乱世に吠えし災厄よ

内容は漢字が多くて、少し抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、よく作り込まれています。

だからこそ、ゆっくりでいいから読み進めて欲しい作品です

皇太子暗殺から、国が変動していく様はさながら圧巻です、重厚に練られた世界観の設定と伏線がはられたストーリーはまさに見事。当時の時代のことをこと細かく描写されていて、知識欲も刺激される作品でした。


かなり本腰の入った作品です。読む方もしっかり腰を据えて読んだほうがいい。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（277文字）

ツイッター改めXのハヅキです。
反応が多くて途中までしか読めていませんが、感想書いておきます。
壮大な世界観とそれに合うお話が読めて、この先どうなっていくのか、どんな結末を迎えるのか。ハッピーエンドになるといいですね。
ありがとうございます。

残念だが、この作品は作者の真摯な姿勢故に読者を選んでしまうだろう。
読めないことが悪いのでは無く、多数が読めない物を出した作者が悪いのでも無い。

重厚で緻密な描写、作中に生きる人々の熱量、希望と絶望に満ちた空気。
作品に浸る事が大前提の叙事詩なのだ、それもほんの一幕目すら満たしていない。

二度･･･若しくは三度、四度と理解しながら文字と火酒を飲り、楽しんでいただきたい。

災厄の皇子に栄光あれ！！

作り込まれた重厚な世界観、そしてそれを裏切らない硬派な文体。
ダークファンタジーとして楽しめる要素が詰まっている小説です。
重いハードカバーで読みたくなるような作品です。おすすめです。

この作品の魅力は何よりもまず、この作り込まれた重厚な世界観だろう。ここにはきちんと世界がある、生きている人々がいる。
これは作者の深い知識と、そして積み上げによる賜物であるだろう。
そしてその世界を彩る文章もまた、世界に相応しいものとなっている。決して押し付けがましくなることはなく、映画かのようにすっと目の前に広げてみせてくれるのだ。

かつてハードカバーの作品をわくわくしながら開いたことはないだろうか。
この作品はきっと、そんな思い出を想起させてくれる。
そんなファンタジーが好きだった記憶はありませんか。

ぜひご一読ください。

重厚な文章と物語を望んでいるあなた。あなたが大好きな物語がここにあります！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（15文字）