概要
夢破れた全ての志望者へ
夢を諦め、ダラダラと毎日を消化するだけの男、多楽多守一。
彼の目に飛び込んできた一通の広告。
『中途半端な才能を探しています。あなたの諦めてしまった夢、昔得意だったこと、人よりは少し上手だけどプロになるほどではないことなどはありませんか? 我が社ではその『中途半端』の方々を育成し、プロにします』
守一はもう一度自分の夢と向き合う為、入社を決意する。
彼の目に飛び込んできた一通の広告。
『中途半端な才能を探しています。あなたの諦めてしまった夢、昔得意だったこと、人よりは少し上手だけどプロになるほどではないことなどはありませんか? 我が社ではその『中途半端』の方々を育成し、プロにします』
守一はもう一度自分の夢と向き合う為、入社を決意する。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!リアルでロマンで、涙が伝う。書き手には没頭してもらいたい一作。
当たり前なのだが敢えて言いたい。
この作品には、詩一さんがミチミチに詰まっている。
個人の主観ですが、この言い回しにこの表現に理詰めに笑顔にシチュエーション。
全てに『THE・詩一』を感じずにはいられません。
吹く風も、見えた光景も、隣のあの娘も壇上の感極まりも。
葛藤とか、猜疑心とか、いろんなものが混沌とした社会不満。
それらを抱えて作品へ溶け込ませ発するのは、詩一さんならではかと思いました。
後半は思わず背筋がぞくり。
身に覚え、あなたにもありますよ、きっとね。
ワタシもいつか、子頼さんになれるように。
先に詩一さんが行ったら、子頼さんのように声をかけてくださいね。