応援コメント

五、感情」への応援コメント

  • 恋、という感情の概念って、いつぐらいからあったんでしょうね(゚ω゚) ←分からないことは小鹿さんに聞いてみようの精神

    愛という言葉は仏教由来で、情愛はそれに人間的な感情が絡んで、恋はその手前ですよね。「恋すてふ 我が名はまだきホニャララ」の恋は、情愛というか性愛を前提とした感情だと私は読むのですが、万葉集はワカランのです。

    この回を読んでそんな感想を持ちました。……感情のカテゴライズは止めた方が無難なのかもと思いつつのコメントです。

    作者からの返信

    人類が我々と同じような感情構造を持つようになったのは、歴史学の範疇である文字、この発生より遥か以前でしょうから、恋情の概念獲得がいつごろからかとのテーマは、葛西さんの方が向いていると思います! 丸投げします!

    「恋」が指す心理的状態は、上古のころは恋情よりももう少し広く、土地や季節などを思い慕うこと、との意味でも用いられていました
    中古以降、「恋情」の意が強くなりますが、その用例は主に歌に留まります
    また、和歌と比べて、漢詩のテーマに恋愛が扱われることは、圧倒的に少ないです
    和歌と恋情表現の親和性、源氏物語以降続く恋愛物語の隆盛、宣長の説く倭心……ここら辺をもう少し絡めて表現したかったところですが、難しいものです
    私自身がしっかり理解できていませんね

    感情へのカテゴライズ、ラベリングは、感情整理には欠かせない内省の手段ですけれど、カテゴライズすることを目的としては、まあ心理的には負担になりますものね

    ありがとうございます!