第5話

純介を寝かせてから橘の方へ行き

無事別れて僕と付き合うとのお言葉を頂き今日の所は解散してきた。

豊達からオッケー出たらさよならバイバイすればいいし。

今は、そんな事より純介だよね!!


寮に戻って立入禁止のプレートをドアノブにかけて寝室へ行くと、どうやらまだ寝てるようだった。


「んぅー……どうしよ。」


僕の息子は、元気におっきしてるけど

初めての子に負担かけすぎるとアレだしなぁ。

寝起きドッキリは良くないかぁ。


「よし、本読んで煩悩消そう」


正直一回じゃぜんぜん物足りないけど……







「んぅ……あれ?此処……」


「あ、起きた?」


目を擦りながらキョロキョロする純介に話しかけると

目があった瞬間カァッと顔を赤くし始めた。

え、何これ可愛い。


「あっ……俺っ……」


そう言って布団の中に潜っていく純介


「えっ、何で隠れるの!?

出て来てよー」


「やだっ!無理!恥ずかしいじゃねぇかよ!

だって…俺初めてだったのに…あんなっ!」


後半はゴニョゴニョと言っていて何言ってるかわかんないけど

ヤッた時の事だろうな。


「えー?何で?可愛かったよ?

ねぇ、出てきてくれないの?僕の事嫌いになった?」


悲しげに呟くとバッと布団から出てきた


「んな訳ない!!

ただ…初めてだったのにっ…あんな感じて…幻滅されてたらどうしようって思って…」


「大丈夫だよ。可愛くて可愛くて思い出すだけで…ねぇ?」


僕のに純介の手を持っていくとビックリした顔をしていた。

何でそんな顔するんだろ?


「俺で……勃つ……のか…?」


「え?あんな可愛いのに勃たない訳ないじゃん。

何なら今すぐでもしたい。」


またポッと顔を赤くして僕から目線を逸らす純介


「……ゆ、ゆらさえ良ければっ……だけどっ

も、もう一回……くらいならっ…」


もじもじと手を絡ませながらチラッと僕を見る純介。


「もう、それ反則。」


「えっ、んっ…ゆらぁっ…」


既に顔とろけてるし、これがギャップっていうのなのかな?

ちゅっちゅっとキスをすると手をどこにやったらいいのか分からないのか手を彷徨わせる純介。


純介の手を僕の背中へと持っていくとぎゅうっと抱きついて少し顔を綻ばせる。


「純介、可愛い…

このちっちゃい乳首も全部可愛い」


「んっ…そこだめぇ…っ」


カリッと噛むとピクピク腰が動き始めた。

これ無意識かな?


「気持ちいいの間違いでしょ?」


「っう……はずかしぃ…ゆらぁっ……」


ベットの横にある引き出しからローションを取り出してツゥーっとかけると少し冷たいのかブルルっと震えた。

あ、汚れないように僕も脱ぐか。


一旦離れて服を脱ぐと少しビックリしたような顔で僕を見ていた


「ん?どうした?」


「俺より筋肉ある…」


あぁ、それ結構言われるな。

見た目ひょろいからなぁ僕。

これでも地味に鍛えてるし、力はある。


「触ってみる?」


ソワソワしてた純介に言えば恐る恐る僕のお腹を触り始めた。

若干擽ったいけど、何か嬉しそうに撫でてるし我慢しよ。


「ヒアッ!?ゆ、ゆらっ!?」


「んぅー?触ってていいよ?僕はこっち触るから。

あ、やっぱりさっきまでしてたし解れてるねぇ」


「んっんぅっ…」


パンツも脱いでゴムを着けて挿れるとやっぱり1回目よりすんなりはいった。

だけど、中の締め付けはやっぱり凄いな。


「…はぁっ……」


ゆるゆると腰を動かすとビクビクしながら僕に縋りつく純介


「ゆらっ……ゆらぁっ……んぅっ……アァッ…」


首元を軽く甘噛みするとビクビクと海老反りになってイッてしまった純介。

そのまま少し強めに吸い付けば僕の所有痕の出来上がり。


未だビクビクしてる純介の中を容赦なく責め立てるとビクビク痙攣しっぱなしになってしまった。

中の締め付けは僕を搾り取ろうとするかの様にキツくて僕も我慢出来ず出してしまった。


「あっつ……やば、止まんないかも。コレ。」


「ゆらぁ……口……さみしっ…んっ…」


次のゴムを着けてると、とろんとした顔でキスをねだる純介。


「はっ…何この可愛い子。

僕のキスが欲しいの?」


「うんっ…ほしっ……んぅ」


キスすると嬉しそうに舌を絡めてくる純介。


「こっちも可愛がってあげるね。」


再び挿れて垂れてきた髪の毛をかきあげた。

クーラーつけるべきだったかも。

あっつい。けど、止まんないや。







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