概要
僕っ娘と、機械が反乱を起こした世界で冒険する話
地表のほぼすべてが灰に覆われた世界で、傭兵カラスは過去の遺物を武器に戦っていた。
敵はどこからか現れた機械兵器。
そんな世界で、彼はその機械兵器たちを家族と呼ぶ少女と出会う。
記憶が一部欠落した少女オーは、世界を知りながらも、自らの使命を知らない。
カラスは人を襲う機械兵器の真相を突き止めるため、オーは自らの使命を思い出すために、広大な砂漠の世界へ旅に出る。
※公募用にカットした作品です。
敵はどこからか現れた機械兵器。
そんな世界で、彼はその機械兵器たちを家族と呼ぶ少女と出会う。
記憶が一部欠落した少女オーは、世界を知りながらも、自らの使命を知らない。
カラスは人を襲う機械兵器の真相を突き止めるため、オーは自らの使命を思い出すために、広大な砂漠の世界へ旅に出る。
※公募用にカットした作品です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!後半からのどんでん返しに刮目せよ。
正直に書くと、前半までは「作者の描写力は高いが、よくあるポストアポカリプス系」と思いながら読み進めていました。「カラスという名前の傭兵」や「世界樹」というワードから、「『ウケる』要素だけをつまみ食いしただけの作品」と誤解していました。しかし、後半で主人公の過去が明かされる展開で、良い意味で完全に裏切られました。
詳しく書くとネタバレになるので控えますが、「一つのストーリーに無限と錯覚するほどの物語を内包させる手法」は、ひとりの読者として完全に本作の虜になるほどのインパクトでした。後半から終盤にかけての疾走感も心地良く、大変満足感の高いお話でした。
また、主人公カラスとヒロインであるオーの…続きを読む - ★★★ Excellent!!!乾ききった世界、掃除屋という脅威、魅力的な冒険者『カラス』美しき冒険譚
読み始めてまだ3話目なのだがレビューを書きたいと言う衝動に囚われた。それほどまでに魅力的な作品だ。
荒廃した世界、砂だらけの世界、人類文明はとうの昔にまともな形態を亡くし、〝掃除屋〟と呼ばれる機械の脅威に怯えながら隠れ暮らしている
そしてその掃除屋の脅威をなんとか追い払っているのは傭兵達だ
だがその傭兵達も十分な戦力を持つとは言えない
何しろ科学文明が元々の姿を維持できなくなっているのだ。まともな武器すらありえない世界だ
誰がそんな世界の中で仕留めた〝掃除屋〟から使える部品を取り出し自らの技術力で新たな武器を生み出せる男〝カラス〟またの名を武器〔アルマ〕と呼ばれる男
物語は三人称な…続きを読む