Ehre sei dem Fürsten des Unheils.

残念だが、この作品は作者の真摯な姿勢故に読者を選んでしまうだろう。
読めないことが悪いのでは無く、多数が読めない物を出した作者が悪いのでも無い。

重厚で緻密な描写、作中に生きる人々の熱量、希望と絶望に満ちた空気。
作品に浸る事が大前提の叙事詩なのだ、それもほんの一幕目すら満たしていない。

二度・・・若しくは三度、四度と理解しながら文字と火酒を飲り、楽しんでいただきたい。

災厄の皇子に栄光あれ!!

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