第14話
気がつけば朝になり
私は一睡もできなかった。
仕方なく学校の準備をするが体が重く
視界が二重にみえる。
肌寒いのか、鳥肌が止まらない。
歩こうとするが真っ直ぐ歩くことが出来ず力が抜ける。
「気持ち悪い、、」
ばたりと音を立て、倒れる私。
完全に風邪た。
「遅れるわよーゆか。」
1階から私を呼ぶお母さんの声が聞こえる。
「ゆか?」
ガチャリと音を立て部屋に入ってきたお母さん。私の様子をみて、尽かさずベットへ運ぶお母さん。
「今日は学校やすみなさい?お母さん今日用事あるから、薬飲んで、治しなさいよ?」
そう言って私の部屋から出ていくお母さん。
私はしばらく眠りについた。
「ゆか?大丈夫か?」
夢の中にまで矢田くん?
私はどれだけ好きなのだろうか。
いっそ夢の中なら
「矢田くん好きだよー」
なんて言いながらぎゅっと矢田くんを抱きしめる私。
暖かくて、がっしりしてて、いい匂い。
本物の矢田くんもこんな感じなんだろーなぁ。
矢田くんに会いたいなぁ。
私はなぜか安心したのか深く深く眠りについた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます