第6話 現実世界にはない職業
ハルト「きゅっきゅちゃん牧場の経営者は?」
ユウキ「牧場主だろそれ。現実にあるじゃん。管理してる生き物は兎も角」
ハルト「そうか……」
澪夢「まぁ、有名どころはシスターじゃないですか?」
ユウキ「現実世界にいるじゃん。まぁ、役割は全く違うが」
澪夢「回復魔法のスペシャリストですよ?」
ユウキ「回復魔法じゃないですー。神聖魔法のスペシャリストですー。牧師・司祭とかもその類だな」
ハルト「思ったんだけどさ、プロテスタントとか、カトリックとかこの世界にないじゃん?」
ユウキ「あるぞ」
ハルト「あるの?」
ユウキ「この世界にもキリスト教はあるよ。ご本神もいるしな」
ハルト「マジで?」
ユウキ「マジだけど、あまり公言しないでくれ……ご本神も、分け御霊だし、あまり外に出たくない方だから。で、その神を信仰している本人も分け御霊としているし、その人を崇めている宗教もばっちりある。-一番街-とか-十二番街-とかは結構顕著だぞ。行ったことないだろうけど」
ハルト「あ。転送屋は? ワープポイント管理官」
澪夢「そういう意味では道具屋も現実世界にはいないですよね」
ユウキ「魔導結晶を生成してる業者とか?」
澪夢「賢者とか、拝み屋とかもそうでは?」
ハルト「結構あるんじゃない? 現実世界にない職業。呪医とか」
澪夢「食用人間とか」
ハルト「えっ?!」
澪夢「えっ?」
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