第34話一般人

政府軍と反政府軍の内乱が目立つが、一般人で結成した軍にもリーダーがいた。


伊東政信。


元オリンピック選手である。


政信は、政府軍と反政府軍の戦いを傍観していた。


どちらかが破れた時に動きだそうと考えていた。


「伊東隊長。わたしたちは動き出さなくて良いのですか?」


と隊長補佐の張本金時は聞いた。


政信は、タバコを吸いながら


「まだまだ。」


と答えた。


「政府軍が、また厄介なモンスターを作り出したようです。」


「そのモンスターは、空と優希よりも強いのか?」


「詳細は分かりませんが反政府軍の工場が焼きつくされた模様です。」


なるほどまさしくモンスターだと政信は呟いた。


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