第26話 『ミステリなふたり ア・ラ・カルト』

 皆さま、こんにちは。

 長月そら葉です。


 浅葱 ひなさんからこちらの書庫のレビューコメントをいただきまして、「あ、読まなきゃ」と思った長月です(笑)

 最近、カクヨムで読むことが多くて……リアルは減っておりました。更に執筆に時間を使うので余計に……。

 でも今回は、浅葱 ひなさんのオススメを一冊。


 太田忠司『ミステリなふたり ア・ラ・カルト』東京創元社


 わたし、あまりミステリーを読まないんですよ。

 もっぱら、ファンタジーか日本史もの。そんなわたしですが、ミステリーと共に美味しい料理も出て来ると知って読んでみました(現金なやつ)。


 主人公は、愛知県警捜査一課の刑事である景子と、彼女の夫でイラストレーター兼主夫の新太郎。

 物語は、奥様が難事件にぶつかることから始まります。


 最初の事件は密室殺人。旅行に旅行に行っていた妻が、鍵のかかった自宅で死んでいる夫を見付けたと警察に通報してきたというもの。

 どうやって、誰が殺したのか?

 幾つもの証拠や推測から、新太郎が事件の真実を美味しい料理と共に解き明かしていく。


 こちら、『ミステリなふたり』という題のシリーズの短編集のようなものみたいです。全9編。


 仕事場で氷の女王と称される景子の家での顔、美味しくて楽しい料理を作る新太郎、そして、ビターテイストな事件の数々。


 2016年発売なので、探さないとないかも?

 でも、ミステリー初心者にも読みやすい作品だと思いますよ。


 コロナ禍&緊急事態宣言でおうち時間に飽きた方、こんなミステリーは如何でしょう?

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