第36話 『もうすぐいなくなります 絶滅の生物学』
ちょっと公開時間が前後してしまって申し訳ありません。え? 知らなかった? なら大丈夫です(笑)
それでは本エッセイ最後の書籍をご案内しましょう。
池田清彦『もうすぐいなくなります 絶滅の生物学』新潮社
こちらは、先程読み終わったものでして。
皆さまは、日本で絶滅した動物と言えば何を思い浮かべますか?
ハイイロオオカミ、ニホンカワウソ、トキ。有名なのはこの辺りでしょうか?
そんな彼らが何故絶滅したのか、要因には何があったのか。それを含め、そもそも『絶滅』とはどういうことなのか? それらをテーマに書かれたのが本作です。
人間は今や60億人を突破し、もうすぐインドの人口が中国のそれを上回ると言います。新興国では人口が増加し、先進国では減少傾向にあるのは周知の事実です。
では、人間はホモサピエンス一種だけなのか?
実は、大昔はそうではなかったんですよね。様々な環境の変化に対応し、生き残ったのが私たちというわけです。
それも、滅んだ人類のDNAを受け継いで。
そんなことを思いながら、本書を読んでみてはいかがでしょうか?
生物に興味がある方、動物が好きな方、環境問題に興味がある方も面白く読んで頂けるのではないでしょうか?
これにて、わたしの『徒然書庫』はページを閉じます。
皆さまには幾つもの本を紹介してきましたが、一冊でも読んでみたいというものはありましたか? もし一冊でもあれば嬉しく思います。
それではカクヨムコン8の期間中でもありますし、わたしはそろそろそちらの執筆に戻ります。
皆さまにも、良い本との出会いがありますように。
また別の作品にてお会いしましょうm(__)m
徒然書庫 長月そら葉 @so25r-a
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