ゴーストビリーバーズ第二弾。嘘のお話です。自分を護るための嘘、他人のためについた嘘。色々な嘘が絡み合った複雑な事件が、心地よく紐解かれていきます。そして堤くん！この作品でも頑張ってくれました。前作より更に成長した彼ですが、まだまだ未熟。でもきっと、次はもっといい男になって帰ってきてくれるはず……。頑張れ！ヒロインの高瀬さんと津島さんも相変わらず魅力的でなによりです。私が堤くんでも、どちらか一人なんて選べません！そんな優柔不断な美少年の物語、まだ読んでいない方は、ぜひ前作の『幻の呪い姫』からどうぞ。
引き起こったラップ音に絡んで進行します。前作の幻の呪い姫同様幽霊の謎を突き詰めていく中で登場人物それぞれの嘘に対する心情が深く描写されています。この物語にはいい嘘も悪い嘘も世の存在しますが、どちらの嘘をつくにしても結局誰も傷つかないと言う事は極めて難しいものだと考えさせられました。ラストに向けてのハッとしてしまう展開には不意打ちを喰らいました。前作から順番に読了する事をオススメします！
今回の作品は、「嘘」をテーマにした物語。お馴染みの三人が、部活中に聞こえた奇妙な音の追求することから始まりますが、そこから思わぬ人間関係にまで広がっていきます。嘘とは、人を傷つけるのか。それとも人を癒すのか。主人公達が見つけた嘘の在り方を、あなたの目で確かめてみてください。
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