王たちの夜 2への応援コメント
グロワスが作った枢密院は良いアイディアだと思います。
しかし、グロワスは自分の存在感について、ひどく見落としすぎであるようですね。
そして、枢密院、あるいは内閣、政治主体が、王であるグロワスから出てきたのが一番の問題になるような気がします。
王権を制限するマグナ・カルタも、諸侯の要請から王に対して強要されたように、必要とするものから、すなわち民のための政治は民の中から出てこなければ、絵空事になってしまう。
この点がどのように解決されていくのか、というのも楽しみです。あるいはそうではないのかもしれない、それも良いと思います。
作者からの返信
そこなんですよね。まさに。
上からの改革と下から今後興ってくるもののバランスをどう取るかが2部の課題です。
暗君とガイユールとデルロワズへの応援コメント
主人公は意図的にやっているのでしょうが、周囲の聡い人達も甘美な響きであり毒でもある、アレに気づき始めてきたのですね。アレ、ナショナリズム。
hoiならデバフ外してるところで、eu4なら国難の発動を止めようとしてるところですかね。
ナショナリズムからのEran!の極まった軍隊は東の軍事国家より強いかも。
作者からの返信
ただ、主人公はナショナリズムが発生するための要件も行き着く先も知っているので、恐る恐る、といった感じでしょうか。
正教新暦1716年2月15日への応援コメント
やんごとなき方を奉ずる国に生きる者として、言語化しずらい思いが湧きました。
決して負の感情ではないのですが、、、只々、考え深いです。
作者からの返信
読者の方の心内に何らかの感情をかき立てることができていたとしたら、それに勝る喜びはありません。
妃たち 3への応援コメント
この話が、転生者である主人公グロワス13世だけの物語ではなく、人が紡いでいく歴史そのものなのだということを象徴しているように感じました。
女性性という伝統が生み出した役割を新しい感性で破壊し、そして創造していく。それは現代というものの似写しでしかないのかもしれない、でも、今までにない価値観というものを定義してそれを信じていくことができる人間は得難く、そして強いと感じるのです。
この話は小説でしょう、作り話、絵空事です。でも、だからと言ってそれに感動することは悪いことでしょうか。事実だけが人の心を作るのではなく、たくさんの体験、物語、そして思索が人を作り上げていくのだろうと思うと、この作品は本当に素晴らしいと思いました。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
社会と伝統の中に育ちながら新しいものを生み出そうとする一方で、それに抗する心象もあり、と、人間の心の二重性を描きたいところでした。
第1部3章あたりからは人間・国家と関係性が複雑になってきて、その上で色々と象徴性を描こうとしたので、ライトノベル?としては分かり辛い類いのお話になっているかと思います。
にもかかわらず、このようなご感想を頂けて本当に光栄です。
編集済
正教新暦1716年2月15日への応援コメント
話の構成が面白くて、興味深くてつい一気読みして最近まで読ませてもらいました!
とても好みに合っていて、ここまで来てもう一度、第1部を読み返したい気分です……これからも頑張ってください!
第2部の始まりから、これが魂の中の死、ですか……なんだか言葉にできない感覚ですが、彼がきちんと物語の終点に辿り着いていればいいな。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
構成はかなり悩んだところなので、褒めて頂けてうれしいです。
2部についてですが、基本主人公の心内描写はありませんので、読者の方に色々想像して楽しんで頂ければ幸いです。
正教新暦1716年2月15日への応援コメント
悲しいなぁ
最初の頃の労基に怯えてた頃の彼は
もう見られないんだろうな
時計をどう扱っているか気になります
作者からの返信
労基に怯えていた第1部1章、書いていてとても楽しかったので、また形を変えてどこかで…。
編集済
母への応援コメント
新大陸からタバコを持ってきましょう
躁鬱やらなんやらを緩和してくれる筈
現代の常識がタバコを拒否するかもですが
無能な王の選択 2への応援コメント
戦後の兵の生活保障にかかる額と、傭兵に払う大金、恒常的な強制徴兵ひとさらいの費用、野盗を討伐する費用、街の治安維持を強化する費用、
城を廃兵院に変えたところで、どの項目も必要だし減らないと思うんだが?
だから、何処の国も軍備を減らしたんだし。
中には減らし過ぎて、徴兵しようとして総スカンをくらい、どうしようもなくなってテレビcmで軍隊に行こうキャンペーンを始めた、かつての軍事大国が実在するくらいなんだから
作者からの返信
根本的な解決策には全くなっていませんね。よってサンテネリは未だに完全な火の車状態です。
旧城転用はどちらかというと、広報と貴族への課税(寄付)の布石という意味合いが強い施策です。
無能な王としんどい会議への応援コメント
帝国から嫁を貰って、近衛を解体する…
結果はルイ16世コースしか無い気がする。
無能を自覚してかつ破滅願望が無いなら、博打に過ぎる対応だと思うんだが…
無能な王のルーティン 夜への応援コメント
悲しいな…
辛くて逃げたら、逃げた先はもっとヤバかったってか(´;ω;`)
無能な王のルーティン 朝〜夕への応援コメント
ガイユール公は外様か…
そして狩猟(軍事訓練)にハマってると…
一か八か仕掛けた方がまだマシじゃね(*﹏*;)
無能な社長は死を選ぶへの応援コメント
学校はまだしも、親や会社の古参は教えてくれなかったのか…
「坊ちゃんが嫁を貰って子供を作って、子供と一緒に、俺達に今後とも頑張って会社を盛り立てていきましょうって笑顔で話かけてくれるだけで良いんてす」って…
そんなもの、二代目に大したことが出来ないのはまともなサラリーマンならわかってるのに(´;ω;`)
妃たち 4への応援コメント
話や設定は面白いけど、ここまで読んでどうしても主人公が好きになれない
周りが優秀だからとか色々言い訳して置物になろうとするのはまぁ分かる
選択の責任を放棄してる割に僕の価値観に世界を合わせたい、嫁はいっぱい欲しいし傷つけたくないし傷つきたくないとかあーしたいこーしたいが多いわ
王に転生しても一般人ってこんなもんでしょってがあるんだろうけど、主人公としては何か魅力となる部分がないと厳しいよね
作者からの返信
率直なご感想ありがとうございます。
基本的に弱く卑怯な人物があがく姿を書いているので、前段は「選択の責任を放棄している」の部分以外まさに同意します。
後段の「主人公としては何か魅力となる部分がない」のところは、私はそのみっともなさを魅力と捉えているので、この話はお好みに合わないかと。
お読みいただきありがとうございました。
邂逅 4 -大サンテネリ-への応援コメント
この会談は歴史に残るのかな?王の発言が記録されているのならいつも主人公自身が妄想している大河ドラマの名シーンになる。
これからも投稿頑張ってください!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
会談は二人きりなので、どちらかが回想録なりを残せばあるいは…。
編集済
邂逅 3 -物語論-への応援コメント
今回に限って言えば作者という神が厳然として存在しているからフライシュ王が正しいのがまたややこしい……
作中に記述されているように神とか運命とかに依存するのは虐げられた弱者のための哲学でしかありません
経済的に富裕な王族としては悟りを目指す方(初期仏教)が精神的にも安定できるのではないでしょうか
あるいは為政者として仁を備えるよう学問する方(朱子学以前の儒学)がよほど国民の為になりそうです
王としての実績に裏打ちされた運命論おじさんとはかなり強烈なキャラクター付けですね
キャラクターとしては結構好きなタイプですわ
主人公は実際の所、輪廻転生の実証者あるいは自覚なく憑依した精霊・聖霊・悪霊ですよね
あんまり神の存在も否定し辛い立場な気がするのですが割と強烈な無神論者ですね
作者からの返信
この辺りのことを書いてしまうと裏話すぎてアレなのですが、多分pcyslさんはお分かりの通り、このお話は歴史物というよりも思想史物なんです。
主人公はこの地球における実存主義者なんですが、その思想が成り立つ前提(16世紀から19世紀までの西欧哲学思想全般)が明確な形で存在しない世界に放り込まれているので、ぐちゃぐちゃな状態になっています。
フライシュさんは運命論者というよりも、この世界流に改変された(キリストの存在を抜いた)予定説の信奉者というキャラ付けですね。
作者(私)=神の存在による二重構造は結構意識して書きましたので、そこを指摘していただけてとても嬉しいです。
編集済
無能な王の夜会 2への応援コメント
いつも興味深く拝読しております
https://neal.fun/asteroid-launcher/
もしアイスランド辺りに隕石を落とすのであればこの隕石シミュレーターサイトが役に立ちます
正教の重要用語である「魔力」について質問があります
この世界の住人も「魔」という字の持つ意味合いを認識したうえで魔力と呼称しているのでしょうか?
これまでの用例からして「仁徳」という単語の方が意味合いが近いように感じられます
作者からの返信
ご質問ありがとうございます!
アイスランドについては一瞬何のことか分からず悩みましたが、気候変動のお話ですね。基本的に中央大陸は地球ではないので、アンシャンレジーム末期を忠実になぞることはありません。あくまで「サンテネリ」という別の国とお考えいただければ幸いです。
魔力についてですが、こちらは「魔」単体の語源というよりも現代日本でカリスマ的な魅力について指す語彙としての「魔力」を採用しています。よってネガティブな意味合いは込めていません。
内戦 1への応援コメント
国内版関税同盟。
大領主同士であらかじめ結んでしまうとハブられたその他の領主は強制的に選択を迫られる、、、
金融と物流での内戦!
このバスには乗らざる終えない?
作者からの返信
いえ、実はちょっと違いまして。
私の筆力不足でかなり分かりづらい話になっていますが、今後の数話をお読み頂ければ最話です。