概要
暗君であり続けるのは想像以上に難しい。転生王は今日も玉座でサバイバル。
父の死により地方の造園会社を引き継いだ男は、お飾り社長の無力感に心底嫌気がさして自死を選んだ。
そんな彼が何の因果か異世界に転生し、またお飾り社長(国王)をやるはめに。収支は真っ赤、国内は階級闘争寸前、周囲は敵国ばかり。独身の彼を取り巻く見目麗しの令嬢たちだけが彼の癒やし…のはずもなく。
使える現代知識なし、じんわり近づく革命の気配と始終暗闘ギスギス私生活を乗り切るべく、彼は今日も玉座で物言わぬ置物になる。
※「小説家になろう」にて同時掲載中
※ 2024年9月7日 第1部完結
そんな彼が何の因果か異世界に転生し、またお飾り社長(国王)をやるはめに。収支は真っ赤、国内は階級闘争寸前、周囲は敵国ばかり。独身の彼を取り巻く見目麗しの令嬢たちだけが彼の癒やし…のはずもなく。
使える現代知識なし、じんわり近づく革命の気配と始終暗闘ギスギス私生活を乗り切るべく、彼は今日も玉座で物言わぬ置物になる。
※「小説家になろう」にて同時掲載中
※ 2024年9月7日 第1部完結
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!再評価好きの歴史オタク達、暗君を愛せよ
授業で習った何がしたいんだ?って感じの歴史上の人物が、最新研究の本を読むと実はちゃんとした考えがあっての行動だった。ってことありますよね。
それで、それを知らずにその人を軽んじている人を見ると通説はそうだけどわかってないな〜とひっそり見下したり、あるいは実はこうなんだよって解説したり。再評価が進んでその説が主流になると何だか嬉しかったり。
そういうこと歴史好きなら思い当たることあると思うんですけど、この小説はそういった感情をより強めたものが味わえますね。
1部では王の内面を、2部では客観的に見た王を描写することでまるで当事者達の気持ちで最終章の再評価を迎えることが出来ます。
歴史好きなら間違…続きを読む