第9話 ギルドについて
ユウキ「ギルドといれば冒険者ギルド! 特防連だろう!?」
リズ「紹介してくれるのは嬉しいけどまた仕事ふやす気ね?!」
ユウキ「(にっこり)」
リズ「ほらぁ! またそう笑うー!」
ユウキ「特殊生命特別防衛連盟、略して特防連。冒険者を管理し、依頼を仲介してたり、冒険者から魔物を買い取ってそれを国立研究所や道具屋、武器・防具屋に流したりする機関だな」
リズ「そうね。私はその特防連の、-八番街-支部、副団長。これでも偉いんだからぁ!」
ユウキ「誰に対して言ってるの……?」
リズ「ばかぁ!」
ユウキ「リズが使い物にならない……だが特防連は冒険者にとってはなくてはならない重要なギルドの一つなのだ……特防連ありがたや……」
ハネズ「待った! 冒険者にとってありがたいギルドは特防連だけじゃないはず! そうだ! 私だ! 武器・防具商業連合!」
バアル「道具屋連盟も忘れないでよね!」
ハルト「バアルお姉ちゃん!」
バアル「ぐはぁあっ?! お。おおお……お姉ちゃんだなんてそんなそんなそんなななななな……」
ユウキ「開幕クリティカルヒットで昇天したぞこいつ」
ハルト「いつも面白いよなぁ……バアルおねえちゃん」
ユウキ「ハルト君もなかなかいい性格になってきたねぇ……」
リズ「あと、縁の下の力持ち、農業組合も忘れないで上げてほしい」
ハルト「それを言うなら、酪農組合、漁業連もでは?」
リズ「そこらへんの組合が、うちにレーションとか食料系下ろしてくれてるからねぇ……。間違っても漁業連に喧嘩売っちゃだめよ? あそこのツナ☆缶は最高だし、漁業連の連中は腕っぷしがやばいから」
ハルト「無暗に喧嘩は売りません。そこまでバーサーカーじゃないよ……」
ユウキ「あ」
ハルト「何?」
ユウキ「魔術師協会もギルドの内か」
リズ「あー……そうかも」
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