親政後期(1713〜1716)への応援コメント
貶められるのは折込済みで耐えられるけど、美化されてイケメンに修正されて作品化されるのは叫び出したい程に"僕"にとってはキツイだろうなぁ、と妄想しました!
親政前期(1712ー1713)への応援コメント
"日本"が存在しない世界線では完全に謎文字になりますよね。
漢字、平仮名、片仮名、ローマ字、アラビア数字、、、超難解ですねw
宗教教祖や歴史的人物においても統合失調神経症の可能性があるそうなので、そう思われるのも納得です。
無能な王は生を選ぶへの応援コメント
緊縮財政というよりは不良債権の処理という感じなのでしょうが、もう少し商人のアイデアを募った方が良さそうにも。旧城を売却するにも買う方が不敬になるような時代でしょうから商人に担保として貸し出すという方が宜しいかと。使い途は商人に任せても良いですし。
作者からの返信
旧城の転用については本文にある通り、広報的側面が多分にありますね。
担保は、入れられそうなものは大体入っている状況です。ただ当時のサンテネリは人的支配の極地なので場合によっては無視できます。
その辺りの話は第2部最終章で少しだけ触れています。ただ、作者の力不足ゆえご納得頂ける設定になっているかは疑わしいところではあります。
親政後期(1713〜1716)への応援コメント
アキアヌ公ピエルが公然と敵対勢力だったのに、グロワスの晩年にはとにかく頼りにしてたということが痛快であり、しかし同時にグロワスの存在の大きさを感じさせる出来事だったなあとしみじみ感じています。
あのおっさん好きやねん、私。
作者からの返信
アキアヌさんは私も好きです!
アキアヌさんとガイユールさんは書いていてとても楽しい存在でした。
明瞭な政敵でありながらも同志であり、私生活では友人に近いという、少し複雑な関係を描けていれば幸いです。
編集済
親政後期(1713〜1716)への応援コメント
一気読みしました
とても面白かったです、続きも楽しみにしています
このエピローグで特に嬉しかったのは、回心前のグロワス王子がどういった人間か少し理解できたこと、
幼少期の王子の空想癖など、どことなくグロワス14世と似たところを感じます。
作者からの返信
ありがとうございます!
一気に読んでいただけると冒頭と最後の落差を存分に強く感じていただけたのではないかと思います。
回心以前の主人公の姿は是非書いておきたかったところなので注目していただいてうれしいです。息子との類似性、確かにそうですね。各キャラクターの対比と相似の連なりを感じていただければ幸いです。
親政後期(1713〜1716)への応援コメント
内容についての感想で申し訳ないですが、「穿った見方」は本来「物事の本質や真相を的確に捉えた見方」という意味のポジティブな表現なので、今話や幼年時代での使い方は誤用だと思われます。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます!
お恥ずかしながら意味を取り違えていました。該当箇所は表現を変更しました。
親政後期(1713〜1716)への応援コメント
レスパン君が残してしまった数々の遺稿について自ら遜る所暗君であらせられる陛下に感想を聞いてみたい。
多分凄い困った顔で苦笑いしてそうですが。
作者からの返信
苦笑いはありそうですね。
ただ、微妙にうれしさもあり、という複雑な。
親政前期(1712ー1713)への応援コメント
たぶん、日本語は言語学が発達したら不完全には解かれるだろうな。だとすると人工言語と思われるだろうけど、やっぱり父親にネグレクトされた統合失調症扱いになるのだろうか?
作者からの返信
最終章段階では解読されませんが、将来は多分…。
幼年時代(1692〜1712)への応援コメント
"僕"を知らない物語内の第三者視点で語られる形式が興味深いです。
12世が"僕"に気がついた騒動を客観視するとこのようになるんだなぁ、、、
歴史書や人物批評がこうやって作られるのかと思うと、非常に面白いです!
作者からの返信
一人の人物を多方面から見る面白さを感じていただければ幸いです。
かなり読みづらい形式(行間ぎっしり)になっていますが、雰囲気を出すためには必須のものでしたのでご容赦ください。
グロワス13世像変遷の諸要因への応援コメント
趣味などの個人的嗜好の繋がりから、人物批評が見直されるのが珍しくかつ面白いです!
作者からの返信
ありがとうございます。
ブラーグブランドについては是非やりたかったところなので、そう言っていただけて嬉しいです。
幼年時代(1692〜1712)への応援コメント
>1735年以降の悪評をもたらした要因は分かりやすい。のちの「大改革」を主導することとなる改革派集団による意図的な情報の流布である。
ジュール・レスパン自身は反対したと思いたい。
>グロワス少年の趣味は庭いじり
グロワス13世の中に元々”僕”が眠っていたんですかね?
それが病を切っ掛けに表に出たような感じでしょうか。
作者からの返信
レスパンがどう動いたかは後ほど書いていきます。
”ぼく”の存在についてはここでの返答はご容赦ください。
編集済
グロワス13世像変遷の諸要因への応援コメント
西洋哲学者連中の書くようなくどい日記を残していても思想的に劇物すぎてまず抹消されるのでしょうがない いや本当にしょうがない
作者からの返信
残していたら研究者の皆さんも心底頭を抱えたと思います。
グロワス13世像変遷の諸要因への応援コメント
改めて結果だけ見れば王政国家から近代国家への大転換の基礎を1代で築いた化物である。
新大陸の戦争に関わった失政(と記憶していますが)など完璧ではなかったにせよ、子どもの教育など含めて後世への影響が大き過ぎる。
まあ本人は暗君なので自分1人では何もできなかったし敢えてかは知りませんが記録にも残さなかったしジュール君の手記がなければ歴史の表舞台に出ることはなかったでしょうけど!
多分歴史クラスタからもっと情報残せとめちゃくちゃキレられてる。
作者からの返信
最終章はいわゆる「スカッとする」パートですので(笑
戦争については、プロザンが始めた戦いに巻き込まれる形で自動的に参戦という…。
失政部分は低地諸国を狙ったところでしょうか。
記録については、日本語で書かれた日記が2年分ほどありますが、それ以外はあえて残していません。レスパン遺稿は完全に偶然の産物です。彼も他者に見せるつもりはなかったので。
無能な王と軍への応援コメント
面白い作品を読ませて頂き、ありがとうございます。
正に新書を読んでいるかのように、楽しんでいます。
無学で恥ずかしいのですが、王位の継承権と請求権と有りますが、違いは何でしょうか?継承権はわかるのですが、請求権は初めて知りました。
最新話まで楽しませて頂きます<(_ _)>
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
新書のように、とのご評価光栄です。
継承権と請求権についてはほぼ同義の言い換え語として使っています。英語でも同表現になりますので。ただ、現実の使用例としては請求権の場合の方がより「言いがかり」的に訴えうるものとの認識です。
私自身歴史は完全な門外漢でして、ほぼ全て想像(でっち上げ)で書いていますので、語句使用の矛盾が他にも存在するかもしれません。
その辺りお目こぼしいただければ幸いです。
無能な王の夜会 1への応援コメント
例えばよくあるハーレムもののラノベの場合、
めっちゃ強い主人公を、
バリエーション豊かな女子達が囲んでチヤホヤして、女子達に相応のベネフィットもあって、
嫉妬もキャットファイトもしないので主人公は快適に過ごせる。
リアルで考えると地獄。
クラスカーストトップ、サバサバ、取り巻き系、構って系、隅っこ暮らしの読書女子またはオタク女子は混ぜるな危険。
それぞれの序列、各自の言わないけど察してレベル、不満、誕生日忘れピンチ、数十年後おばあちゃんだらけ、子供世代の反抗期と子供各自の相性。
次世代への地雷を埋めてるように思える。
作者からの返信
あまり一般的なハーレムもののラノベを読んだことがないので分かりませんが、このお話の中では結構重たい問題ですね、ハーレム。
特に第2部第2章以降は。
悪について 5 ーサンテネリの女ーへの応援コメント
若奥様は鋭いですね。
ジュール君も男性の枠からは逃れられなかった?
むしろ男女のギャップを拡大しかねない過激派思想に足をすくわれても面白そう。
作者からの返信
結局王もジュールも男権的なんです。
でも、それを非難するわけではなく、その枠こそが「時代」という感じです。それを超えられそうなジュールも王もなかなか超えられない。
悪について 5 ーサンテネリの女ーへの応援コメント
>「私は酷く傲慢だった。恐らくレスパン殿も」
> 王のつぶやきは真の悔悟を含んでいる。
先進的なレスパンもまた時代の制約上にあるという。
これレスパンに教えたら「オレはこんなことも気付かずに権力者を断罪してたのか」ってなりそうですね。
作者からの返信
時代の制約の強烈さは一貫して書きたかったところなので、それを読み取っていただけてうれしいです。ゾフィも他の女性と比べればかなり先進的ですが、まだまだ「常識」の元にいますから。
悪について 5 ーサンテネリの女ーへの応援コメント
サンテネリ語に対する疑問なのですが、人類皆平等という議論をした際に用いられた人間という語("オン")は英語でいう所の男性名詞"man"相当だったのでしょうかね?
"person"ないし"people"という中性的な名詞がそもそもサンテネリ語になかったりするのでしょうか?
第一部であれだけセクハラに気を使っていた王様が男女平等という観点を忘れることはありえないですね……
つまり王様はゾフィの独占欲に思い至り、最も身近な男女差別を妻に自覚させてしまったことを申し訳なく思っているのでしょう
ジュール・エン・レスパン君もドリー夫人のことや壁積みの死体のこともあって男女平等は前提にしてるのではないでしょうかね
すっぽり抜けている可能性はなくもないですが……
作者からの返信
オンは「人」「我々」「人間」「平民」を表す一般名詞兼固有名詞です。
作中では平民(オン)、貴族(シュルオン)と設定していますので、ここで「オン」を使うことは、シュルオンとの対比を意識したものです。
person、peopleに該当するものもありますが、作中出てきていません。
男女平等については、彼はそれが当たり前の世界(生活環境)で育ってきたにも関わらず、実際にそれが成されていない社会を変革する立場になると、概念と実態が乖離してしまっています。ゾフィへの申し訳なさと、頭でっかちなインテリ仕草への反省が混じり合っている感じでしょうか。
ジュール君は恐らく考えていないですね。理想論としてそうあるべきとは思っても、自身の思想の主題の一つにはなっていない感じです。当事者意識がまだ薄い。
編集済
悪について 3への応援コメント
王は社会構造の頂点にあり、民衆を導いてくそみそに死なせる存在である
そして特に始祖たる偉大な王は築いた屍の上に国家を構築する者である
故に社会を超克する類の歴史に名が残る思想家は皆須く大量殺人者であると言えるのではなかろうか?
第一部主人公の王様はサンテネリ人のことを偉大なこと、偉大であること大好き人種だと思っているので上述の意味合いを込めつつも一応ちゃんと褒めているのでしょうね
ジュール・エン・レスパン君は既存社会構造の破壊者たらんと自認はしているのでしょうが、この段階では自分が民衆の導き手()であることを自覚していないでしょうね
作者からの返信
社会構造を破壊したあとに、新しい何かを提示できる存在を王は求め、期待している感じです。
その意味ではレスパンはまさにこの時期、それを自覚し始めている最中といったところでしょうか。
悪について 5 ーサンテネリの女ーへの応援コメント
基本的な人権が、何を裏付けに保持されるのか、という点ですね。
現在では法が裏付けとなっていますが、近世あるいは近現代となったサンテネリでは、未だに”力”あるいは暴力というものが裏付けとなって社会を動かしている、と。
実際は皮をかぶっていますが、法がもたら影響は暴力との綱引きである。
これは現代でも実はそうで、非常に難しい問いであると想います。
しかし、人は平等であってほしい、という素朴な願いは叶えられてほしいと思うのはロマンチックすぎますかね。
作者からの返信
サンテネリにおける法の裏付けは王権で、王権の思想的裏付けは「魔力」になります。ただ、「魔力」の概念としての賞味期限が切れてしまったので、何で置き換えるべきかが焦点になっている状況ですね。
作中1716年当時、王権の裏付けは実際には暴力そのものです。よって、王権の暴力を上回る暴力が出てきたら現状の社会秩序が崩壊するという意味で、かなりの転換期でしょう。
悪について 5 ーサンテネリの女ーへの応援コメント
う〜ん、この問題は難しい話よね。人間の本能と知性って矛盾するから。一夫一妻ってまさにそのものだし。
男性は女体を求め、女性に関しては分からないけど庇護を求めるのかな?男は力を女は子を作る能力を持つ。そうして思いやりによってお互いに子孫を作る。レスパンならこれを契約と呼ぶのかな?
作者からの返信
私もそのあたりを学問として体系的に学んだわけではないので理論化はできませんが、レスパンの求める世界を追求した場合恐らく一夫一婦制に落ち着くかと。ただ、それを達成するための社会的要件でクリアできていないものがサンテネリにはたくさんあるので、徐々に、ですね。
編集済
悪について 5 ーサンテネリの女ーへの応援コメント
相対するようになった彼女の純粋な疑問。
王の中の"僕"はそれを知っていたが、改めて認識させられた。
しかしその疑問は今の世界では純粋過ぎて毒にしかならない。
彼女が良き妻であり、良きサンテネリ"王国"の女で良かった。
作者からの返信
そうなんですよね。
”僕”は知っているんですがあくまで知識で実感に乏しい。そこを突かれた感じでしょうか。
王(とレスパン)の頭でっかちなインテリ仕草の描写でもありました。
編集済
悪について 3への応援コメント
過去のユニウス思想に影響され、現代とは折り合いをつけきれていないジュールを対象にしているような、”王から聴衆へ”の演説。
ジュール視点でみると好敵手や男の友情感があるのですが、一歩引くとジュールと王のねじれた関係性を表しているようでもありますよね
ジュールは熱心に王を見ています。でも王はジュールと視線が交錯したでしょうか。交錯してもしなくても、どちらも面白い解釈になりそう
作者からの返信
悪について4で、王からジュールへの意識は触れましたが、それもあくまでもジュールの意識を通してのものなので、王の内心は不明です。
第2部は王の内面だけは書かないようにしているので、色々想像して楽しんでいただければ幸いです。
無能な社長は死を選ぶへの応援コメント
主人公周りを学べよ笑
無能な王の重荷への応援コメント
「ぼく」の優しさと同列の後悔、傷つく内容はどれも今を生きる人にわかりやすく、そして、異性に欲情もする。
ユニウスと初代は性別は逆の関係であり、その時代だからこそ今の2人とは違う結果になった事を匂わせる、伏線を感じるお話です。