第19話 『遺跡発掘師は笑わない』シリーズ

 わあ、すっごく久し振りの更新です(笑)

 お待たせしました(え、待ってない? 知ってる)。


 こんにちは、長月です。


 最近、書く方にベクトルを使い過ぎております。

 読んでるんですよ? ただそれが新書とか論文系とかになってまして、物語系をあまり読んでおりません。調べるのが主な目的になってます。


 さて、今回は別の場所で好きな作品だと言いながらここで紹介していなかったものを。


 桑原水菜『遺跡発掘師は笑わない』KADOKAWA


 現在9巻まで発売中、ですかね。続刊待ってます(笑)


 主人公は、「オーガハンド」を持つと称される凄腕発掘師の西原無量さいばらむりょう

 永倉萌絵ながくらもえは、彼が所属する亀石発掘派遣事務所に転職した女性だ。

 物語は、2人を軸として進んで行く。


 この物語には、実在の地名や遺跡がたくさん出てきます。教科書で見たことがあるようなものもあったり。

 第一巻の舞台は、奈良の上秦古墳。そこには、美しい緑色琥珀が眠っていた。

 無量の幼馴染である相良忍さがらしのぶとの再会もあり、大きな発見に現場は沸く。

 しかしその背後で……。


 無量を狙う、謎の組織の存在。そして、無量が鬼の手を手に入れた悲しい理由。

 萌絵は、無量を支えようと必死になるけれど。


 密かなふわふわを忍ばせた、歴史ミステリーです。

 日本史が好きな方は勿論、ミステリーが好きな人にもオススメしたいシリーズです。

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