大洋連邦建国記

登場人物、設定等

総理大臣

月詠叢士 (つくよみ そうじ)

人埋め込み型サポートAIのテスト要員5人の1人で主人公

政治家一族の傍流だが、本家の跡取りが被選挙権を持っていなかった為、地盤を引き継ぐ中継ぎとして無理やり政治家になる。

政治家はいつ辞めてもいいと思っていた為、毒舌や皮肉を交えて話していたのが受けて支持を集める。

根が真面目なので、不平不満を言いながらもしっかり仕事をしていたので、仕事ぶりも評価され、党幹部の人気取り人事で大臣になったが、妬みで誰も行きたがらなかった前線付近の沖縄の臨時防衛省に飛ばされる。

転移後の世界でただ一人の政治家で閣僚のため、総理大臣になる。

秘書官

藤堂 綾乃 (とうどう あやの)

語学が堪能でありとあらゆる事務系の資格を網羅した才媛

新卒で大企業に入社したが、愛想が無く毒舌でしかも創業一族の役員のセクハラに拳で応えた為、依願退職。

月詠の後援会の会長が彼女の伯父だったため、その紹介で秘書になる

外務大臣

坂白 良 (さかしろ りょう)

人埋め込み型サポートAIのテスト要員5人の1人

外務省の官僚。

優秀だったが、上司に媚びないので疎まれて対応の難しい地域ばかり担当させられていたが、そのおかげで外交官としての手腕は誰よりも優れている。

既婚者だが配偶者はサポートAIが埋め込まれていない為、この世界に来ていない。

小学生の息子が一人

外務省 総合外交政策局局長

本洲 次馬 (もとす つぐま)

坂白を慕っていたため、とばっちりを受けて彼の補佐として一緒に難しい地域を歴任。

同じく手腕は優れている。

文部科学大臣兼経済産業大臣

松田 幸重 (まつだ ゆきしげ)

人埋め込み型サポートAIのテスト要員5人の1人

大企業の技術者だったが、独立。

IOT分野で目覚ましい功績をあげ、日本のベンチャーの代名詞となる。

厚生労働大臣兼環境大臣

山根 智美 (やまね ともみ)

人埋め込み型サポートAIのテスト要員5人の1人

医者として医療格差になやみ、安定した職場を捨てて国境なき医師団に参加。

諸々の手続きの為、一時帰国していた際に転移に巻き込まれる。

既婚者だが配偶者はサポートAIが埋め込まれていない為、この世界に来ていない。

幼稚園の娘が一人

統合 自衛軍 統合将補

東山 元悟 (ひがしやま げんご)

人埋め込み型サポートAIのテスト要員5人の1人

防衛大卒業後、海自に任官。

真中華との戦いで大小合わせ様々な功績をあげ、出世。

当初防衛大臣を考えたが、実戦経験者なので、現場に残ることを決意。

統合軍の設立研究会メンバーの一人で、世界転移後、統合軍を実際に編成し指揮官になる。

統合 自衛軍 2等海佐

本郷 禄郎 (ほんごう ろくろう)

調査護衛艦隊群の第4護衛隊の司令だったが、クーデター勃発で世界転移後、初の海戦を指揮することになる。

シャリドア

ライシャル人国家シャルヌティアの高級官僚

ジュライス将軍

ライシャル人国家シャルジュレスの軍人

シャルジュレス救国の英雄の曾孫。

彼自身英雄願望がつよく、自身も曽祖父の様になることを望んでいる。

反日本派でクーデターを起こす

レシャレ

ライシャル人国家シャルジュレスの外交官

シャルジュレスで最初に日本に接触した官僚。

日本の技術をしり、国交を結ぶため奔走したがクーデター派に身柄を拘束される。

レギュス 第一海英 → 准将

ライシャル人国家シャルジュレスの軍人

ジュライス将軍の幕僚だったが、暴走するジュライスの指揮権を奪い更迭。

ソギュアスとともに誰もが驚くだけだった日本の兵器への対抗策を考えた。

海軍の反クーデター軍のトップだが、陸軍の反クーデター軍に将官がいない為、事実上のの反クーデター軍の指揮官

ジュリアス知事

ジュライス将軍のいとこでシャンキアの知事

優柔不断で中立を貫き、クーデーター後に処罰されることで英雄の血筋を汚すつもりだったが、反クーデター派のリーダーになる。

シュキルア

クーデター派の士官で艦隊司令官

ジュライスの母方の従兄弟

ソギュアス

ライシャル人国家シャルジュレスの軍人

クーデター派の士官。

海軍学校首席卒業の俊英で軌道エレベーターに乗った

レギュスとともに誰もが驚くだけだった日本の兵器への対抗策を考えた。

本来は反クーデター派だったが妻の姉がジュライスの従兄弟に嫁いだため、騙し打ちで勝手にクーデター派にされた

リギュレイ

ソギュアスの同期。

日本の兵器を信じていなかったが一方的な決めつけではなく、実際に見ていないので判断できないという考え。

信頼するソギュアスが日本の技術が本物だと聞かされ、クーデター軍についたことを後悔する

ライシャル人の階級

海兵(1～3)、海士(1～3)、海雄(1～3)、海英(1～3)、准将、将軍、元帥

陸兵(1～3)、陸士(1～3)、陸雄(1～3)、陸英(1～3)、准将、将軍、元帥

登場兵器

50式戦車

一人乗り戦車 基本性能は45式戦車と同等

人埋め込み型AIの補佐が必要な戦車。

ヘッドマウントディスプレイを使用し、移動は両足をスライド式のペダルにのせ、

両足を前にスライドで前進、後ろにスライドで後退、右足だけ前で左折、左足だけ前で右折、片足前で片足後ろで超信地旋回

右手で主砲の旋回と仰角俯角操作と発射。

左手で機銃操作と発射

視線入力で照準

人埋め込み型AIが周囲の戦車とのデータリンクでの情報の収集、分析や索敵などを担当

一人乗りの場合、弾の補充や履帯はずれ等の対応が困難なので、中隊(戦車13両)ごとに整備兵6人を乗せた45式歩兵戦闘車が2両随伴

45式歩兵戦闘車

乗員3+7名(最大)

無限軌道を採用した歩兵戦闘車で50式配備後はもっぱら整備員の運用に使用されている

47式機動戦闘車

16式系統の装甲車。

主砲はライフル砲で自動装填装置を採用。

乗組員は3人

まだ公表前だたAIの補佐が必要な装輪装甲車の基礎開発がほぼ完了している

51式強化外骨格

空挺部隊をはじめ、少数で活動したり車両の援護を受けられない部隊の装備品として開発。

装甲と関節ごとにモーターを設置したパワーアシスト機能で、重機関銃を片手で射撃可能で時速30km程度で走り、高さ40mから自由落下に耐えることが出来る。

F-4 (通称 烈風)

心神系列の国産戦闘機

高い機動性特長の機体。

RF-35EJ

旧世代機のF-35を偵察用に転用した機体。

内部の兵装ラックを減らし、燃料搭載量を増加させている

ヒメウ

自国で独自に開発したティルトローター機

オスプレイよりも小型で積載量は少ないが移動半径は広い

ヒメウ改

強化外骨格降下作戦に対応できるように改装されたヒメウ

あかぎ(赤城)型 甲型航空機運用護衛艦 (航空母艦)

一番艦 あかぎ(赤城)、二番艦 かが(加賀)

俗にいう正規空母

艦載機搭載可能数70機

日本転移後に赤城は改修を受け航空機搭載数を65機に減らして司令部を設置し統合軍の旗艦になる。

しょうかく(翔鶴)型 乙型航空機運用護衛艦 (護衛航空母艦)

一番艦 しょうかく(翔鶴)、二番艦 ずいかく(瑞鶴)

俗にいう軽空母

旗艦能力があり、カタパルトも有るので、STOL機の離陸も可能だが、艦載機の数は少ない

真中華は海軍がそんなに大きくないが、2隻しかないあかぎ型ではカバーしきれない海域がある為、建造された艦。

艦載機搭載可能数35機

ゆきかぜ(雪風)型 護衛艦(駆逐艦)

ゆきかぜ、いそかぜ、はまかぜ、はつかぜ、ときつかぜ、あまつかぜ他

極東戦争時の最新護衛艦で主力だった艦。

転移後は戦艦を打破する火力不足の為、火力強化の改装を受ける。

あきづき(秋月)型駆逐艦

秋月

転移前に雪風型の次級として秋月の建造が始まり、転移時に秋月のみ完成。

対空を重視した艦の為、転移後は建造が止まっている

たかお(高雄)型 イージス護衛艦(巡洋艦)

高雄、摩耶、妙高、羽黒、榛名

あたご型を発展させたイージス艦

アメリカ撤退後に独自にバージョンアップさせたイージスシステムを使用

日本で対空レーザーを初搭載した艦。

40式対空レーザー

艦載兵器。

有効射程10kmで、撃墜に必要な照射時間はミサイルなら0.8秒、飛行機は2秒程必要。

その為、飛行機よりも対ミサイルの近接防御が主用途の為、対航空機は相変わらずミサイルが不可欠

ドッグ型揚陸艦

ゆら(由良)、みうら(三浦)、のと(能登)、おじか(牡鹿)

輸送艦改め、ドッグ型揚陸艦。

おおすみの後継艦で全通甲板をもつ艦

50戦車や47式装輪装甲車、ヒメウを搭載可能で、戦車を揚陸できるLCACを内蔵する

強襲揚陸艦

ながと(長門)

真中華との開戦の可能性を見据えていずも型をベースに急遽建造された艦。

アメリカのアメリカ型に比べたら小型で、改いずも型ともいわれる。

艦尾にウェルデッキをつけて車両やLCACを運用可能にしたが、航空機は搭載最大数が10機と減少。

当初は統合軍の旗艦、司令部にする予定だったが、長門まで統合軍にすると海自の戦力が大きく落ちることから、

海自に残り、第一護衛隊群の旗艦となっている

本編に出す予定でしたが、出ていませんでした。

ライシャル人の装備

軍艦

魚雷がないため、駆逐艦や水雷艇がない。

通報艦は当初は船同士の連絡に使用されたが無線が発達した為、無線が届かない地域への連絡や、外交に使用される。

その為、一部の外交向け通報艦は内装が非常に豪華になっている。

戦艦

シャルジュレス級

主砲：8リバイス(32cm)連装砲2基、単装砲1基 計5門

副砲：4リバイス(16cm)単装砲8門

副砲：2リバイス(8cm)単装砲 6門

装甲巡洋艦(重巡洋艦)

主砲：5リバイス(20cm)連装砲3基 計6門

副砲：3リバイス12cm)単装砲 6門

巡洋艦

主砲：4リバイス(16cm)連装砲4基 計8門

副砲：2リバイス(8cm)単装砲 6門

通報艦

主砲：3リバイス(12cm)連装砲2基 4門

施設

軌道エレベーター

日本、オーストラリア、インドなどを中心とした東南アジア諸国が協力して建築。

海上を移動できるようになっている。

軌動エレベーターの各部は建築参加国が進行する宗教に関連した名称がつけられ、

基部と併設の防衛施設はサンサーラ

エレベーター部分はジェイコブズラダー

静止軌道ステーションは浄土

静止軌道ステーション併設の研究、発電施設は高天ヶ原

イスラム教は偶像崇拝の懸念で命名に参加せず。

高天ヶ原で発電した電気は マイクロ波を用いた無線電力供給システムで供給され、電気受信機を設置すればどこでも電気機器が使用可能。

大型艦には電気を受信する機能がついているので、電気が受信可能地域では燃料が無くとも稼働できる