DOOR

毎日一度は使うドア。
度々思うのが、開けたときに違う場所につながったら？
思いがけない風景が広がっているかも。
思い出したくもないことが手を広げているかも。
そう思うたびに気持ちがざわついたことがあります。
似たような経験、ありませんか？

舞台は古びたアパートの一室で、記憶を失った男が目覚める。部屋の中には、何かを知っているのに「僕は知らない」を繰り返す少年。
少年に従って、男はドアを出る。
そこには、あり得ない風景が広がっていた。

ドアを開ける度に、男は失っていた記憶を取り戻す。
それは、知りたくなかったことを知ることと同義だった…

果たして、男が記憶を取り戻して知った真実とは？　少年は一体何者なのか？すべてを知った男は何を思い、行動するのか？

帰宅して、家のドアの前に立つ19時頃…続きを読む