命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか

『あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。』

『 ここに集まっているすべての者も、剣や槍がなくても、主が救いをもたらすことを知るだろう。この戦いは主の戦いだ。主は、おまえたちをわれわれの手に渡される。』

副題に記されたとある書籍の一節である。
神は男に力を与え、神の目にはそう映るのだろうが・・・それを行うただの人間だったモノにはどう見えているのだろうか?
この物語はとある騎士を主として描いているが、彼が出会う人間だったモノ達の嫌味なほどの人間らしさは他にもう一つ秘密を秘めているような気がしてならない。
(若しくは聖者と愚者の温度差なのか?)

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拘りがあって大好きですねぇ(o゚▽゚)
副題の聖書の一節は第三者視点(それも一方的な施しを与える側の)なのかな、大体ストーリーを示す感じになってるのが格好良いなと思います。
コレだけ調べるの、結構な手間だったんじゃ無かろうか(;゚ロ゚)
敬服しました。