概要
声の奪われた世界で、その名を呼ぶ者は一人。
井戸の前で目覚めた件暁空也《けんぎょう くうや》は馬のようなものに跨った異形の少女に出会う。
そこは言葉が封じられた世界。声に潜む蟲、業《ぎょう》によって滅びかけた国。
ただ一人声を発することができる空也に、少女は己の名を表す印を結ぶ。
名は聖《ひじり》。紀伊国行脚祓業使、聖。
そこは言葉が封じられた世界。声に潜む蟲、業《ぎょう》によって滅びかけた国。
ただ一人声を発することができる空也に、少女は己の名を表す印を結ぶ。
名は聖《ひじり》。紀伊国行脚祓業使、聖。
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