第13話愛人契約

そして孝は、遥香を圭介の愛人とした。


「お前はラッキーだったな。圭介のお気に入りで。」


遥香は、孝の顔に唾を吐いた。


「この!クソ女が!」


と言って孝は、遥香の顔面を殴った。


圭介が止めに入るまで遥香を殴り続けた。


「お前が従順なメスにするんだ。」


と孝は、圭介の肩を軽く叩いて言った。


「大丈夫?遥香…。」


孝が部屋から出ていくと倒れそうな遥香を支えた。


「愛人?あはは!笑っちゃう。」


遥香は、気でもふれたように笑っていた。


「愛人か…。俺は遥香を守りたい。」


「何?パパにオモチャをもらったつもり?」


「いや…。」


「奥さんと別れたら愛人になっても良いわよ。」


「それは無理だよ…。」


「それならパパのオモチャになるわ。」


「それは大変だよ。親父は、契約書がわりに取引先の社長に君を抱かせたりする。」


「じゃあ、どうするの?」


「答えは一つだよ。パパを殺して俺が社長になる。」


「…。」


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「くだらない。わたしはどっちもお断りだわ。」


「そっか、じゃあ、また子供を産んでもらう。俺のな。」


嫌がる遥香は圭介には美味しいお菓子のようだった。


ここもここも美味しいと


食い散らかす。

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