応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 無能な王の重荷への応援コメント

    「ぼく」の優しさと同列の後悔、傷つく内容はどれも今を生きる人にわかりやすく、そして、異性に欲情もする。
    ユニウスと初代は性別は逆の関係であり、その時代だからこそ今の2人とは違う結果になった事を匂わせる、伏線を感じるお話です。

  • 妃たち 3への応援コメント

    ロベスピエール擬きの彼よりも市井の少女たちの方が開明的なのが好ましい。

  • 妃たち 1への応援コメント

    革命の連座から逃れるには物理的な距離が必要だとフランス革命から理解できます。物理的に近い距離にいると炎上、矛先は必ず突き刺さりますから。

  • 岐路への応援コメント

    体制が全く違うが故に帝国とは手を握れるけどアングランは無理ということでもあるのかなと。一連の改革前までは帝国との方が衝突しがちだったけど。

  • 敵 1への応援コメント

    エリクスも13世と会ってはじめて至った結論なのかもしれませんね。市民革命はいまだ現れていない世界では不平等への怒りだけが渦巻いていそうです。共和政っぽいかの国の民衆はどんな感じなのでしょうか。サンテネリの動きに一番影響を受けそうですが。

  • 親政後期(1713〜1716)への応援コメント

    貶められるのは折込済みで耐えられるけど、美化されてイケメンに修正されて作品化されるのは叫び出したい程に"僕"にとってはキツイだろうなぁ、と妄想しました!

  • 親政前期(1712ー1713)への応援コメント

    "日本"が存在しない世界線では完全に謎文字になりますよね。
    漢字、平仮名、片仮名、ローマ字、アラビア数字、、、超難解ですねw

    宗教教祖や歴史的人物においても統合失調神経症の可能性があるそうなので、そう思われるのも納得です。

  • 王と戦争への応援コメント

    もう一つはプロザンと裏で手を握ってサンテネリがエストビルグよりも先に領有してしまうパターン。エストビルグにとっては婿の支配地となったプロザンに攻め込むわけにはいかないですから。ただそこまでプロザンとサンテネリが関係を深め信頼出来ているわけではないので無意味かもしれませんね。

    作者からの返信

    プロザンは中央大陸の歴史尺度でみれば新興の国家で元は一公領ですので、サンテネリ王国との外交関係は希薄ですね。パイプがない状態というか。第1部4章にプロザンとのお話が出てきますので、もしよろしければご覧下さいませ。

  • 無能な王は生を選ぶへの応援コメント

    緊縮財政というよりは不良債権の処理という感じなのでしょうが、もう少し商人のアイデアを募った方が良さそうにも。旧城を売却するにも買う方が不敬になるような時代でしょうから商人に担保として貸し出すという方が宜しいかと。使い途は商人に任せても良いですし。

    作者からの返信

    旧城の転用については本文にある通り、広報的側面が多分にありますね。
    担保は、入れられそうなものは大体入っている状況です。ただ当時のサンテネリは人的支配の極地なので場合によっては無視できます。
    その辺りの話は第2部最終章で少しだけ触れています。ただ、作者の力不足ゆえご納得頂ける設定になっているかは疑わしいところではあります。

  • 親政後期(1713〜1716)への応援コメント

    アキアヌ公ピエルが公然と敵対勢力だったのに、グロワスの晩年にはとにかく頼りにしてたということが痛快であり、しかし同時にグロワスの存在の大きさを感じさせる出来事だったなあとしみじみ感じています。

    あのおっさん好きやねん、私。

    作者からの返信

    アキアヌさんは私も好きです!
    アキアヌさんとガイユールさんは書いていてとても楽しい存在でした。
    明瞭な政敵でありながらも同志であり、私生活では友人に近いという、少し複雑な関係を描けていれば幸いです。


  • 編集済

    親政後期(1713〜1716)への応援コメント

    一気読みしました
    とても面白かったです、続きも楽しみにしています

    このエピローグで特に嬉しかったのは、回心前のグロワス王子がどういった人間か少し理解できたこと、
    幼少期の王子の空想癖など、どことなくグロワス14世と似たところを感じます。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    一気に読んでいただけると冒頭と最後の落差を存分に強く感じていただけたのではないかと思います。

    回心以前の主人公の姿は是非書いておきたかったところなので注目していただいてうれしいです。息子との類似性、確かにそうですね。各キャラクターの対比と相似の連なりを感じていただければ幸いです。

    編集済
  • 親政後期(1713〜1716)への応援コメント

    内容についての感想で申し訳ないですが、「穿った見方」は本来「物事の本質や真相を的確に捉えた見方」という意味のポジティブな表現なので、今話や幼年時代での使い方は誤用だと思われます。

    作者からの返信

    ご指摘ありがとうございます!
    お恥ずかしながら意味を取り違えていました。該当箇所は表現を変更しました。

  • 親政後期(1713〜1716)への応援コメント

    レスパン君が残してしまった数々の遺稿について自ら遜る所暗君であらせられる陛下に感想を聞いてみたい。
    多分凄い困った顔で苦笑いしてそうですが。

    作者からの返信

    苦笑いはありそうですね。
    ただ、微妙にうれしさもあり、という複雑な。

  • 親政前期(1712ー1713)への応援コメント

     たぶん、日本語は言語学が発達したら不完全には解かれるだろうな。だとすると人工言語と思われるだろうけど、やっぱり父親にネグレクトされた統合失調症扱いになるのだろうか?

    作者からの返信

    最終章段階では解読されませんが、将来は多分…。

  • 無能な王の選択 2への応援コメント

    ヒャッハー!言ったね!


    それはそうと負傷兵でも出来る仕事作れるか・・・現代でもなかなか難しい問題ですね。
    無駄飯食らい扱いは辛いぞ。

    作者からの返信

    序盤の盛り上がり(と想定して書いたところ)の一つですね。
    旧城のその後は第2部最終章で少し触れることになるかと思います。

  • 幼年時代(1692〜1712)への応援コメント

    "僕"を知らない物語内の第三者視点で語られる形式が興味深いです。

    12世が"僕"に気がついた騒動を客観視するとこのようになるんだなぁ、、、

    歴史書や人物批評がこうやって作られるのかと思うと、非常に面白いです!

    作者からの返信

    一人の人物を多方面から見る面白さを感じていただければ幸いです。
    かなり読みづらい形式(行間ぎっしり)になっていますが、雰囲気を出すためには必須のものでしたのでご容赦ください。

  • 趣味などの個人的嗜好の繋がりから、人物批評が見直されるのが珍しくかつ面白いです!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    ブラーグブランドについては是非やりたかったところなので、そう言っていただけて嬉しいです。

  • 幼年時代(1692〜1712)への応援コメント

    >1735年以降の悪評をもたらした要因は分かりやすい。のちの「大改革」を主導することとなる改革派集団による意図的な情報の流布である。

     ジュール・レスパン自身は反対したと思いたい。


    >グロワス少年の趣味は庭いじり

     グロワス13世の中に元々”僕”が眠っていたんですかね?
    それが病を切っ掛けに表に出たような感じでしょうか。

    作者からの返信

    レスパンがどう動いたかは後ほど書いていきます。

    ”ぼく”の存在についてはここでの返答はご容赦ください。

  • 暗君とブラウネへの応援コメント

    ここまで急に変わったら、思わず普段は空気として扱うだろう従者達に目で問いそうだ。

    作者からの返信

    確かにそうですね。
    描写はしていませんが、ブラウネはそうしたかも…。

  • 汝、暗君を愛せよへの応援コメント

    僕が真の内心を"日本語"で吐露したのがなんとも心に刺さりましたね、、、
    黙祷。

    転生者の終わりまで書かれた作品は新鮮で興味深く、とても面白いです。

    次章も楽しみにしています!

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます!
    日本語の部分は最後まで書くか迷いました。グッとと来ていただけていれば幸いです。

    最終章、もう少しですので是非お付き合いくださいませ。


  • 編集済

    西洋哲学者連中の書くようなくどい日記を残していても思想的に劇物すぎてまず抹消されるのでしょうがない いや本当にしょうがない

    作者からの返信

    残していたら研究者の皆さんも心底頭を抱えたと思います。

  • 改めて結果だけ見れば王政国家から近代国家への大転換の基礎を1代で築いた化物である。

    新大陸の戦争に関わった失政(と記憶していますが)など完璧ではなかったにせよ、子どもの教育など含めて後世への影響が大き過ぎる。

    まあ本人は暗君なので自分1人では何もできなかったし敢えてかは知りませんが記録にも残さなかったしジュール君の手記がなければ歴史の表舞台に出ることはなかったでしょうけど!

    多分歴史クラスタからもっと情報残せとめちゃくちゃキレられてる。

    作者からの返信

    最終章はいわゆる「スカッとする」パートですので(笑

    戦争については、プロザンが始めた戦いに巻き込まれる形で自動的に参戦という…。
    失政部分は低地諸国を狙ったところでしょうか。

    記録については、日本語で書かれた日記が2年分ほどありますが、それ以外はあえて残していません。レスパン遺稿は完全に偶然の産物です。彼も他者に見せるつもりはなかったので。

  • 汝、暗君を愛せよへの応援コメント

    前世では自死した男が、愛されて逝くことができたんだなぁ……

    作者からの返信

    そうですね。その意味では幸せな最後かもしれません。

  • 汝、暗君を愛せよへの応援コメント

    お疲れ様でした
    生き抜くのは大変な事ですね
    ここ数話は本当にうるっと来ました
    最後がジュールの遺構というのがまた…

    彼の人がどれほど偉大だったかを
    彼こそが理解しているのに
    彼がそれをしてしまえば彼の人の意図を
    壊してしまうというジレンマが切ないですね
    紙に向かって吐きだす他なかった
    切ないです

    作者からの返信

    うるっと来たと言っていただけただけで、本当に報われます。
    ジュールの心境もまさに。

  • 汝、暗君を愛せよへの応援コメント

    ご冥福を、お祈りします

    作者からの返信

    ここまでお付き合いいただきありがとうございました!


  • 編集済

    汝、暗君を愛せよへの応援コメント

    大グロワス、その魂が安らかなることを。


    最後の最期に、ぼくが帰ってきてくれたんですね。
    サンテネリの男ではなく、ベランダからこのサンテネリに来てしまった彼が。

    作者からの返信

    最後の独白は書こうかどうしようか最後まで迷いました。
    でも、これが最後なのであえて。

  • 汝、暗君を愛せよへの応援コメント

    偉大なる暗君に黙祷

    作者からの返信

    ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

    編集済
  • 別れの儀式 4への応援コメント

    グロワス13世という物語の終わりに向けて丁寧に畳んでいく感じがものすごく刺さる

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    終わる寂寥感を感じて頂けていれば幸いです。

  • 別れの儀式 4への応援コメント

    愛するからこそ悲しみを恐れるが余り遠ざける、目を背ける、心を閉ざす。

    個々の人々の僕への相対し方。

    良いですね。

    作者からの返信

    ゾフィはヒロインの中で最も「頭で愛する」タイプのキャラとして構築しましたので、最後には、理屈の底にあるものが噴き出す瞬間を描きたいと思っていました。

  • 継ぐ者たちと、別れの儀式への応援コメント

    しんみり系はコメントし辛い、たがコレが良い‼️

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    じんわり感じて頂ければ幸いです。

  • 別れの儀式 4への応援コメント

    死が見えることがつらいのではなく、死によって思い出を奪われていくのが怖い、という印象があります。

    でも、その中でゾフィは思い出をみつけた、そのことが喜びであり、哀しみでもあるのですね。

    作者からの返信

    彼女が愛した王の知性が剥ぎ取られたとき、それでも残るものを描いてみました。思い出、まさに感情ですね。

  • 継ぐ者たち 2への応援コメント

    数多の歯車や部品によって構成される時計に重なる国家の在り方。

    アニュスが"醜い機械"と形容した所に凄く価値観の違いを感じました。

    作者からの返信

    色々な価値観が移り変わる”直前”の時代ですので、各人の世界観の差異が伝わっていればうれしいです!

  • 継ぐ者たち 1への応援コメント

    己の価値観と周囲との乖離にどのように折り合いを付けるのか、はたまた周囲を変革する事ができるのか。

    今後の展開が楽しみです!

    作者からの返信

    次世代の話は最終章で書きたいと思います。
    なかなか難しいところですよね。折り合いも変革も。


  • 編集済

    継ぐ者たち 2への応援コメント

    アニェス殿の思うことも至極正しい...が故に我らがグロワス陛下の偉大さは伝わらず残りもせず...
    なんとも寂しいですなあ。

    時計も14世の治世にかかりそうな年代で、後世このグロワスグローは何世か、みたいな議論がありそうなのでは。

    作者からの返信

    時計の名前については、最終章でハイライトされますので、是非お楽しみになさってください。


  • 編集済

    継ぐ者たち 2への応援コメント

    最後の1行に泣けてきてしまった。
    ブラーグ自身は本音で付けたであろう時計の名前が、後世には国王に忖度して付けられたと思われるであろうことがたまらなく悲しい…

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    時計の名前にまつわる諸々については、是非最終章をお楽しみに。

  • 継ぐ者たち 1への応援コメント

    根付いている!
    お父さんの思想が根付いている!なんと喜ばしいことか!

    作者からの返信

    影響はしっかり受けていますね。
    それがどのように働くかは未知数ですが。

  • 暗君とブラウネへの応援コメント

    面白い!ここまで人が変わると皆態度も変わってしまうね

    作者からの返信

    この後も地味ながら色々な変化が各人に起こっていきます。
    お楽しみ頂ければ幸いです。

  • 別れの儀式 3への応援コメント

    >「メアリさん、知っているかな。…知識は呪いだ。恩恵なんてない。ぼくとあなたを苦しめただけだ。——こんなものは、ほしくなかった」

    ここにきてこれですか… 
    知識ないままで本物の暗君(時代的には普通の王ですが)として生きれば、苦しみもなかったというのは切ない。

    同時代の理解者もほんの少しで後世の評価も高くないこと知ってる読者として、小説の登場人物とは分かっていても「私は分かってるよ」と伝えたくなりました。

    作者からの返信

    読者の視点から「私は分かっているよ」と感じるとのお言葉、本当にうれしいです!
    まさに物語の醍醐味、特に悲劇の価値はそこにあると感じます。


  • 編集済

    別れの儀式 3への応援コメント

    知識と認識の齟齬をこのようにお話しにするのを初めて拝読しました!

    良いですねぇ(小並感)

    王の病気は糖尿病のように感じました、一昔前なら贅沢病・飲水病とも呼ばれていましたし、合併症も多い、、、完治は不可能、、、
    僕は明確に終わりを察したのやも、、、

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    このエピソードは書こうかどうしようか最後まで迷ったものでした。

    病気は仰るとおり、糖尿病ですね。

  • 別れの儀式 2への応援コメント

    組織が巨大である程、穏便な政策継承が難しい事がよく分かる暗闘的な物語。

    派手な英雄譚よりも面白味を感じる。

    作者からの返信

    王がまだ生きているからこそこの程度で済んでいるという…。

  • 別れの儀式への応援コメント

    脳溢血か脳梗塞か、、、
    重積にある立場の方々が職場で昏倒する原因といえばコレといった感じでしょうか。

    末娘優しい、、、

    作者からの返信

    フローリアは癒やしですね。

  • 別れの儀式 3への応援コメント

    瀉血は現代知識があったら確かにそうする
    だろうなと
    それを常識とする人々から見たらかぁ
    通常の作品では頼もしい現代知識が呪いにしか
    なってないのがお労しいですね
    王権の未来だって知らなければ
    その時点でもっと素直にあれこれ悩まず
    出来たでしょうし

    作者からの返信

    そうなんですよね。
    外部から見ると根拠のない変な思い込みで治療を拒むアレな人なので。
    そう見られるであろうことを本人も理解しながら、それでもあえて拒否せざるを得ないという。

  • 別れの儀式 3への応援コメント

    悲しくも、きちんと、終わりへ向かっていくこの物語が美しいとさえ、感じます。

    作者からの返信

    美しいと感じていただけるのは本当に嬉しいです。

  • 対話、最後のへの応援コメント

    貴族への戦争課税の話、2話で出てた!!!
    フラグ回収してる!!!
    凄い!!!!!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    ただ、貴族課税はずっと懸案事項で、20年近くかけてやっと手を付けられた、という感じですね。

  • 王の旅 3への応援コメント

    この小説、タイトルで損してる、副題をつけてアピールしないともったいない。ここまで読んで刺さりまくりです。きちんとした背景がとても感情移入しやすくしています。なろう系ではマイベスト10に入りました。主人公や姫たちの言動もこちらに届いています。演説良かったです。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます!
    タイトルについては、カクヨムはキャッチコピーがあるのでそちらにお任せしています。自分の感性として長いタイトルが少し性に合わず。

  • 対話、最後のへの応援コメント

    魔王が勇者に帝王学を授けているような、なんともエモい感情が湧く関係がとても良き!

    作者からの返信

    自分も書いていて感慨に浸った部分でした。

  • 対話 5への応援コメント

    "サンテネリ王家の先進的な教育法"について、後世に論文が書けそうですね!

    作者からの返信

    あまりよい効果は得られなさそうですが、ある種の実験として研究されるかもしれませんね。

  • 無能な王と軍への応援コメント

    面白い作品を読ませて頂き、ありがとうございます。
    正に新書を読んでいるかのように、楽しんでいます。

    無学で恥ずかしいのですが、王位の継承権と請求権と有りますが、違いは何でしょうか?継承権はわかるのですが、請求権は初めて知りました。

    最新話まで楽しませて頂きます<(_ _)>

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます! 
    新書のように、とのご評価光栄です。

    継承権と請求権についてはほぼ同義の言い換え語として使っています。英語でも同表現になりますので。ただ、現実の使用例としては請求権の場合の方がより「言いがかり」的に訴えうるものとの認識です。

    私自身歴史は完全な門外漢でして、ほぼ全て想像(でっち上げ)で書いていますので、語句使用の矛盾が他にも存在するかもしれません。
    その辺りお目こぼしいただければ幸いです。

  • 始まりの終わりへの応援コメント

    王政が打ち倒されるにあたって、それを推し進めた人物がメアリ・アンヌということになるのでしょうか。
    いずれにしてもグロワス13世が歴史の中に埋もれて消えゆこうとしていることが悲しくも、それを成し遂げようとしていることがどうしようもなく素晴らしいと感じます。

    作者からの返信

    メアリ・アンヌについては先の話になってしまうので詳しいことは書けませんが、ご想像いただければ幸いです。
    グロワス13世の存在が埋もれていく様を感じてくださってありがとうございます。なんというか、寂寥感のようなものを描ければと思っていました。

  • 始まりの終わりへの応援コメント

    大変楽しませて頂きました
    前話で感想を書き込もうとして
    上手くまとまらず、さらに今回の話でもそうで
    情けなく不甲斐なく思います
    王にとってもジュールにとっても
    あの数時間は本当に貴重な宝物なんだなと
    今話の話でなお思い知らされました

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます!
    読んでいただけるだけでも幸せなのに、それを伝えていただけること、本当に嬉しく思います。
    王とジュールの関係はこの話では数少ない対称性を持っていますので、その二人の邂逅の雰囲気を感じていただけたこと、これに勝る喜びはありません。

  • 導き手への応援コメント

    成功したロベスピエールかぁ
    批判に耐えられるなら可能だと思うし頑張ってほしい
    状況的に主人公は市民からの断頭台は逃げ切ってるし

    作者からの返信

    レスパンは今後もまだ出てきますので、是非お楽しみに!

  • 敵 1への応援コメント

    もう今更フランス革命狙っても市民が付いてくるとは思えないんだけど、この手の人って実行しちゃうからなぁ。

    作者からの返信

    この世界にはまだ「革命」の概念がありません。これからですね。

  • 対話、最後のへの応援コメント

    ジュールは潔癖さが強いので、亡命は逐次たる思いだと想像してましたが、背中を押したのは彼でしたか……
    第三国ではなくアングランを選んだのは、ジュールなりにもう一度対峙したかったんですかねぇ

    作者からの返信

    そうなんです。背中を押すというより、放っておくと捕まるので逃がした感じですね。

    アングランは近いので。
    近代に入るまでは交戦国でも余裕で人の往来がありましたから、ごく自然にそちらに向かったんでしょう。

  • 対話 4への応援コメント

    王太子の苦悩を王が導いてくれたことに安堵。

    君臨すれども統治せず
    権威のみの象徴
    これに至る、またその系譜たる者の苦悩と葛藤が慮れてとても良いお話しだと思います。

    作者からの返信

    王(ぼく)が悩んだことが子ども達にも伝わっていき、そこに社会の変化が加わって時代が変わっていく。そんな歴史をミクロとマクロの両面から描ければと思い頑張っています。難しいですが…。

  • 対話 4への応援コメント

    ありがとうございます。とても好きなエピソードです。

    作者からの返信

    地味なエピソードではありますが、好きと言っていただけてとてもうれしいです!

  • 対話 4への応援コメント

    ”ぼく”が通ってきた道と、ブラウネが示してくれた王であることの意味、真の勇者であること、それが14世に、受け継がれていくのですね。
    あるいは、王家がなくなったとしても、真の人間としてのあり方、そういうものを伝えたかったのでしょうか。

    作者からの返信

    そうですね。内心を描写していませんが、王は万感の思いを込めて語っています。
    考え方が受け継がれていく、あるいは超克されていく過程を描けていれば、それに勝る喜びはありません。

  • 対話 3への応援コメント

    戦争が外交・政治の延長である事がよく分かるお話しでした。

    主人公も覚悟を決めている様子。

    若き革命家は"上手く"やっている様子。

    更に面白くなって来ました!

    作者からの返信

    重たいお話が続くところ、楽しんで頂けてよかったです。
    多方面を描かねばならず大変ですが、最後に上手くまとめられるよう頑張ります!

  • 対話 1への応援コメント

    肉体が変わっても魂(精神)が継続するなら経験は蓄積する。
    そう考えると"僕"は60代⁈

    2章から節々に老境に至ったような言葉があるのはそれ故なのやも。

    悪を糾弾する者を悪を持って処断すれば、バッドエンド確定でしょうね。

    しかしながら、悪を悪と認識しているのがこの中で"僕"しかいないのは当然ですが、苦労は絶えませんね。

    作者からの返信

    僕の精神年齢は第2部第2章時点で56歳になります。
    王VSレスパンは今後が山場ですね。
    頑張って盛り上げていきたいと思います。

  • 息子たち 2への応援コメント

    時代の進歩による戦争の激化。
    国家が生き残る為には"国民国家"への変革が必要不可欠。

    過激な革命によってそれを成さずに、上手く変革を成し遂げる事ができるのか⁈

    興味深く拝読しています!

    作者からの返信

    そうですね。
    どう変革していくか、その辺りサンテネリがフランス”ではない”ところを描けるかと思います。
    頑張ります!

  • 息子たち 1への応援コメント

    エストビルグが思っていた以上に詰んでいますね。

    (オーストリアのマリア・テレジア無しは辛い💦)

    選択肢があるだけサンテネリの方が幾分かはましなのか。

    作者からの返信

    何より帝国がもう…。
    ただ、エストビルグ単体では今後も一山あります。

  • 対話 1への応援コメント

    レスパン君との対話はあの授与式が最後だと思ってただけに嬉しい

    作者からの返信

    レスパン氏とはこれからが本番ですね。
    自分の中では大きな山場に設定しています。

  • 終わりの始まりへの応援コメント

    冒頭の二重戦争のくだりでプロザン〜?と思ったけど、フライシュ3世逝ってたのか…
    物語の舞台的に平均年齢高めだからこれからどんどん亡くなっていくんだろな
    けどフライシュ3世は壮年くらいだっけ

    作者からの返信

    フライシュ3世は亡くなりました。
    特に描写していませんが、設定では享年56歳です。

  • 対話 1への応援コメント

    更新ありがとうございます
    非常に面白くなってきました
    ジュールとのやりとりが楽しみです

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    このパートは色々詰め込んでいきますので是非お楽しみに。

  • 終わりの始まりへの応援コメント

    年頃の娘を持つ父親の苦悩を持ちつつも、娘を一人の人間として接しているのが呼び方から垣間見える気がします。

    作者からの返信

    呼び方は場面や同席者によって揺れるようにしていますので、その辺り、楽しんでいただければ幸いです。

  • 王女の肖像への応援コメント

    王は母子を抱きしめる事で敢えて"歪ませた"のか、それを母から聞いた時王女は善きにしろ悪しきにしろどう思ったのか、、、

    歪みが善き方向に向かう事を願います!

    作者からの返信

    流石にわざとではないですね。感情高ぶって、という感じです。
    王女の思いは追々書きたいと思います。

  • 息子たち 2への応援コメント

    基本的に物語の主役は王族や貴族なので、名誉や栄光、誇りの寄る辺を失う話はどのキャラクターも良いだけにやはり辛いですね…どうにも昔から苦手でして。着地点がどうなるか分かりませんがそれでも最後まで読みたいなと思います。上手くやってね暗君。あとブラウネさん、お子さんが2人も育っていて良かった〜

    作者からの返信

    先の話になりますので詳しいことは書けませんが、時代の移り変わりを描いた話ですのでどうしても…。
    残り少なくなりましたが、キャラクタたちを愛でてやってくださいませ。

  • 息子たち 1への応援コメント

    王国維新どうなるかなぁ。
    植民地は売り飛ばすやろとか思ってましたが…
    思想の革命も価値あるけども科学と産業の革命が必要ですよねぇ。第一章で内政チート困難なことは語られていましたけど。この辺は社会変革の両輪みたいな関係もありますしね。

    作者からの返信

    全部書ければいいのですが、どうしても描写の重心が偏ってしまいますね。
    できる限り回収していきます。


  • 編集済

    息子たち 1への応援コメント

    ここ数話毎回年代ジャンプしていて感情が追いつけないです……

    なるほど回答ありがとうございます
    これで安心して読めます

    作者からの返信

    分かりづらい記述になってしまいました。
    第2部第2章は全編を通して1731年あたりを書く予定です。第2部第1章から15年後ですね。

  • 王たちの夜 1への応援コメント

    ずっと一人称で話が進んで、王権を手放すことに重点を置いていると思わされていたので、王の政治参画の構図になってしまったといわれてやっと気付きました……。
    アキアヌ公に共感&同情です。

    作者からの返信

    王自身の政治参画というよりは、王がアキアヌ公を政権に引きずり込むことを意図していることに(アキアヌ公本人が)気づいた、という場面でしょうか。
    なんというか、書いている私が言うのもあれですが、ちょっと複雑で混乱してしまいますね。

  • 王の肖像への応援コメント

    マリーアントワネットは物凄く有名。

    信長も徳川家康も。
    主人公はベターな感じに次世代までは繋いだ感じですかね。息子がいたとしたら息子は激動じゃなかった雰囲気。

    作者からの返信

    先のことになりますので詳しくは書けませんが、第2部第2章をお読みいただければ幸いです。

  • 妃たち 4への応援コメント

    肯定されてのびのびと育つとおおらかな性質になりますね。


    否定と抑圧で長年育った斜めばかりの捻くれ者なので、
    偶に、良い育ちしてるなぁ、と思う綺麗事の多いおおらかな人と会うと、極限状態で出てくる裏はどうなんだろう、と考えてしまう。
    人生で形成された常識という物差しの形が違い過ぎる。

    作者からの返信

    本当に、自分もそういう育ちの良い人を見ていてそう感じます。
    羨ましい限りですね。

  • 王と正妃と王の証への応援コメント

    登場人物の心情、機微が凄く美しいと思います。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    機微を褒めていただけるの、とてもうれしいです。

  • 無能な王の夜会 1への応援コメント

    例えばよくあるハーレムもののラノベの場合、

    めっちゃ強い主人公を、
    バリエーション豊かな女子達が囲んでチヤホヤして、女子達に相応のベネフィットもあって、
    嫉妬もキャットファイトもしないので主人公は快適に過ごせる。



    リアルで考えると地獄。
    クラスカーストトップ、サバサバ、取り巻き系、構って系、隅っこ暮らしの読書女子またはオタク女子は混ぜるな危険。

    それぞれの序列、各自の言わないけど察してレベル、不満、誕生日忘れピンチ、数十年後おばあちゃんだらけ、子供世代の反抗期と子供各自の相性。

    次世代への地雷を埋めてるように思える。

    作者からの返信

    あまり一般的なハーレムもののラノベを読んだことがないので分かりませんが、このお話の中では結構重たい問題ですね、ハーレム。
    特に第2部第2章以降は。

  • 無能な王のルーティン 夜への応援コメント

    自死なら保険金によっては半額かも。
    ワイン飲んでの事故と見なされればあるいは。

    作者からの返信

    その辺りはまぁ、あまりリアルに書いてもその…。

  • 悪について 3への応援コメント

    ジュールくん王様のことめちゃくちゃ大好きなのにそれはそれとして除かねばならぬと決意しているのでしょうね。

    作者からの返信

    そうなんです。
    王もジュールくんのこと気に入ってますからね。相思相愛なのに…。

  • 王女の肖像への応援コメント

    かくして、ぼくはサンテネリの男に。

    作者からの返信

    はい。まさに。

  • 王女の肖像への応援コメント

    そう来るか!
    と思いました。いや、今後も目が離せませんね。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    是非第2章以降も読んでやってくださいませ。

  • 若奥様は鋭いですね。
    ジュール君も男性の枠からは逃れられなかった?
    むしろ男女のギャップを拡大しかねない過激派思想に足をすくわれても面白そう。

    作者からの返信

    結局王もジュールも男権的なんです。
    でも、それを非難するわけではなく、その枠こそが「時代」という感じです。それを超えられそうなジュールも王もなかなか超えられない。

  • >「私は酷く傲慢だった。恐らくレスパン殿も」
    > 王のつぶやきは真の悔悟を含んでいる。

    先進的なレスパンもまた時代の制約上にあるという。
    これレスパンに教えたら「オレはこんなことも気付かずに権力者を断罪してたのか」ってなりそうですね。

    作者からの返信

    時代の制約の強烈さは一貫して書きたかったところなので、それを読み取っていただけてうれしいです。ゾフィも他の女性と比べればかなり先進的ですが、まだまだ「常識」の元にいますから。

  • サンテネリ語に対する疑問なのですが、人類皆平等という議論をした際に用いられた人間という語("オン")は英語でいう所の男性名詞"man"相当だったのでしょうかね?
    "person"ないし"people"という中性的な名詞がそもそもサンテネリ語になかったりするのでしょうか?

    第一部であれだけセクハラに気を使っていた王様が男女平等という観点を忘れることはありえないですね……
    つまり王様はゾフィの独占欲に思い至り、最も身近な男女差別を妻に自覚させてしまったことを申し訳なく思っているのでしょう

    ジュール・エン・レスパン君もドリー夫人のことや壁積みの死体のこともあって男女平等は前提にしてるのではないでしょうかね
    すっぽり抜けている可能性はなくもないですが……

    作者からの返信

    オンは「人」「我々」「人間」「平民」を表す一般名詞兼固有名詞です。
    作中では平民(オン)、貴族(シュルオン)と設定していますので、ここで「オン」を使うことは、シュルオンとの対比を意識したものです。

    person、peopleに該当するものもありますが、作中出てきていません。

    男女平等については、彼はそれが当たり前の世界(生活環境)で育ってきたにも関わらず、実際にそれが成されていない社会を変革する立場になると、概念と実態が乖離してしまっています。ゾフィへの申し訳なさと、頭でっかちなインテリ仕草への反省が混じり合っている感じでしょうか。

    ジュール君は恐らく考えていないですね。理想論としてそうあるべきとは思っても、自身の思想の主題の一つにはなっていない感じです。当事者意識がまだ薄い。


  • 編集済

    悪について 3への応援コメント

    王は社会構造の頂点にあり、民衆を導いてくそみそに死なせる存在である
    そして特に始祖たる偉大な王は築いた屍の上に国家を構築する者である
    故に社会を超克する類の歴史に名が残る思想家は皆須く大量殺人者であると言えるのではなかろうか?

    第一部主人公の王様はサンテネリ人のことを偉大なこと、偉大であること大好き人種だと思っているので上述の意味合いを込めつつも一応ちゃんと褒めているのでしょうね
    ジュール・エン・レスパン君は既存社会構造の破壊者たらんと自認はしているのでしょうが、この段階では自分が民衆の導き手()であることを自覚していないでしょうね

    作者からの返信

    社会構造を破壊したあとに、新しい何かを提示できる存在を王は求め、期待している感じです。
    その意味ではレスパンはまさにこの時期、それを自覚し始めている最中といったところでしょうか。

  • 基本的な人権が、何を裏付けに保持されるのか、という点ですね。
    現在では法が裏付けとなっていますが、近世あるいは近現代となったサンテネリでは、未だに”力”あるいは暴力というものが裏付けとなって社会を動かしている、と。
    実際は皮をかぶっていますが、法がもたら影響は暴力との綱引きである。
    これは現代でも実はそうで、非常に難しい問いであると想います。

    しかし、人は平等であってほしい、という素朴な願いは叶えられてほしいと思うのはロマンチックすぎますかね。

    作者からの返信

    サンテネリにおける法の裏付けは王権で、王権の思想的裏付けは「魔力」になります。ただ、「魔力」の概念としての賞味期限が切れてしまったので、何で置き換えるべきかが焦点になっている状況ですね。
    作中1716年当時、王権の裏付けは実際には暴力そのものです。よって、王権の暴力を上回る暴力が出てきたら現状の社会秩序が崩壊するという意味で、かなりの転換期でしょう。

  •  う〜ん、この問題は難しい話よね。人間の本能と知性って矛盾するから。一夫一妻ってまさにそのものだし。
     男性は女体を求め、女性に関しては分からないけど庇護を求めるのかな?男は力を女は子を作る能力を持つ。そうして思いやりによってお互いに子孫を作る。レスパンならこれを契約と呼ぶのかな?

    作者からの返信

    私もそのあたりを学問として体系的に学んだわけではないので理論化はできませんが、レスパンの求める世界を追求した場合恐らく一夫一婦制に落ち着くかと。ただ、それを達成するための社会的要件でクリアできていないものがサンテネリにはたくさんあるので、徐々に、ですね。


  • 編集済

    相対するようになった彼女の純粋な疑問。

    王の中の"僕"はそれを知っていたが、改めて認識させられた。
    しかしその疑問は今の世界では純粋過ぎて毒にしかならない。

    彼女が良き妻であり、良きサンテネリ"王国"の女で良かった。

    作者からの返信

    そうなんですよね。
    ”僕”は知っているんですがあくまで知識で実感に乏しい。そこを突かれた感じでしょうか。
    王(とレスパン)の頭でっかちなインテリ仕草の描写でもありました。

  • 悪について 4への応援コメント

    異世界において既存の思想はどのように変容するのか。

    こういった思考実験のような要素を拝読できるのが非常に嬉しいです!

    作者からの返信

    ありがとうございます! 報われます。
    あんまり作り込みすぎても話が進まないので、そこそこに今後もやっていきます。

  • 悪について 4への応援コメント

    この回、一章二章通して一番好きな回になる予感

    作者からの返信

    力を入れて書いた場面なので、そう言っていただけてとても嬉しいです!

  • 悪について 4への応援コメント

    共和制に落ち着いたのはジュール君達の勝利なのでしょうが、それは主人公の敗北を意味していない、と予想妄想しております。主人公は勝利条件を別に定義していましたしね。あとなるべく血の流れない革命。
    財政破綻しつつある大国をどう共和制国家に導いたんかなぁという疑問も生じて面白い。
    明治維新だと新政府は国民に重税を課した上で近代産業興しつつ低賃金ダンピング貿易で外貨稼いだんよな。

    作者からの返信

    先のことなので詳しくは書けませんが、なんというか、まぁその…色々想像していただければ幸いです。歯切れ悪くて恐縮です。

    財政破綻問題はこの先まだ触れることがあるかと思います。


  • 編集済

    悪について 4への応援コメント

     う〜ん、バッドエンド。何度も同じことをコメントしてすいません。ただ、「小学校の教科書」「通俗的な」を見るに再評価されたのでしょうが、主人公の子孫がどうなってるか次第ですな。これからも頑張ってください。
     愛されてると良いなルロワ王族、思想家が理解されないのは人間の常、哀しいことだ。

    作者からの返信

    先の話なので詳しいことは書けませんが、多分グロワス13世、凄い勢いで再評価されるタイプの存在ですね。新資料が発見される度に人物像が変わっていくという。

  • 悪について 4への応援コメント

    ルソー系かあ……。
    まあ、これまでの話でレスパンに妥協があり得ないことは分かってたけど、王政とは相容れない思想系統だよなあ。

    作者からの返信

    まさに。
    ルソーがいないと色々”始まらない”ので…。
    ただ、「革命」にも色々ありますので、どうなるかは今後をご覧いただければ幸いです。

  • 悪について 4への応援コメント

    ジュールくんが脳を焼かれている
    後世においてグロワス13世が愚王と称されてるってことは、ジュールくんの真の理解者は後世にもそんなにいないんじゃないかって疑いがありますね

    対立する相手が一番の理解者なのは心が捻じれそうだなぁ...

    作者からの返信

    確かに、ジュールくんの真の理解者は少なそうですね。ただ、彼の場合も”あえて”そう装うようになるので、二人とも自業自得かもしれません。

    心は二人ともねじれまくりです(笑

  • 悪について 3への応援コメント

    為政を違えれば自分を火刑・ギロチン送りにするであろう人々に対する投げ掛け、否応にも彼らの心に突き刺さった事でしょう。

    亡命が示唆されていますし、やはり革命思想家の人生は波瀾万丈?
    だが、それが良い!

    作者からの返信

    王は破滅的な革命が「ありうる」ことを知っている唯一の人間なんですよね。その上での行動という部分をくみ取っていただけて嬉しいです!

    亡命、結構カジュアルに行われますね。地球でもサンテネリでも。

  • 悪について 3への応援コメント

    過去のユニウス思想に影響され、現代とは折り合いをつけきれていないジュールを対象にしているような、”王から聴衆へ”の演説。
    ジュール視点でみると好敵手や男の友情感があるのですが、一歩引くとジュールと王のねじれた関係性を表しているようでもありますよね

    ジュールは熱心に王を見ています。でも王はジュールと視線が交錯したでしょうか。交錯してもしなくても、どちらも面白い解釈になりそう

    作者からの返信

    悪について4で、王からジュールへの意識は触れましたが、それもあくまでもジュールの意識を通してのものなので、王の内心は不明です。
    第2部は王の内面だけは書かないようにしているので、色々想像して楽しんでいただければ幸いです。

  • 悪について 3への応援コメント

    学問の本当の価値を学問が産声をあげてから幾世紀も過ぎた世界を見てきたものにしか分からないものとして伝えた、というこの場面、本当に痺れます。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    文系人間の魂の叫びでした(笑

  • 無能な王は生を選ぶへの応援コメント

    ギロチンって実に斧処刑と比べたらあんまり人道的....?にはないかと、本職の処刑人には一発で切断できないならバツに与える事があるが、ギロチンの場合はよく一発で切断されないことがすごく多いらしいぞ


    でも効率で大量処刑としては最高らしい(フランス感)

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。
    ギロチンの失敗については知りませんでした。教えていただいてありがとうございます。

    サンテネリには熟練の処刑人は居なかったということでひとつお願いします。

  • 悪について 2への応援コメント

    コミュ力の怪物
    万国共通の頼もしさ‼️

    作者からの返信

    ジュール君は放っておくと即死するので(笑

  • 悪について 1への応援コメント

    思想家+実業家コンビ
    マルクス、エンゲルスを彷彿とさせて良いですね!

    作者からの返信

    あの二人はまさに、そういう系の人たちが色々混ざってますね。

  • 無能な社長は死を選ぶへの応援コメント

    主人公周りを学べよ笑

  • 王妃の証 5への応援コメント

    敵意を持つ相手に笑顔を向ける勇気と胆力を持つまでに成長した王妃が眩しい。

    そして、革命に散った王妃を思い出して悲しくなりました。

    また、夫も家族を守る為に成長しているんだなと思いました。

    作者からの返信

    最初の一歩といった感じですが、王妃の成長というか覚悟というか、読み取っていただけてうれしいです!
    夫は頑張ってますね。ただ、内面は描写しないだけで相変わらず”ぼく”みたいな繰り言を言ってます(笑

  • 王妃の証 5への応援コメント

    政治的に追い詰めるのか、軍事はないか…暗部とか…
    どう締め上げるのか楽しみです。

    作者からの返信

    そこまで殺意は高くないんですが、状況は抑えておきたい、という感じでしょうか。

  • 王妃の証 4への応援コメント

    皇帝は国王からの私信で"王国"が国家機構を変革しているのに気がついたのか?
    私信にて帝国の統治問題を揶揄し、改革の必要性を示唆したのか?

    二者会談、展開が気になります!

    作者からの返信

    枢密院制度については予め大使館から報告を受けていますね。
    私信についてはまぁ、その…。
    二者会談についても、ちょっと先に関わる話になるので詳しく書けませんが、ご想像ください。