魔法使いの価値観

ユウキ:……(葬送のフリー●ンを視聴中)

澪夢:……(ユウキの隣で煎餅齧ってる)

ユウキ:……あっちの世界の魔物って、下品だな……

ヒノト:……うーん、なんていうか……あれだ。価値観の違い……でいいのかなぁ……こっちの世界じゃ、魔力を駄々洩れにしてるのって……こう、服着ずに街を闊歩してるに等しいからなぁ……なんというか、恥ずかしい?

ユウキ:いかに魔力をロス無く運用できるかが、こっちの価値だからなぁ……いやぁ、世界が違うと価値も変わるねぇ……

澪夢:世界、関係あります? 国、種族、なんだったら時代や地域でも価値観って変わりますよ?

ユウキ:まぁ、それは、そう。いやぁ、でも、俺はフリーレン好きだよ。奥の手はいくつも用意しとくもんだし、みだりに出すもんじゃないしね。魔法使いはかくあるもんだよ。

ヒノト:まぁ、魔力量を推測させないってのは、この世界じゃ基礎中の基礎だもんなぁ

ユウキ:まぁ、こっちの世界は対魔物より、対人の方に重きが置かれてるしね。人間にとって怖いものは人間だよ。

ヒノト:……そんな目で遠くを見ないでほしいなぁ……。

澪夢:まぁ、こっちの魔物はまじで魔物ですしね。魔力偽装とかしなくても倒せるくらいには知能低いですし。どっちかといえば……やっぱり同族を主眼に置きますよね。

ユウキ:どこの世界でも……だよなぁ。っていってもこっちには魔物という仮想敵がいるからねぇ。戦争みたいなもん、ないけどねぇ。

澪夢:どうです? 戦争あったらもっと……発展してますかね? 魔法技術。

ユウキ:澪夢さん? どこの時代でも、技術を発展させるのは戦争だよ?

澪夢:うーん……

ヒノト:リアクションにこっまるぅー。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

#設定厨のための想像会 in パンドラ 浅間 柘榴 @asama_zakuro

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ