このエピソードを読む
2024年11月19日 12:56
>「メアリさん、知っているかな。…知識は呪いだ。恩恵なんてない。ぼくとあなたを苦しめただけだ。——こんなものは、ほしくなかった」ここにきてこれですか… 知識ないままで本物の暗君(時代的には普通の王ですが)として生きれば、苦しみもなかったというのは切ない。同時代の理解者もほんの少しで後世の評価も高くないこと知ってる読者として、小説の登場人物とは分かっていても「私は分かってるよ」と伝えたくなりました。
作者からの返信
読者の視点から「私は分かっているよ」と感じるとのお言葉、本当にうれしいです!まさに物語の醍醐味、特に悲劇の価値はそこにあると感じます。
2024年11月17日 12:43 編集済
知識と認識の齟齬をこのようにお話しにするのを初めて拝読しました!良いですねぇ(小並感)王の病気は糖尿病のように感じました、一昔前なら贅沢病・飲水病とも呼ばれていましたし、合併症も多い、、、完治は不可能、、、僕は明確に終わりを察したのやも、、、
ありがとうございます!このエピソードは書こうかどうしようか最後まで迷ったものでした。病気は仰るとおり、糖尿病ですね。
2024年11月16日 23:02
瀉血は現代知識があったら確かにそうするだろうなとそれを常識とする人々から見たらかぁ通常の作品では頼もしい現代知識が呪いにしかなってないのがお労しいですね王権の未来だって知らなければその時点でもっと素直にあれこれ悩まず出来たでしょうし
そうなんですよね。外部から見ると根拠のない変な思い込みで治療を拒むアレな人なので。そう見られるであろうことを本人も理解しながら、それでもあえて拒否せざるを得ないという。
2024年11月16日 22:49
悲しくも、きちんと、終わりへ向かっていくこの物語が美しいとさえ、感じます。
美しいと感じていただけるのは本当に嬉しいです。
>「メアリさん、知っているかな。…知識は呪いだ。恩恵なんてない。ぼくとあなたを苦しめただけだ。——こんなものは、ほしくなかった」
ここにきてこれですか…
知識ないままで本物の暗君(時代的には普通の王ですが)として生きれば、苦しみもなかったというのは切ない。
同時代の理解者もほんの少しで後世の評価も高くないこと知ってる読者として、小説の登場人物とは分かっていても「私は分かってるよ」と伝えたくなりました。
作者からの返信
読者の視点から「私は分かっているよ」と感じるとのお言葉、本当にうれしいです!
まさに物語の醍醐味、特に悲劇の価値はそこにあると感じます。