第9話 『宮廷神官物語』

こんにちは、長月です。


この前のことです。

職場で掃除をしていた時、Gの話になりました。

あれですよ? 黒光りするあれです。

時々出没するあれを倒せないという話で盛り上がりました。女4人で何の話をしているのか……(笑)

わたしの他にそこにいたのは、同期と先輩、それから後輩。そのうち前者3人がG苦手なんです。というか、戦えない。

わたしはそれがいても悲鳴を上げずに見つめることは出来ますが、2人は本当に虫苦手で……。

で、倒せると言ったのが後輩の子だけという、なんとも言えない笑い話です。

そしてその翌日、別のメンバーでGの話になって、笑いました。




さてさて。

榎田えだユウリ『宮廷神官物語』KADOKAWA


角川ビーンズ文庫で出ていたものが、文庫化しております。全11巻。

続編執筆が決定しているこのことで、わくわくしながら待ち望んでいます。


物語は、一人の神官が白虎峰びゃっこほうにいるという特別な力を持つ者を探すところから始まります。

神官の名は、瑛鶏冠えいけいかん。一筋の赤い髪を持つ、美しい男です。

宮廷にいた頃には想像もし得ない道のりを行き、やっとの思いで出会ったのは、山猿のような男の子と彼を弟のように守る青年。

2人の名は、天青てんせい曹鉄そうてつ

彼ら3人の出逢いから、全てが動き出す。


文庫版の表紙絵、綺麗です。まずそれを見て読んでみようかと思ったくらい。まあ、物語の内容がわたしの興味を誘ったのが大前提ですがね。


見たこともない異国。ですが中華文化を多分に含んだ物語で、衣服や食べ物の名にそれが表れています。だからこそ、その美しさや味を想像出来て楽しい。


それから、個性豊かな登場人物たち。

上記3人以外をここで紹介するのは面白くないので、伏せます。ぜひ、ご自分で紐解いてくださいませ。


ではでは、またお会いしましょう。


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