補陀落のくだりのあたりで、仙が儚げに思えてなりません。
そういえば「高瀬舟」ってこのあたりが舞台の話だったなと思うと、尚更。
面白かったです。
ではでは。
作者からの返信
『高瀬舟』は中3で習いましたねぇ
『少年の日の思い出』、『握手』と並んで、中学国語のなかでも印象的なお話です
当時の京都、というか日本全国では物資の長距離運搬は船便が中心でしたから、
水辺の風景は、今とは全く違ったんだろうなぁた思いを馳せた次第です
ええ、船が好きなものでして
ありがとうございます
三、心得への応援コメント
総司の天然っぷりが、かえってキツいですね、歳さんにとって(笑)
敢えて天然を装っているやもしれませんが。
近藤さん……さすが古いなじみだけあって、歳三の「過去」を察しましたね。
その思いやりがかえって痛いような気もしますが(笑)
しかし仙之助……歳三の子かどうか疑惑が……ていうか、歳、覚えがあったのかよ!(笑)
この薬売りさんは本当にもう……「京でも俺ってモテモテ!」という手紙書いて故郷に送るくらいだからなぁ^^;
面白かったです。
作者からの返信
当然ながら鑑定などない時代ですし、
こんな騒動はあちこちであったのではないかしら? と思う次第です
さてさて、身に覚えはありながらも、確証はない
ご自身に置き換えてみれば胃の痛くなる限りでしょうが 笑、
物語ですからね、高みの見物として楽しんでください
ありがとうございました
十五、契りへの応援コメント
恋慕うという気持ちの、形の付け方を、そうと設定してしまった、あるいは決めつけた五郎が哀れですね。
現代(いま)ならもう少し自由な形をしていられたのですが……。
でも、この時代だからこそ、ここまで突き詰められたんだろうし……。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
あの時代の感覚としては、同性への恋情を衆道として成就させたい、となるのは自然なことなんですよね
(でも、起請からの血盟はさすがに当時でも旧風すぎ)
生真面目で駆け引きとかできない性質が五郎の良さでもあり、欠点でもあるわけです
第十章完です
続きはしばらく先ですが、また感想いただける日を楽しみにしています
ありがとうございます